2023/12/6

令和5年9月29日に実施しました私の初めての一般質問の議事録が公開されましたので公開いたします。
【質問要旨】
1 多賀城市議会議員選挙の総括と投票率向上への取組について
(1) 令和5年8月27日に執行された多賀城市議会議員選挙では、過去最低の 41.17%の投票率となった一方、30代の若い候補者が多くの票を得た結果について、26歳で市議会議員となられた深谷市長の感想を伺う。
(2) 多賀城市議会議員選挙の結果について、3年間の深谷市政への評価としてはどのようにとらえているのか伺う。
(3) 多賀城市議会議員選挙における選挙啓発の取組内容と、結果的に過去最低の投票率となった要因についてどのように分析しているか伺う。
(4) 令和5年10月22日に予定されている宮城県議会議員選挙における選挙 啓発の取組内容について伺う。 (5) 投票率の向上については、幼少期からの主権者教育の充実等の息の長い取組が必要かと思うが、市内小中学校児童生徒への主権者教育の内容について伺う。
2 子育てしやすいまちづくりに向けて
(1) 本市内にお住まいの方が出生届を本市に提出する際に、子ども医療費助成や児童手当受給の申請等、通常必要となる申請・届出が数種類あるが、それらの手続きをワンストップで受付すべきだと考えるがどうか。
(2) 本市内にお住まいの方が出生届を本市に提出する際に、対象となる子ども及び保護者あてに市長名の感謝状を市長から渡してはどうか。
(3) 富谷市で実施しているような乳幼児を対象としたおむつを届ける事業を本市でも実施してはどうか。
(4) 先日、他県の保育園において保育園からの出席確認の連絡がなく、園児の親族が送迎車に当該園児を置き去りにして当該園児が亡くなる案件が報道さ れたが、本市保育園及び幼稚園で同様の事態が起きないための対策状況について伺う。
3 多賀城創建1300年に向けたプロモーションと観光施策について
(1) 来年の多賀城創建1300年に向け、歴史ある友好都市(奈良県奈良市、 福岡県太宰府市、山形県天童市)と連携したプロモーションが必要だと思うがいかがか。
(2) 山形県天童市と連携し、人間将棋を本市で実施してはいかがか。
(3) 多賀城創建1301年以降を見据え、本市の歴史資源を観光資源として、 県や周辺市町と連携し、教育旅行の誘致を図っていくべきだと考えるがいかがか。
(4) 本市の観光振興のためには、多賀城南門等の多賀城跡周辺に休憩スペース及び物産店等の整備が必要と思うがいかがか。
(5) 本年度から市内小学校6年生を対象に、多賀城の歴史を学ぶ授業として 「多賀城学」を開催しているが、その内容と成果について伺う。また、「多賀城学」を転入者等の多賀城の歴史をあまり知らない市民に向けて定期的に開催すべきと考えるがいかがか。
4東北学院大学多賀城キャンパス跡地の再開発について
仙台市に今春移転した東北学院大多賀城キャンパスの跡地について、大学を運営する学校法人東北学院が住宅メーカー大手ミサワホーム、子会社の東北ミ サワホームに売却し、住宅や商業施設などを組み合わせた一体的なまちづくり が進められる方針、との報道が出たが、以下質問する。 (1) 本市が現時点で把握している大学跡地の再開発の内容について伺う。
(2) 本市で今後連携協定を締結し、まちづくりを協働で進める意向との報道もあ ったが、連携協定の内容や今後の協議スケジュールについて伺う。
(3) 大学跡地の再開発について、改訂中の多賀城市都市計画マスタープランにど のように反映するかについて伺う。
【議事録】
◯3番(池田 純議員) 皆さん、こんにちは。多賀城の未来を照らす会の池田純でございます。
議長のお許しをいただきましたので、一般質問のトリといたしまして、大綱4点、質問させていただきます。
まず大綱1点目、多賀城市議会議員選挙の総括と投票率向上への取組について伺います。
先月8月27日に執行されました多賀城市議会議員選挙では、投票率が市議会議員選挙史上最低の41.17%となりました。一方で、30代の私と大内議員の2人で投票総数の約4分の1の得票を得るなど、若い候補者が多くの得票を得る結果となりました。特に、私がここまでの得票をいただけたことは、私も含めほとんどの方が予想されていなかったものと思われ、私自身も多くの方から御期待をいただいていることに改めて身の引き締まる思いでございます。
深谷市長におきましては、26歳で市議会議員選挙に初挑戦され、その後、県議会議員選挙、市長選挙といずれもトップ当選を重ねられており、まさに選挙の申し子だと思っておりますけれども、今回の市議会議員選挙の結果について、市長の率直な感想を伺います。
また、市議会は、市長と共に二元代表制の一翼を担う存在でありますが、市議会議員選挙の結果につきまして、3年間の深谷市政の評価という点についてはどのようにお考えでいらっしゃるのか伺います。
私は、選挙は民主主義の一丁目一番地と捉えております。政治家は、一部の代表としてではなく、全ての市民のために政治を行う存在ですが、一部の方だけが投票に行く状況ですと特定の政党や団体の支援を受ける方が当選し、結果として多くの市民の声が届かないという状況に陥るおそれがあります。
近年の選挙では全国的に低投票率の傾向がございますが、今回の市議会議員選挙の低投票率については、私も含め議員一人一人の責任も大きいものと認識しております。
一方で、公職選挙法第6条には「市町村の選挙管理委員会は、選挙が公明かつ適正に行われるように、常にあらゆる機会を通じて選挙人の政治常識の向上に努めるとともに、特に選挙に際しては、投票の方法、選挙違反その他選挙に関し必要と認める事項を選挙人に周知させなければならない」と規定されております。
本市でどのような選挙啓発の取組が行われたのか。また、結果として過去最低の投票率となった要因についてどのように分析されているのか、選挙管理委員会の御所見を伺います。あわせまして、来月10月22日に投・開票の宮城県議会議員選挙における選挙啓発の取組について伺います。
