2024/1/9
皆様こんにちは。多賀城市議会議員の池田純です。
昨年を振り返ってみるとやはり仕事を辞めて多賀城市議会議員選挙に立候補し、多くの皆様のお力添えをいただき、当選させていただいたことが一番記憶に残っております。
多賀城市出身でもなければ、政治経験もない、そして選挙戦では炎天下の中、選挙カーを使わず友人と2人で自転車に乗り、街頭活動だけでなぜ歴代最多の票でトップ当選できたのか、という質問を多くの方からいただきました。
一応私なりに戦略をもって選挙を戦ったわけですが、これから志のある若い方などが0から選挙に立候補する際に参考になればと思い、ここに私が行ったことを振り返りも兼ねて簡単にメモ書きしたいと思います。
1 立候補するにあたって
令和5年8月27日の選挙に際して、私が活動を始めたのは令和5年4月からです。まずは、「地方選挙必勝の手引き」を購入し、一読。活動内容、スケジュールを固めました。
おおよその活動は地方選挙必勝の手引きに沿って行いましたが、特に私が意識したことは、「選挙とは、自分という商品のマーケティング」ということです。市議会議員選挙は20人ほどが立候補します。その中で、他の方にはない自分の強みを把握し、そこを前面に出す、ということを意識して活動に臨みました。
〇池田純の強みとは?
・多賀城出身でないからこそ、客観的に多賀城市の現状課題を分析できる。
・他の方より若く、また子育て当事者。
・県職員としての行政経験がある。
・選挙制度にある程度精通している。
上記をベースに主要政策を考え、またパンフレットを作成しました。
2 政治活動の内容は
公職選挙法においては、「〇〇に投票して」というような投票依頼が選挙期間中にしかできない一方、選挙期間中は戸別訪問やポスティング等が禁止されており、ほぼ街頭活動や選挙カーでの連呼等の活動しかできません。
そのため、無名の新人である自分を認知してもらうためには選挙期間前に政治活動として地域の皆様への後援会入会依頼や政策チラシのポスティング、駅や交差点などでの辻立ち等を行う必要があります。
〇後援会入会依頼について
主に地域の皆様に訪問して行うわけですが、事前にアポをとるわけではないため、留守の方も多いです。その際には、手書きでチラシをご一読いただきたい旨のメモを挟んでポスティングしていました。
また、幸運だったのは様々な出会いを通じて、私の活動に賛同いただき、多くのお知り合いをご紹介いただけた方が複数人いらっしゃったことでした。私1人だけの活動では、到底広がりはなかったと思います。
そして私が住んでいる地区からここ何年も市議会議員が出ていないことも大きなポイントでした。やはり地元地区で競合することはよくありません。
〇政策チラシ(池田純PRESS)について
1種類ではなく、2種類作成し、6月と8月の2回ほぼ全戸にポスティングしました。
〇辻立ちについて
意識したことは、辻立ちは同じ曜日・時間に同じ場所に立つことです。人は1回ではなく、複数回見ることで記憶として定着します。そのためには、通勤や買い物で来られる市民の方と同じ時間に複数回辻立ちをすることが必要です。
3 選挙運動の内容は
市議会議員の選挙期間は7日間ですが、特に初日はポスター貼りから選挙運動用ビラの証紙(シール)貼り等行うべきことは様々あります。
初日だけはある程度の人が必要になります。逆に2日目以降は、選挙カーを使わなければ候補者入れて2人(+事務所番1人)いれば何とかなります。
〇選挙ポスターについて
選挙ポスターを掲示板に貼る番号は立候補届出順となりますが、基本的には受付となる8時半に全陣営がおり、そこでくじにより抽選して、届出順を決めます。
多賀城市議会議員選挙は20人立候補者がおりましたが、できれば1番か20番のように掲示板の端でポスターが目立つ番号にしたいと考えましたが、抽選にすると真ん中の番号になるかもしれません。
そこで私はあえて9時半ごろに届出をして、20番の番号とすることにしました。デメリットは届出が遅れることにより選挙運動の開始が遅くなることでしたが、それよりも20番のメリットの方が大きいと考えました。
〇選挙はがきについて
市議会議員選挙は2千枚まで送ることができます。通常であれば後援会名簿+選挙管理員会で選挙人名簿を閲覧し、メモした方に発送するのですが、私はメモしている時間がなかったことから、住宅地図を購入し、その中から地元近くにお住いの方の苗字あてにはがきをお送りしました。
苗字だけで名前がないはがきは失礼かなとも思いましたが、かえって名前があるとどうやって住所名前がわかったんだ、という電話もあるようなので、結果的にはよかったんだと思います。
〇選挙運動用ビラについて
市議会議員の選挙は4000枚配ることができますが、街頭演説の場所や新聞折り込み等の方法に限られ、ポスティングすることはできません。
私の場合には、新聞折り込み3500枚、街頭用手持ち500枚を配布しました。
新聞折り込み時期は他の候補者は選挙戦前半だったようですが、私は差別化を図るため、あえて選挙戦最終日にしました。
〇選挙カーを使わないことの反響
選挙カーを使わないことで、多くの方と同じ目線で訴えすることができたんだと思います。一方で自転車だと拡声器の持ち運びが大変でした。
また、多賀城市は約20k㎡とコンパクトな街なので、自転車でも十分回ることができたのも大きかったと思います。
自転車選挙は当然ながら一長一短があるので、有権者年齢層や面積等も勘案して選んでいただければと思います。
〇ネット選挙
SNSはもちろんですが、この選挙ドットコムのサイトを充実させることで、選挙期間中大きなアドバンテージとなりました。有料ですが、選挙には必須のツールかと思います。
4 どれくらいお金がかかったの?
政治活動期間は約100万円(政策チラシ(2枚;ポスティング業者委託含む)、後援会入会チラシ、拡声器、2連のぼり、政治活動用看板、その他もろもろ)、選挙期間は自己負担約10万円(はがき印刷、ビラ折り込み代等)※ビラ、ポスターの印刷は公費負担
参考になれば幸いです。
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