2026/6/21
会派で南品川にある日本ペイント株式会社を訪問しました。
今回の訪問では、
① 品川区と日本ペイント株式会社の歩み・歴史
② 建築塗料業界の現状と課題(原材料価格高騰・ナフサ供給の影響等)
③ 次世代環境対応塗料(CO₂削減技術)
④ 遮熱塗料による省エネ効果と区の助成制度との連携
についてお話を伺いました。
特に冒頭からナフサを巡る話題で議論が盛り上がりました。
塗料の原料となるナフサは主に海外から輸入されていますが、価格高騰が続いています。一方で、供給が完全に止まっているわけではないものの、メーカーによっては生産や出荷に影響が出ているとのことでした。
その結果、供給可能なメーカーに注文が集中し、出荷調整が行われるケースもあり、現場では製品によっては入手しづらい状況が続いているそうです。
特に小規模な工務店や一人親方の事業者は多くの在庫を抱えることが難しく、資金繰りへの影響も懸念されます。こうした状況を踏まえ、メーカー側も早めの情報提供や丁寧な対応に努めているとのことで、現場への配慮を感じました。
日本ペイント株式会社は品川区に本社を置く歴史ある企業です。創業当時には、白粉(おしろい)による鉛中毒などの社会課題にも向き合い、安全性向上に取り組んできた歴史があります。
現在は環境負荷の低減を目指した塗料の開発に加え、近年の猛暑対策として遮熱塗料の研究・商品化も進めています。塗装を変えることで建物内部の温度上昇を抑え、省エネルギーや熱中症対策につなげる効果について説明を受けました。
現在、区内の工務店からは、塗料だけでなく接着剤や各種建材についても、入荷未定や不規則な入荷が続いており、工事の予定どおりの進行が難しいとの声が多く寄せられています。資材供給の不安定化は事業者の経営だけでなく、区民生活や地域のまちづくりにも影響を及ぼしかねない課題です。
品川区でも、防火対策や熱中症対策、光熱費負担軽減などを目的とした各種助成制度を実施しています。今後も区、企業、工務店、そして現場で働く皆さまと連携しながら、こうした現場の課題を丁寧に把握し、区民の安心・安全な暮らしを支える施策について会派で議論を深めてまいります。
#品川区
#おぎのあやか
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