一方で、投票率の向上については、選挙時の啓発だけではなく、幼少期からの主権者教育の充実等の息の長い取組が非常に重要だと考えております。
文部科学省では、主権者教育の目的を単に政治の仕組みについて必要な知識を習得させるのみならず、主権者として、社会の中で自立し、他者と連携、協働しながら、社会を生き抜く力や地域の課題解決を社会の構成員の1人として主体的に担う力を発達の段階に応じて身につけさせるものとしております。
そこで、本市における小中学校児童・生徒への主権者教育の内容について伺います。
大綱2点目、子育てしやすいまちづくりについて伺います。
私も5歳と1歳の子供を持つ父親でございまして、子育て施策というものを訴えて選挙戦を戦ってまいりましたし、子育て世代の方からも多くの御声援や御意見をいただきました。その中で「多賀城市は、ほかの市町村に比べて子育て支援をしていないよね」という意見をいただくことも多かったです。私自身は、本市は「すくっぴーひろば」での取組など充実しておりますし、様々施策を打っていただいて、子育てしやすい環境だと思っておりますが、一方で、子育て世代の方からしてみますと、市独自の政策が少ないことと、市との接点が少なく、市の取組が見えづらいのかなと思っているところでもございます。
今回は、時間も限られますことから、乳幼児に対する取組に絞らせていただきますが、昨年、私の下の子が生まれたときに、私が市役所に伺って出生届を出させていただきました。その際に、出生届を出した後、医療費助成の手続を別の窓口に行かされ、次に児童手当の手続を別の窓口に行かされという経験をしたわけでございますけれども、通常、必要となる手続であるのであれば、これらの手続を1つの窓口でできるのではないかと思ったわけでございます。
出生届というのは子供が生まれて一番最初に役所と接点を持つ機会でございますので、チルドレンファーストを掲げる本市であれば、本市内にお住まいの方が出生届を本市に提出する際に、子ども医療費助成や児童手当受給の申請など通常必要となる申請、届出の手続をワンストップで受付すべきだと考えますが、御所見を伺います。
また、出生届等の手続は通常30分ほどかかるものと認識しておりますが、その間に、対象となる子供及び保護者宛てに市長名の感謝状を市長から頂けると受け取った方も記念になりますし、チルドレンファーストという姿勢が形になるかと思いますが、いかがでしょうか、伺います。
また、乳幼児の支援につきましては、市から家庭への定期的な接点を持つことにより、家庭の安心感につながりますし、文字どおりの伴走型の支援となるのではないかと思っております。その意味で、大場議員からも昨日御質問があったように、子育て先進地である兵庫県明石市等が実施し、昨年からは富谷市でも実施している乳幼児を対象としたおむつを御家庭に届ける事業を本市でも実施してはいかがでしょうか、伺います。
子育てしやすいまちづくりのためには、子供の安心安全が担保されることが大前提です。先日、他県の保育園において、保育園からの出席確認の連絡がなく、園児の親族が送迎車に当該園児を置き去りにして、当該園児が亡くなるという案件がございました。もちろん保護者が子供を車から降ろしたかどうかの確認というのが一番ですけれども、保育園や幼稚園としても登園の確認、それをしっかりとやっていただくというのが大事だと思ってございます。
本市において、同様の事態が起こらないための対策状況について伺います。
大綱3点目、多賀城創建1300年に向けたプロモーションと観光施策について伺います。
来年の多賀城創建1300年に向けまして、本市でも様々な取組を加速させていただいているものと認識してございますけれども、多賀城創建1300年記念事業の基本理念である「過去に学び、今を見つめ、未来を創造する、つなぐ、つなげる、1300年」の下、東北の発展の礎となる多種多様な文化プログラムを展開し、宮城、東北の唯一無二の価値の創造と地域活力の一層の向上を目指していくためには、多くの皆様の御協力が必要だと思っております。
その意味で、本市の歴史ある友好都市である奈良県奈良市、福岡県太宰府市、山形県天童市と連携したプロモーションが必要だと思いますが、御所見を伺います。
本市の友好都市の中でも、隣県、山形県の天童市は地理的にも近く、本市とのつながりについては、戦国時代に当時の天童を治めていた10代城主天童頼久が合戦に敗れ、家臣たちと現在の多賀城市八幡地区へと移り住み、その後、天童氏は伊達政宗に厚遇され、多賀城一帯で最大の家臣になって以来の歴史的つながりがあるわけです。
また、天童市は、皆様御存じのとおり、日本一の将棋駒の産地であり、毎年4月に開催される天童桜まつりの人間将棋には多くの方が来場されております。本年3月に行われた多賀城市長杯交流将棋大会で優秀な成績を収め、駒武者の権利を頂いた本市在住のお二人が4月の人間将棋に駒武者として出場されました。
私も実は5年前に本市で行われた将棋大会で優勝させていただいて、その特典として私自身も人間将棋で駒として参加させていただいたこともございます。
ぜひ天童市と連携して、来年、1300年の一大イベントとして人間将棋を本市で実施できないでしょうか、伺います。
また、多賀城創建1300年記念事業についても、一過性のものではなく、再来年の創建1301年以降の本市のプロモーションに向けた契機にしていただきたいと思っております。そのためには、当市の歴史資源を観光資源として、東北歴史博物館が立地し、かつ仙台市と松島町の中間に位置する当市の特性を生かし、県や周辺市町と連携し、教育旅行の誘致を図っていくべきだと考えますが、御所見を伺います。
あわせて、本市の観光振興のためには、ただ来てもらうだけではなく、いかにお金を当市に落としてもらうかという視点が大事だと考えております。そのためには、南門等の多賀城跡周辺に休憩スペース及び物産店等の整備が必要だと考えますが、御所見を伺います。
