2025/5/5
こんにちは。兵庫県議会議員・神戸市北区選出の大塚公彦です。
今日は、神戸新聞(5月1日付)でも大きく報じられた「国産SAF(持続可能な航空燃料)」の関西初供給、そして今秋に予定される神戸空港での導入について、最新情報と私の思いをお伝えします。
1.国産SAFとは?
SAF(Sustainable Aviation Fuel)は、使用済み食用油などの廃油を原料にした次世代の航空燃料です。
従来の化石燃料と比べて、製造から利用までのライフサイクル全体でCO₂排出量を最大84%削減できるとされ、航空業界の脱炭素化に向けた切り札として世界中で注目されています。
2.関西国際空港での初供給
2025年4月、日本初の国産SAFが関西国際空港で初めて供給されました。
このSAFは大阪・堺市のコスモ石油堺製油所構内で量産され、日揮ホールディングスやJALなどが連携する「Fry to Fly Project」の一環として、JALの国際線旅客便(関西発上海行き)に搭載されました。
この取り組みは、地元・大阪湾岸地域で生産されたSAFが関空から世界へ飛び立つという、日本の航空業界にとって歴史的な一歩です。
今後は国内外の航空会社やLCCにも供給が広がる見通しです。
3.神戸空港での導入計画
この国産SAFの波は、いよいよ神戸空港にも広がります。
2025年4月、台湾のスターラックス航空が神戸空港の国際チャーター便で国産SAFを導入すると発表しており、2025年10月13日までに使用開始予定です。
神戸は港湾都市として物流インフラが充実しており、原料となる廃食用油の回収や製造・供給のサプライチェーンを構築しやすい強みがあります。
神戸空港の脱炭素化推進計画でも、SAF導入は重要な柱の一つです。
4.兵庫・神戸の地域連携と今後の展望
• 廃食用油の回収ネットワーク拡充
神戸市では、飲食店や学校給食センター、家庭から出る使用済み食用油の回収を進め、SAFの原料調達を支えています。
• SAF関連産業の誘致・雇用創出
県内に製造・分析拠点を呼び込み、地元雇用や技術革新の促進を目指します。
• 行政・企業・大学の連携強化
公民学が一体となり、研究開発やバイオマス燃料・水素燃料への展開も視野に入れています。
5.最後に
今回の関空での初供給、そして神戸空港への導入は、関西から全国へと広がる「脱炭素の波」の象徴です。
まずはスターラックス航空の国際チャーター便から導入が始まりますが、今後はさらに多くの航空会社や便での活用が期待されます。
安心・安全な空の旅を守りながら、次世代へ責任ある社会をつなぐため、県議会でも積極的に後押ししていきます。
大塚公彦(おおつか・きみひこ)
兵庫県議会議員/神戸市北区選出

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>おおつか 公彦 (オオツカ キミヒコ)>関西で初めて国産SAFが実現!神戸空港でも導入へ