2024/5/2

産業の哲学をやる。日本が反映する1つは産業がちゃんとするってこと。産業っていうのはどういう要因で起こり、どういう発展をし、どういう問題点が起こり、成功するってのはどういうことなのか。ということを話す。現在の産業はですねえ17世紀のイギリスで発生した産業革命を由に発して、18世紀、19世紀、20世紀の250年。17世紀を少し入れれば、300年。17世紀後半から20世紀の中盤までま第2次世界大戦までが1つの大きな流れだった。
現在、20世紀の中盤から約今70年経ってるんですけども、今からですね大体250年間、つまり合計して300年間は人間の頭脳を解放するという産業革命第2弾の時代が進行中。日本は大きく損をしました。1990年からの30年間、私たちが生活してる時に、例えば今50歳の人は20歳で就職してから50歳まで全く日本の産業が発達しないという中で生活をしてしまった。いろんな原因がある。現在の産業の状態やどんな歴史の中にいるかなどを知識人や指導的な大学の先生が示してこなかった。大学の先生とか政治家とかいわゆる知識人が日本社会が前に向いていくように頭を巡らすのが、活動するのが私たちの社会的任務。
17世紀の中盤から300年間の人間の力(筋肉)が解放される時代。それから、これから300年間。人間の知恵が頭が解放される時代、この2つの非常に歴史的な大きな600年を現在進行中。従って1990年に日本がく間違ったようにそういう歴史的認識が間違って、リサイクルとかなんかダイオキシンとかなんかに浮かれてる間に、すっかりえAmazonだTwitterなんかに取られてしまったけどそれは当然。日本国民が、歴史の中のどこにいるかっていうのを知らず、アメリカ国民が、自分たちは歴史の中のどこにいるということが分かってたというこの知識の差が、これだけ大きな差を作ってしまった。
明治維新になっても大正ぐらいまでは、日本人も本当に辛い生活。それはもちろん1番世界で先進的なヨーロッパも。やはり1800年ぐらいまでは、本当に悲惨な状態。屋外の汲み取り式便所。武田先生の同級生の女の子の手のあかぎれ。武田先生の小学生時代にはチフスがあって、同級生が半年に一人くらい死んでいた。冷蔵庫が無く、魚屋でも氷水に魚が浮いている。もしそこに赤痢菌がいれば、赤痢になる。産業が発展するためには、まずつらい生活をなくしたいと思う強い願望があること。必要なのは技術なんです。だから人々の欲求と技術が2つ重ならないと世の中というのは解消しない。でその解消は大体意外なとこから出てくる。それがこのマクデブルク(トリチェリ)の真空の実験だった。2つの割れたボールをですねペタッとくっついて球を作った。そこから空気を抜く。その当時空気抜くことはもうできた。ペタッと空気抜く。そうすると、ここでペタッとくっついたものがもう人の力で引っ張っても、剥がれないと。なんだこの力はと思ったわけで、これが真空の力の発見。これが蒸気機関の開発につながった。こんなボールをペタッとくっつけただけの真空の力が、16頭建ての馬の力に相当するこれすごいやとなんとかしてこの力を利用すれば自分たちは随分楽になるじゃないかと。これが1640年ぐらいのこと。
マクデブルクの真空の実験というものが、人間がその頃抱えていた非常に大きな望みを達成する、最初のなんっていうか知見だった。知恵だった。ここから産業が始まる。つまり産業というのはこうしたいという強い熱意と、それに応じられる技術この2つが、もちろん他にもあるんですけど(細かく言えばだけど)、この2つが原動力になり、社会が大きく変わっていくということである。
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