一方で、多賀城創建1300年に向けて、市民の皆様の盛り上がりに欠けているのではないかとも考えてございます。多賀城市にお住まいの方もしっかりと多賀城の歴史を知ってもらい、また一緒に1300年に向けた機運の醸成を図っていくべきです。
本市では、本年度から市内の小学校6年生を対象に、多賀城の歴史を学ぶ授業として「多賀城学」が開催されておりますけれども、その内容と成果について伺います。また、多賀城学を転入者等の多賀城の歴史をあまり知らない市民に向けて定期的に開催すべきと考えますが、御所見を伺います。
最後に、大綱4点目、東北学院大学多賀城キャンパス跡地の再開発について伺います。
東北学院大学多賀城キャンパスにつきましては、この春、仙台市の五橋キャンパスに移転し、工学部の学生約1,600人が多賀城市からいなくなり、市立図書館の来館者が減るなど、当市に大きな影響が及んでおります。地元町内会の皆様はもちろんのこと、多くの皆様が多賀城キャンパス跡地の利活用について関心を示している現状でございます。
先月8月5日の河北新報では、キャンパスの跡地については、大学を運営する大学法人東北学院が住宅メーカー大手ミサワホームと子会社の東北ミサワホームに売却し、住宅や商業施設などを組み合せた一体的なまちづくりが進められる方針との記事がありましたが、その内容に基づき、3点質問させていただきます。
1点目ですけれども、本市が現時点で把握している大学跡地の再開発の内容について伺います。
2点目ですが、今後、本市が連携協定を締結し、まちづくりを協働で進める意向との報道もございましたが、連携協定の内容や今後の協議スケジュールについて伺います。
最後に、大学跡地の再開発について、現在改定中の多賀城市都市計画マスタープランにどのように反映していくかについて伺います。
以上、大綱4点についてお伺いいたしました。
結びとなりますが、今回初めての一般質問で多くの質問をさせていただきましたが、当局の皆様には、限られた時間で論争するため、可能な限り簡潔かつ明瞭にお答えいただきますよう、また前向きに御答弁いただきますようお願い申し上げまして、1回目の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。
◯市長(深谷晃祐) 池田議員の御質問にお答えします。
1問目の御質問のうち3点目と4点目は選挙管理委員会事務局長から、1問目の5点目と3問目の5点目の御質問は教育長から、それ以外の御質問は私からお答えしますので、よろしくお願いします。
まず、1問目の御質問のうち1点目の多賀城市議会議員選挙の結果については、議員からの御質問にもありましたとおり、令和5年8月27日に執行された多賀城市議会議員選挙では投票率は41.17%となり、平成27年8月30日に執行されました多賀城市議会議員選挙の投票率43.91%と比較しますと2.74ポイントの減で、投票率は過去最低となりました。今回の投票率が過去最低となったことは残念であり、投票率向上に向けて選挙啓発の取組が必要であると考えております。
また、30代の2名の候補者が得票数で1位と2位となり、多くの票を得た結果となりましたが、これは有権者の若い方への期待感が大きかったのではないかと思います。
一方で、議会は各世代がバランスよくそろっていることが望ましい形であると考えておりますので、私が初当選させていただいた平成19年当時、そして現在の多賀城市議会はともにすばらしい世代構成であると考えております。
次に、2点目の市政への評価については、私自身の市政運営の評価は市長選挙でしか計り知ることができないと考えておりますので、市議会議員選挙の結果を受けて、市長としての3年間を評価するものではないと考えております。
次に、2問目の御質問のうち1点目の出生届提出時のワンストップでの手続については、池田議員の御質問にもあるとおり、お子さんの出生時には幾つかの手続が必要となりますが、極力、手続がスムーズに進むよう必要な窓口を近くに配置し、関係部署で連携を図りながら受付を行っているところです。
今後も、より迅速かつ適正な処理を進めるとともに、池田議員から御提案のあった方策についても、どういった対応ができるのか調査研究し、来庁して届出をする皆様の利便性向上を図ってまいります。
なお、現在も幾つかの手続がマイナポータルや、みやぎ電子申請サービスによる電子申請が可能となっておりますが、窓口手続については、多賀城市ICT利活用方針において「書かなくてもよい、待たなくてもよい、行かなくてもよい」といったデジタルファースト環境の構築を目指すこととしておりますので、子育て関係の手続に限らず、市民の皆様の利便性向上に向けた研究を進めてまいります。
次に、2点目の出生届を提出された方への感謝状については、出生届を提出された方に市長名の感謝状をお渡しすることで、子育てしやすいまちづくりに向けて、出生という慶事を市として応援するための御提案をいただいたものと認識しております。
本市においては、花いっぱいプロジェクトの取組と併せ、私の就任時から、住民か否かを問わず、出生届や婚姻届を提出された方にお祝いのメッセージを添付した花の種をお渡ししており、市として出生などの慶事をお祝いする取組を既に実施をしてございます。また、市制施行50周年記念事業におきましては、令和3年7月から令和4年3月までに出生届を提出された方に、新たな御家族が増えた記念として命名紙をお渡しすることや、婚姻届を提出された方にお二人の新たな門出のお祝いとして結婚記念証を発行しておりました。加えて、平成29年第3回定例会の一般質問において、齋藤議員から、本市オリジナルの出生届や婚姻届の作成、記念撮影用のパネル設置についての御質問をいただき、オリジナルの婚姻届につきましては平成30年6月から配付を開始しており、オリジナルの出生届や記念撮影用のパネル設置につきましては他自治体の事例を参考にしながら実施に向けて前向きに検討しているところです。
