2026/6/8
消防団と大垣市の地域防災、このままで大丈夫?―担い手不足の今こそ仕組みを見直す時では
火災や豪雨、地震などの災害が発生したとき、私たちの命や暮らしを守るため、真っ先に現場へ駆けつけてくださる消防団の皆さん。
その存在は、大垣市の地域防災を支える大切な柱であり、市民の安心・安全な暮らしに欠かすことのできない存在です。
先日、大垣市内で開催された地域の消防団を後援する団体の総会に参加しました。消防団の活動や現状についてお話を伺う中で、
改めて強く感じたのが消防団員不足という課題です。
この問題は全国各地で共通していますが、大垣市でも少子高齢化や人口減少、働き方の変化などにより、
これまでと同じ形で消防団を維持することが年々難しくなっています。
消防団員の皆さんは、決して消防団活動だけをしているわけではありません。
普段は会社員、自営業、農業、介護職など、それぞれの仕事を持ちながら活動されています。そして家庭では子育てや介護、
地域活動など、それぞれが多くの役割を担っています。
つまり、
・仕事
・家庭
・消防団活動
この三つを両立しながら地域を支えてくださっているのです。
その負担は決して小さくありません。
消防団の活動というと、火災時の消火活動を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実際には、それだけではありません。
例えば、
・火災や災害時の出動
・消防訓練
・夜警
・火災予防運動
・防災啓発活動
・消防ポンプや資機材の点検
・地域行事への協力
など、多くの役割があります。
どれも地域を守るためには欠かせない活動ですが、団員数が減少する中で役割が変わらなければ、一人ひとりへの負担は増え続けます。
私は、この問題は単純に「消防団員不足」だけではないと感じています。
本当の課題は、「一人に多くの役割が集中していること」ではないでしょうか。
長年続いてきた消防団の仕組みは、多くの先輩方の努力によって築かれた大切なものです。その歴史や伝統は、これからも
受け継いでいくべきだと思います。
一方で、社会は大きく変化しています。
共働き世帯の増加、休日の過ごし方の変化、企業の働き方改革、人口減少など、消防団を取り巻く環境は以前とは大きく異なります。
だからこそ、「昔からこうしてきた」という考え方だけでは、将来にわたって消防団を維持することが難しくなる可能性があります。
これからの大垣市には、「持続可能な消防団」という視点が必要ではないでしょうか。
例えば、活動内容を細分化し、「できることから参加できる仕組み」を整えることも一つの方法です。
毎回すべての活動に参加することが難しい方でも、
・広報活動を担当する人
・資機材点検を担当する人
・防災訓練を支援する人
・災害時のみ活動する人
など、それぞれの得意分野や生活スタイルに合わせて参加できれば、新たな担い手が増える可能性があります。
また、女性や若い世代、定年退職後の元気なシニア世代など、多様な人材が活躍しやすい環境づくりも重要です。
消防団は、団員だけが支えるものではありません。
自主防災組織や自治会、学校、企業などと連携しながら、地域全体で防災力を高めていくことが、これからますます重要になります。
近年は全国各地で大規模な豪雨災害や地震が発生し、防災への関心は高まっています。
だからこそ、「消防団があるから安心」という考え方ではなく、「消防団がこれからも活動を続けられる環境をどうつくるか」という視点で
考える必要があります。
消防団員が安心して活動できる環境は、市民の安心にも直結します。
私は、地域を守る仕組みはこれからも必要不可欠だと考えています。
しかし、その仕組みが時代に合っているかを見直し、必要に応じて改善していくことも同じくらい重要です。
人口減少が進む中でも、防災力を維持し、市民が安心して暮らせる大垣市を次の世代へ引き継ぐためには、今から議論を始めることが
必要ではないでしょうか。
私はこれからも現場の声を大切にしながら、消防団をはじめ、防災に携わる皆さんが活動しやすい環境づくりについて考え、
提案を続けていきたいと思います。
皆さんは、これからの消防団や地域防災は、どのような形が望ましいと思われますか。
ぜひ皆さんのご意見をコメントでお聞かせください。
せおえいじ

#消防団
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#地域防災
#防災
元 技術者・自治会長、現 介護職。
地域の負担を、もっと軽く。
地域の水と暮らしは、地域で守る。
背伸びより、続けられる市政を。
豊かな未来を子どもたちに。
岐阜県大垣市在住
参政党 せおえいじ(瀬尾 英志)
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