2025/8/13
白岡市議会議員 細井藤夫です。
白岡市議会の令和7年第5回(9月)定例会が9月1日から開かれます。
一般質問は2日と3日の予定です。
今回の私の一般質問は、全部で3問を通告しています。
1問目は、PFAS(有機フッ素化合物)の検査についてです。
令和6年9月にも、水道水の検査について質問しています。
PFASの主要2物質(PFOAとPFOS)の検査結果について質問すると同時に、結果の公表を求めました。
その当時は「水質管理目標設定項目」でしたが、環境省が「水質基準」を改正し、令和8年4月から主要2物質を格上げすることになりました。
今回は、その格上げによって水質検査の変更が生じることから、改めてPFASについて問うものです。
水道水質基準について | 環境省 に、水質基準についてわかりやすく書かれています。
下図は同ページからの引用です。

また、前回の質問の際には(私の勉強が足りず…)踏み込まなかった、「自然界のPFAS」について、今回確認をすることとしています。
米国・テキサス工科大学が、農務省のほ場を調べたところ、過去にPFOSを含む農薬を散布したことのある農場でのトウモロコシ等からの検出が認められた、という興味深い報告があります。
Targeted analysis and Total Oxidizable Precursor assay of several insecticides for PFAS - ScienceDirect
いまのところ、検出された農作物が食物として人体に入るリスクについての明確なエピデンスはありませんが、体内蓄積という観点から懸念すべきものと考えています。
白岡市の水道水は、県からの受水8割、本市の地下水2割で混合されていますが、市の水道水の検査結果から、市内の地下水の層へのPFASの浸透はいまのところ認めにくいものと考えています。
農地の土壌に関しては、(私有地である以上)市で全部調べるものではないと考えますので、地下水と土壌の問題については触れないこととします。
このことから、今回は、河川等の水辺環境でのPFAS調査についてのみ、対象として質問します。
【以下、読み原稿予定稿です】
水道水と水辺の環境の、有機フッ素化合物 PFASの検査についてお伺いします。
PFASは、自然分解が極めて困難な「永遠の化学物質」といわれています。
なかでも、ペルフルオロオクタン酸 PFOA と、ペルフルオロオクタンスルホン酸 PFOS の2物質については、体内蓄積による健康被害の危険性が指摘されるなど、近年わが国でも大きな社会問題となっています。
昨年9月の私の一般質問で、「水質管理目標設定項目」に含まれるPFOAとPFOSについて、本市でも適切に検査を行い、水質に問題がないことを確認しているとの答弁をいただきましたが、一年経ちましたことから、直近の検査結果について改めてお伺いいたします。
(質問項目① 直近の水道水へのPFAS検査結果について伺う。)
さて、このPFOAとPFOSについて、環境省が、「水道水の水質基準」見直しを行い、令和8年、来年の4月から新たに「水質基準」に2物質を追加することになりました。
現在、環境省の発表している方針では、PFOAとPFOSについては、概ね3か月に1回以上の検査を義務化するとのことですが、従来行ってこられた年1回から検査回数が大幅に増加するなど、来年度以降の水道水の検査体制を整える必要があると考えます。検査体制について伺います。
(質問項目② 8年4月以降、PFASの主要2物質が「水質基準」に格上げになる。今後の検査体制について伺う。)
本市は隼人堀川、姫宮落川をはじめとする多数の河川、用水路から農業用水を得ています。稲作のほか、梨やイチゴをはじめとする果実、野菜の栽培においても、水は重要です。
また、農業用水の貯水池としての役割を持つ柴山沼では近年ウォーターアクティビティの利用推進を検討する等、水辺環境を親水利用することもあり、市内の水辺環境での検出の有無は、しっかりと関心を持たねばならないと考えます。
そこで、お伺いします。市内の水環境での調査を行って、市内の状況を確認されてはいかがでしょうか。
(質問項目③ 自然界においてもPFASは分解しにくい。市内の水環境での調査について伺う。)
【補足】
質問項目③に対しての、私と市の認識について、補足しておきます。
いまのところ、白岡市内の水辺環境(河川や沼など)でのPFASの調査は行われていません。
しかし、ある程度の信頼性をもって「市内の水辺は安心できる」と考えています。
白岡市内の主要な河川のうち、元荒川を除く河川は、姫宮落川(ひめみやおとしがわ)と、隼人堀川(はやとぼりがわ)の2つの河川に合流して、さらに古利根川に流れます。
古利根川に、上流から姫宮落川、隼人堀川の順に合流した、そのすぐ下流のところに、春日部市の小渕橋(おぶちばし)という橋があり、ここで水を採取してPFASの調査を行っています。
https://maps.app.goo.gl/2M3szNR3JSjqjZjm9
県内河川における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の測定結果 - 埼玉県
小渕橋の数値が基準値内の、低いほうの数値であることから、姫宮落川、隼人堀川について特異的な異常があるとは考えにくく、「市内の水辺は安心できる」とするものです。
ただし、PFAS含有物の不法投棄等、何らかの異常があれば、当然に推移を注視する必要がありますので、その点も含めて、質問として通告しました。
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ホーム>政党・政治家>細井 藤夫 (ホソイ フジオ)>PFAS(有機フッ素化合物)の影響は (令和7年第5回定例会の一般質問 その1)