出生届を提出された住民へ感謝状を市長から渡してはどうかとの御提案ですが、令和4年の住民基本台帳における本市の出生者数が465人、出生率が7.48パーミルで、県内での出生率の順位は第1位となっており、出生届が日々提出される状況であることや、出生届は全国の市区町村で受付可能であるため、住民が出生届を本市以外に提出する場合や住民以外が出生届を本市に提出する場合があることから、本市として出生などの慶事をお祝いする取組については既に実施している内容を今後も継続してまいります。
次に、3点目のおむつを届ける事業についてですが、富谷市で実施している事業は、ゼロ歳児のいる家庭に年4回無償でおむつを届けることにより、乳幼児と保護者の見守りを行う乳幼児見守りおむつ等お届け便という子育て支援サービスであると伺っております。
昨日、大場議員からの御質問に回答したとおり、本市では現在出産・子育て応援事業として、妊娠期から出産子育てまで一貫して身近で相談に応じることにより、必要な支援につなぐ伴走型の相談支援を実施しているほか、各種手当の給付など、子育ての経済的負担軽減も併せて行っていることから、おむつを届ける事業を実施する予定はありません。
今後も、妊娠、出産、子育てにおける切れ目のない支援体制の充実を図ることにより、安心して暮らせるまちづくりに努めてまいります。
次に、4点目の子供の送迎車への置き去りを防ぐための対策についてですが、昨年来、施設の送迎用バスや保育所を利用する保護者の車に置き去りにされた子供が亡くなるという大変痛ましい事案が複数発生しておりました。
先日、岡山県において発生した事案を受け、こども家庭庁から9月11日付で「子供の欠席連絡等の出欠状況に関する情報については、バスによる送迎を行う子供かどうかにかかわらず、保護者への速やかな確認を徹底することを改めて各施設に周知徹底するように」との通知を受けたことから、市内教育・保育施設等の施設長に対し再度周知を行ったところです。
また、保護者等の送迎に伴う事故の未然防止を図るため、令和5年第2回定例会補正予算におきまして、市内教育・保育施設等に対し登園・降園管理を支援する専用システムの導入を補助するための予算を計上させていただいており、補助金交付へ向けて準備を進めているところです。
本市といたしましては、子供の安全を最優先とする考え方に基づき、保護者による欠席連絡の徹底を各教育・保育施設に働きかけるとともに、保護者からの欠席連絡や施設による出欠状況確認を容易に行えるようなシステムの導入を推進することにより、子供の安全対策を支援してまいります。
次に、3問目の御質問のうち1点目の友好都市と連携したプロモーションについては、大内議員の御質問で回答したとおり、友好都市の奈良市、太宰府市、天童市に多賀城創建1300年記念事業の特別協力団体として参画いただけることとなり、それぞれの各種イベントの情報発信や参加の呼びかけ、本市に来訪していただくツアーの構築などの検討を進めていただいております。
次に、2点目の天童市と連携し、人間将棋を本市で実施してはとの御提案については、本市の市民活動団体と天童市との連携が進み、子供たちが将棋に親しむことができる機会の充実が図られ、その結果、多賀城市内で開催された市民活動団体主催の将棋大会ではその入賞者が天童桜まつり人間将棋の駒武者として参加するなどの広がりも見られるようになりました。こうした市民活動団体主体の取組がさらに発展していけるよう引き続きしっかりとサポートしてまいります。
なお、御提案いただいた本市の人間将棋の開催については、現在、市が主催する考えはございません。人間将棋は、全国の将棋駒の産業の約9割以上を占めていることを背景に昭和31年から天童市の一大イベントとして長年開催され、今では全国から多くの観覧者が足を運ぶ、天童市ならではの恒例行事となっております。こうした歴史と伝統ある文化に培われた行事であるからこそ、多くの人々が魅了されるということに改めて敬意を表するとともに、天童市と友好都市の関係を結ぶ多賀城市としましては、今後も多くの多賀城市民が天童市を訪れ、その歴史文化に触れるという市民交流がなお一層促進されることが何より重要であると考えております。
次に、3点目の教育旅行の誘致については、多賀城創建1301年以降の未来に向け、特に若い世代に多賀城市を知っていただく手段として効果的だと考えています。
東北の歴史、文化と防災・減災に関する内容を一括して学べるのは本市の強みであり、昨年12月に宮城県が開催した教育旅行セミナーに本市が出席し、歴史、文化や震災伝承の取組についてプレゼンテーションを行った際には、貞観津波と多賀城の関係や都市型津波等に関して、参加していた学校の先生方に興味を持っていただくことができました。
実際には本市単独で旅行が完結するものではありませんので、周辺自治体や関係機関とお互いの強みを生かしながら連携して誘致を進めることが必要だと思っております。本年4月に、JR東日本が中心となって、旅行事業者、輸送事業者、国、地方自治体等の連携で東北への教育旅行の誘致に取り組む東北復興ツーリズム推進ネットワークが組織され、本市も加入をいたしましたので、このネットワークを活用しながら研究し、その成果を内外に広くアピールできるよう取り組んでまいります。
次に、4点目の多賀城南門等の多賀城跡周辺に休憩スペース及び物産展等の整備についてお答えをします。
このことについては、阿部議員の一般質問の中でも回答しましたが、現在、多賀城南門を核とし、その南側に位置する中央公園の整備を併せて進めておりますが、私自身も多賀城創建1300年記念事業を迎えるに当たり、多賀城南門の周辺には休憩スペースや物産展等の整備が必要であると考えております。
