2024/7/8
【東北学院大学多賀城キャンパス用地ってどうなるの?】
【多賀城にも子どもが遊べる屋内遊戯施設の設置を!】
こんにちは。令和6年第2回定例会は6月4日から6月19日まで開催されましたが、6月10日に実施した私の一般質問の主だった内容をピックアップして、シリーズでお伝えします。
まずは、多くの市民の皆さんの関心があるであろう東北学院大学多賀城キャンパス用地の活用と子どもが遊べる屋内遊戯施設の設置について!
【池田質問】
(1)東北学院大学多賀城キャンパス用地への体育館とプールの移転合築に向けた事業者との交渉状況等の進捗について
(2)子育て世帯から猛暑や雨でも子どもが遊べる大規模屋内遊戯施設の整備を求める声があり、移転合築する体育館とプールに、屋内遊戯施設の整備も求めるがどうか
【市長回答】
(1)事業者と施設用地の必要面積及び売却時期などについて複数回話し合いをしている。交渉期限は設けてないが、有利な起債発行が令和8年度中までの着工が条件のため、それまでには、移転合築工事をはじめられるようにする。
(2)新たな大規模施設建設の予定はないが、総合体育館と市民プールの整備が現実となったら子ども達が元気に遊べる施設の利用方法を検討する。
【質問背景】
〇令和5年4月に東北学院大学工学部が多賀城キャンパスから五橋キャンパス(仙台市)に移転となり、多賀城キャンパス用地の利活用が課題である。
〇令和5年8月に学校法人東北学院とミサワホーム株式会社・東北ミサワホーム株式会社株式会社が約11.5haの用地の売買契約を締結し、戸建住宅160戸や分譲マンション200戸の住環境整備に加え、商業施設や医療施設、子育て支援施設、スポーツ施設の整備を計画し、健康増進・賑わい創出・子育て支援、生活利便・防災機能などを兼ね備えた「多世代に魅力的な地域拠点」を整備する予定となっている。(イメージ画像参照※)
〇令和6年3月に改訂された多賀城市公共施設等総合管理計画では、老朽化した体育館とプールについて、小中学校プールの段階的廃止と併せて、市内中央部への移転合築の検討を行うこととなっており、その候補地が東北学院大学多賀城キャンパス用地である。
〇そのため、令和5年12月には多賀城市とミサワホーム株式会社・東北ミサワホーム株式会社が包括連携協定を締結し、市民福祉の向上および地域経済の活性化を図るとともに用地の中心市街地としての魅力創造を図っていることとしている。
〇また、子育て世帯から猛暑や花粉、黄砂など屋外のリスクから身を守りつつ雨でも元気に遊べる屋内遊戯施設の整備を求める声が多くあがっていることから、併せての整備を求めたもの。
【解説】
(1)東北学院大学多賀城キャンパス用地は、市中心部にあり、今後の用地の開発は、本市の行く末を占う一大プロジェクトといっても過言ではありません。本市のシティプロモーションや交流人口増加にもおおいに寄与するものと考えているので、市にはしっかりとした交渉を今後も求めていきます。
(2)新たな大規模屋内遊戯施設の整備を行わない理由について、利府町の「ぺあくる」や白石市の「こじゅうろうキッズランド」などがあることや市内にも鶴ケ谷児童館、西部児童センター、子育てサポートセンター(すくっぴー広場)があることを挙げていました。しかしながら、仙台市や周辺市町村の子育て世帯が山形県の大型無料遊戯施設に遠征している事情も勘案すると宮城県にそういった施設が少ないのは明白な上、現状の本市の子育て支援施設は、施設面積が狭いのもそうですが、すくっぴー広場は未就学児が対象で、小学生の兄弟のいる家庭が利用しづらいこと、児童館は日曜日が休みであることにより、土日に特に小学生が体を動かせる屋内施設がありません。気候変動により、以前と比べ物にならないほど、猛暑の中、子どもが遊べる大規模屋内遊戯施設の整備を今後も求めていきますし、体育館とプールの整備と併せての合築(大型遊具の設置)の可能性は大いにあると考えていますので、引き続き訴えていきたいと思います。
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