令和4年度には、あやめ園の南側、多目的芝生広場の整備が完了し、南門と一体となった公園の活用、魅力向上による交流人口の創出、市民、来訪者へのサービス向上に寄与する憩いの場としてあずまややベンチ等の整備も行いました。多賀城創建1300年記念事業の際には、これまで整備した公園広場を有効活用し、あやめ園南側の多目的芝生広場等を仮設店舗の設置場所として、観光振興や来訪者のおもてなしに努めてまいります。
また、阿部議員の御質問に回答したとおり、現在中央公園第3工区のPark-PFI制度を活用した整備に向け準備を進めているところでありますが、民間事業者ならではのノウハウを生かした優れた提案をいただきながら、来訪者へのサービス向上につながる施設の設置に向け、取組を進めてまいります。
次に、4問目の東北学院大学多賀城キャンパス跡地の再開発についての御質問のうち、1点目の現在把握している再開発の内容については、報道にあったとおり、住宅メーカーのミサワホーム株式会社及び東北ミサワホーム株式会社が学校法人東北学院と売買契約を締結し、住宅や商業施設を組み合せた一体的な開発を進める方針であることを承知しております。
その開発構想でございますが、現時点では一戸建て住宅や分譲マンション、スーパーやカフェなどの商業施設、保育施設やクリニックなどの医療施設、フィットネスなどのスポーツ施設を想定し、目下、多世代に魅力的な地域の拠点とするべく計画づくりが進められているものと承知をしております。
なお、より具体的な開発計画については、開発事業者であるミサワホーム及び東北ミサワホームからの提示はございません。
次に、2点目の連携協定と今後の協議スケジュールについては、土地の売買契約を締結した旨の連絡をいただいた際に、私から、連携協定を締結し、多賀城市の将来都市像である「日々のよろこびふくらむまち」の実現を目指してまちづくりを協働で進めさせていただきたいと提案し、相手方からも連携協定について前向きな回答をいただきましたので、現在その内容や締結時期について協議を進めているところです。
次に、3点目の策定中の多賀城市都市計画マスタープランにどのように反映するかについてですが、当該エリアの現在の用途地域は第一種中高層住居専用地域であり、中高層の住宅のほか、500平方メートルまでの一定の店舗などを建てることができる地域となっています。そのような条件である当該エリアは、本市の中心市街地であり、さらには東北随一の文化交流拠点として市内外の多くの方が訪れることを期待する重要なエリアの一角でもありますので、現時点において開発事業者からは具体的な開発計画の提示はございませんが、本市にとって有益な土地利用となるよう検討する必要があると考えております。このため、現在策定を進めている多賀城市都市計画マスタープランには、今後、土地利用が検討されるエリアとして定めていきたいと考えています。
私からは以上です。
◯選挙管理委員会事務局長(伏谷和浩) 池田議員の御質問にお答えいたします。
1問目の御質問のうち3点目の多賀城市議会議員選挙における選挙啓発の取組内容及び4点目の令和5年10月22日に予定されている宮城県議会議員選挙における選挙啓発の取組内容について、一括してお答えいたします。
多賀城市議会議員選挙における選挙啓発の取組内容についてですが、今回の選挙は多賀城市政の行方を左右する身近で重要な選挙であり、市広報誌、ホームページ、データ放送などを活用しながら情報発信するとともに、若年層に向けてはSNS、QRコードの活用や多賀城高等学校への協力依頼による校内放送の実施など、選挙の関心が高まるよう強く投票を呼びかけました。また、多賀城市明るい選挙推進協議会や大学生が運営するNPO法人と連携協力しながら、市内のショッピングセンター、市役所周辺、多賀城駅前などでの啓発活動を積極的に行いました。
これらの啓発は、宮城県議会議員選挙においても関係機関と連携を図りながら引き続き効果的に取り組んでまいります。
次に、1問目の御質問のうち3点目の多賀城市議会議員選挙が結果的に過去最低の投票率となった要因についてどのように分析しているかについてお答えいたします。
多賀城市議会議員選挙の年齢別の投票率は、19歳以下が34.51%、20歳から24歳までが25.66%、25歳から29歳までが25.78%、30歳から34歳までが35.78%と、全体の41.17%を大幅に下回っており、若年層を中心とした投票率の低下傾向が続いております。また、猛暑の中での選挙であったことも少なからず投票行動にも影響したものと考えております。
若年層の選挙は、政治への関心、投票率向上につなげていくことは長年の課題であり、今回の結果を踏まえ、継続的に啓発活動を積み重ね、投票環境の向上対策をはじめ教育機関との連携による主権者教育の充実に努めてまいります。私からは以上です。
◯教育長(麻生川 敦) 池田議員の御質問にお答えします。
1問目の御質問のうち5点目の市内小中学校児童・生徒への主権者教育の内容についてお答えします。
主権者教育は、単に政治の仕組みについて必要な知識を習得させるのみならず、主権者として、社会の中で自立し、他者と連携、協働しながら社会を生き抜く力や、地域課題を社会の構成員の1人として主体的に担う力を発達の段階に応じて身につけるものです。主権者教育を推進する上では、正解が1つに定まらない論争的な課題に対して、児童・生徒が自分の意見を持ちつつ相手を尊重し、異なる意見や対立する意見を整理して議論を交わし、折り合いをつける中で合意形成を図っていく過程が重要になると考えます。
本市では、各教科領域の中で様々な取組を行っておりますが、具体的には、昨年度、本市選挙管理委員会事務局の御協力の下、主権者教育の学識者をお招きし、山王小学校の5年生児童を対象に選挙や投票の大切さを学ぶ出前授業を行いました。出前授業では、動画の中でそれぞれ公約を掲げた候補者2名が擁立され、子供たちは候補者の公約について意見を出し合い、実際に投票を行って当選者を決定いたしました。授業では、実際の議論を体験することで、児童の選挙に対する理解が深まった様子が見られ、異なる意見で議論を交わし、自分の意見を持つことができました。
池田議員がおっしゃるとおり、主権者教育は幼少期からの取組が重要と考えます。そのためには、学校のみならず、家庭や地域と連携を図りながら、今後もよりよい主権者教育を推進してまいりたいと思います。
次に、3問目の5点目、多賀城学の内容と成果についてですが、多賀城学は今年度から実施した授業で、その内容は、多賀城市内の全ての小学校6年生が古代の東北地方の中心として栄えた多賀城の歴史と文化を学習する活動です。2時間授業で、講師は多賀城市埋蔵文化財調査センターの職員が務めました。
この授業の成果ですが、子供たちの学習後の感想に「多賀城の歴史をもっと知りたい」「多賀城にはすごい歴史があることをアピールしたい」など、知らなかったことに触れた驚きと、その驚きを新たな活動に広げていく意欲を感じる感想が多くありました。教員からの事業評価では、指導の内容、また児童の理解度ともによい評価をいただいておりますので、来年度の活動に生かしてまいりたいと思います。
次に、本市の歴史をあまり知らない市民に対するPRについては、議員御指摘のとおり、多賀城学を開催しPRすることも一つの方法ですが、既に埋蔵文化財調査センターでは多賀城の歴史に関する出前講座を申込みがあるたびに開催しているほか、遺跡報告会や歴史講座など様々な普及啓発活動を実施しております。あわせて、文化センターに併設してある埋蔵文化財調査センター展示室では、平安時代の多賀城をテーマにした常設展を通年開催しているほか、定期的に企画展、史料展を開催し、多賀城の歴史について公開しています。また、市と多賀城観光ボランティアガイドの会や多賀城市史跡案内サークルによる多賀城跡などの史跡案内も実施しております。
今後も、このような活動を広く市民の皆様に発信し、多賀城の歴史を御理解いただけるような事業を展開してまいります。
◯3番(池田 純議員) たくさんの質問がありましたけれども、全て御丁寧に、かつ一部前向きに御答弁いただいた事項もありました。ありがとうございました。
再質問、時間も限られるので、絞って質問させていただきますけれども、大綱1点目の多賀城市議会議員選挙の総括について、市長からは、3年間の深谷市政の評価は市長選挙のみで評価されるというお話でございました。
今回の多賀城市議会議員選挙では、新人の議員、私も含めて7名ということで、議会の構成も大きく変わったものと思いますけれども、改めて、残り任期1年となりました深谷市長の残り1年の意気込みをお聞かせいただければと思います。
◯市長(深谷晃祐) 意気込みをお話しさせていただく機会をいただきまして、誠にありがとうございます。
3年間たって、市長という職を預かって、僕が市議会議員のときにそこに座ったのか、大内議員のところに座ったのか記憶にないんですが、どちらかに座っていました。そこから見ていた景色がこちらに変わった瞬間に、全く責任の重さが変わったなというところを実感した3年間でありました。
先ほど中田議員から冷たい市長だと言われましたが、冷たいと言われることも多々あり、ですが、未来を考えて今しっかり決断しなければならないこと、そういったときには厳しい判断もしなければならないということはこれまでも多々ありましたし、これからより厳しい世の中になっていく中で、多賀城市を守り、発展させていくためにはそういった判断が必要になってくるのかなと思っております。
これからも、先ほど選挙は民主主義の一丁目一番地ということで、皆様が背中に背負っているそれぞれの有権者の皆様の一票一票の積み重ねがあるわけでありますので、議員の皆様の一言一言を大切にしながら市政のかじ取りをしていきたいと思っています。
◯3番(池田 純議員) ありがとうございます。私も市長と一緒に多賀城市を前に進めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
市議会議員の投票率の話でございますけれども、最近の選挙ですと市議会議員選挙に限らず期日前投票をする方が増えているかなと、傾向が出ているかなと思ってございます。今回の市議会議員の選挙、どれぐらいの方が期日前投票をされていたのか、もしデータというか、数をお分かりになれば教えていただければと思います。
◯選挙管理委員会事務局長(伏谷和浩) 期日前投票でございますが、8月21日から26日までの間で6,653人です。以上です。
◯3番(池田 純議員) ありがとうございます。
8年前の市議会議員選挙ですと期日前投票5,175人というデータを見せてもらいましたけれども、投票総数が変わっていますので一概に言えませんけれども、期日前投票をされる方が増えているのかなという印象を持ちました。
当市の場合だと期日前投票できるのは市役所、選挙管理委員会か、もしくは母子センターかと思います。特に仕事帰りの方、平日、選挙期間は多いので、仕事帰りの方が市役所に寄る、多賀城駅を利用される方が市役所に寄って投票いただくという機会も大事かと思いますけれども、今回の選挙を見ますと、私も多賀城駅前に結構いましたけれども、多賀城駅前から市役所に実は歩くと二、三分ぐらいで行けるのかなと、私もこれを実は最近知ったんですけれども、私は今までいつもセブン-イレブンの道路を駅から市役所に行っていまして、歩ける道路があるんだ、歩行者用道路があるんだなというのを最近知りましたけれども、駅のところに期日前投票ができる市役所がすぐそこにあるというのと併せて、投票所の入場券がなくても投票できますよというのを併せて、県議会議員の選挙からそういう看板なり設置していただければいいのかなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。
◯議長(森 長一郎) 選挙管理委員会事務局長。
◯選挙管理委員会事務局長(伏谷和浩) 選挙の看板については駅前にも設置させていただきましたけれども、期日前投票の御案内については設置してございませんでした。その代わりということではないんですけれども、まさしく議員おっしゃるとおり、駅からその流れで期日前投票に行っていただくということで、それを狙って、駅前と市役所周辺で、先ほど御説明申し上げましたけれども、駅前で啓発活動をしながら、市役所を通るのであれば、ぜひそちらで、入場券がなくても投票できますのでというアナウンスをして、少しでも投票率が伸びるように頑張ったつもりでございます。以上でございます。
◯3番(池田 純議員) よろしくお願いしたいと思います。
大綱2問目の1点目の窓口の設置については、前向きに御検討いただけると私は捉えましたけれども、今も近くの窓口ということで、確かに医療費助成であったり児童手当であったり1階で全て、出生届も併せて1階で完結するような形になっているかと思いますけれども、庁舎が移転されるということだと思いますが、移転後、今申し上げた窓口は近くになるんでしょうか。
◯市長(深谷晃祐) 企画経営部長から答弁させます。
◯企画経営部長(兼)新型コロナウイルス感染症緊急経済対策調整局長(小野史典) 今御指摘いただいたように、庁舎の改編中でございまして、北庁舎が11月に開庁して、それから西庁舎のリノベーション改修、そしてエントランス棟と言って、東庁舎を解体してエントランスを造ると。そういう段階的な改修とともに組織の引っ越しも段階的に行っていくということになりますので、最終的にグランドレベル1階に窓口の課がそろうのは令和9年となります。最終的に引っ越しが終わって、1階に例えば子育て関係だったり、あるいは市民課国保はグランドレベル1階で、2階に子供関係、福祉関係がそろうので、窓口はそこに全部固まって平面移動ができると、そんな仕組みが令和9年に完成されます。
◯3番(池田 純議員) もしかして令和9年までに暫定的にいろいろ移ったりというのもあるかもしれませんので、そういった際にも窓口近くになるように配慮、今もされているということですので、そういった御配慮はお願いしたいと思います。
時間が限られますので、大綱3点目に移らせていただきますけれども、2点目の人間将棋ですけれども、多賀城市では行わない、天童市独自のということの御答弁もありましたが、市長はそういう思いだということは承知しましたけれども、そういった思いを天童市でも持たれているのか、もしくは天童市、私が申し上げたように歴史的な経緯というのもございますので、毎年やれということを申し上げているつもりはなくて、1300年に合わせて1回限り、ぜひやってみてはどうかという提案でございましたので、そのあたり天童市に確認とかされていらっしゃるのか伺います。
◯市長(深谷晃祐) 私から直接天童市に確認はしてございません。先ほど回答で申し上げたとおり、天童がこれまでつくり上げてきた歴史に敬意を払って、それを質問することもおこがましい話かなという部分で私の中で捉えておりました。
多賀城で将棋はあれかもしれませんが、何かそういったものが、何か新しい取組を民間によってできるようなものがあれば、それはそれでありがたいかなと思っておりますし、我々も万葉衣装がございますので、万葉衣装を着て将棋ラボの皆さんが人間将棋をやっていただいても、多賀城版で、そんな取組もすてきかなと思いますので、どんどんいろいろな取組を応援していきたいなと思っております。
◯3番(池田 純議員) 将棋ラボで様々やられていますけれども、市長杯をやられているとおり、市も共催と言えばいいですか、そういう位置づけでやられているものも出てきたと思いますので、民間の取組というのはありますけれども、もしそういう話が出てきたら、市としても前向きに一緒にやっていただけるといいのかなと思ってございまして、例えば駒武者についても、1300年のサポーターというか、ボランティアの方とかがやっていただけるという、特典とかつければボランティアしてもらう方も多くなるのかなと、アイデアベースではたくさん出てくるんですけれども、時間も足りないので、先に移ります。
大綱4点目の学院大の話をさせていただければと思います。
私、今回の質問、実はここをメインにやりたかったんですけれども、残り10分ということなので、なかなかあれなんですが、改めて、先月8月5日の河北新報の記事を基に私も質問させていただきましたが、この記事の内容について、多賀城市として事実関係に間違いがないのかどうか、市で知り得る範囲で構わないんですが、改めてお願いします。
◯市長(深谷晃祐) 8月5日の河北新報の記事ということでよろしいですか。間違いはございません。
◯3番(池田 純議員) そうしますと、最初に答弁いただいた現時点での再開発の内容については、おっしゃった点は記事に示されている内容なのかなと思いましたけれども、記事を拝見するとミサワホームで学院大学に計画が提示されていて、それを基に認定というか、売買の合意に至ったと認識しています。なので、記事もあったのと、市長が御答弁された計画の内容よりもっと細かい詳細の計画というのが恐らくあるのかなと思ってございますけれども、そういった計画、今後、連携協定のスケジュールというのを前向きにというお話もありましたけれども、そこの協議をするに当たって、そういった詳細の計画を市に示される予定があるのか、示されるとするといつ頃なのか伺います。そちらについてお伺いします。
◯市長(深谷晃祐) 相手方と連携協定、先ほど回答したように、相手方からもミサワホームからも連携協定については前向きな御回答をいただいております。
その中で、我々として示そうと思っている方向については、第六次総合計画で多賀城市のまちづくりの方向性については取決めというか、向かうべき方向がございますので、そのまちづくりに合致しないものがあの場所に出来上がるのも困りますし、我々としてはそういったところを協力関係を結ぶ中でよろしくお願いしますよということをしっかりお伝えをしていきたいなと思っておりました。時期については、まだ回答できる段階にはないところでございます。
◯3番(池田 純議員) ありがとうございます。
記事の中でも、ミサワホームの方、健康増進やにぎわい創出、生活利便性、防災機能などを備えた多世代に魅力的な地域拠点の整備に取り組みたいというお話でありますとか、東北学院大学から示された提案が多賀城市のまちづくりに寄与できる事業計画というようなお話も、記事ベースですけれども、あるようなので、そういったまちづくりに寄与する、そういった内容になるものと思ってございます。
そこでなんですけれども、もちろん今回の跡地については民間事業者が所有している土地ということではあるんですが、今後の内容によってはこういった計画の内容も変わってきたり、もしくは、この相乗効果を高めるために、例えば市の施設であったりとかそういうものがあそこに一緒に立地してくれないかとか、そういう打診も、もしかするとあるのではないかなと思っております。
先ほど中田議員の質問もありましたけれども、公共施設の見直しも進めている中で、例えばプールであったり体育館であったりそういったものの集約とか、そういったものを考えるに当たって、あそこの土地は非常に立地もよく、また市長がおっしゃる縮充という考え方に沿ってもまさに最適な土地という思いも個人的にはあるわけですけれども、いずれにしても、ミサワホームからそういった打診が来るかもしれないというところを踏まえて、あらゆる可能性を想定されて、例えば市の土地を使っていいよとかそういうものも出てきた際には、そういった施設の移転とかについても御検討いただけるのか、仮の話ですけれども、そちらについてお伺いします。
◯市長(深谷晃祐) お答えします。
私としては、ありとあらゆる可能性を排除しないということに尽きるかなと思っております。ただ、一方で、皆さんも選挙期間中に学院大学に、池田議員も何かアンケートのようなものを取っていたりというのを見ていましたが、私もいろいろなところで言われるのは、もともとこの辺に住んでいた方からすると、あまり余計なにぎわいのあるような施設を造ってくれるなという方もたくさんいらっしゃいます。マンションを建てられて、日照権が脅かされるのは嫌だという方もいらっしゃいます。本当に多種多様な、その真逆の方々もたくさんいらっしゃって、にぎわいがある施設が欲しいとかですね。なので、ありとあらゆることを排除せずに、どんなことがあの土地を生かすために必要なことなのかということを第六次総合計画と照らし合わせながら判断をしていきたいということでありますので、質問の回答としては、ありとあらゆるものを排除しないということであります。
◯3番(池田 純議員) そうしますと、今後、協議を進められていくと思いますけれども、そういった選択肢についても、市の側から何かお示しというか、そういうことも言われる可能性というのはあるんでしょうか。
◯市長(深谷晃祐) 交渉事でありますので、先に言ったらお金もセットねということになるのか、いろいろなことがあるので、一概にこちらからどういう提案をするという話についてはなかなか言及しづらいかなと思っておりましたので、御理解ください。
◯3番(池田 純議員) 御事情については理解いたしました。
そこで、このキャンパスの跡地については、公共施設のそういった今のお話であったりいろいろな利活用も含めて、市として、一大プロジェクトではないですけれども、今後、様々な部署が関わってやられていく課題、課題といいますか、案件であろうかと思ってございますけれども、この大学の跡地についての市の担当部署というのは、以前の御答弁だと企画部長がされていたような、そういったものも拝見しましたけれども、今後どうなるんでしょうか。よろしくお願いします。
◯市長(深谷晃祐) まちづくり全般を企画課で担当しておりまして、都市計画課との連携では都市計画課が窓口となってございます。ほかの土地開発などにおいても同様に複数の部署が連携をしながら手続等を進めてございますので、今のところはプロジェクトチーム等についてはまだ考えてはいないんですが、必要とあらばそういったことも必要でしょうし、部を、課をまたいで、どの体制で取り組むのが一番適切なのかというのはその場面場面で判断をしていきたいなと思っております。
◯3番(池田 純議員) ありがとうございます。
部署がまたがると、私も行政職員だったので、往々にしてどっちの担当なんだという縦割りが起きるわけでございまして、そういった意味でも、今後、重要度が増す案件でございますので、市長がおっしゃったプロジェクトチーム等についても御検討いただければいいのかなと思います。
最後ですけれども、この跡地の利活用につきまして、地元の町内会の皆様はもちろんですけれども、多くの市民の皆様が関心を持たれている、そういった事案でございます。
記事では拝見しましたけれども、改めてミサワホームから適時そういった情報公開されるものとは思いますけれども、連携協定をこれから結んで、一緒に前向きに進めていくということですので、そういった跡地の活用についての情報公開、それは市民の皆様が求めていらっしゃることですので、市としてもこういったところに責任を持って、情報公開、また住民の皆様への説明会として今後出てくると思いますが、市として責任を持って行っていただきたいと思いますが、最後に伺います。
◯市長(深谷晃祐) 市民の皆様をはじめ議会の皆様には適宜適切な時期に御説明をさせていただければと、そのタイミングですね、1回とは限らずさせていただければと思いますが、相手があることでありますし、先ほども申し上げましたが、交渉事というところもございますので、その時期についてはいつということの明言は避けさせていただきますが、適時適切な時期を見ながら皆様に御説明をしていきたいと思います。
◯3番(池田 純議員) 適時適切にそういったことを責任を持ってやられていくという前向きな御答弁だと受け止めました。
以上で終わります。ありがとうございます。
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