2025/3/21
一般質問の動画が公開されました!
↑こちらから過去の動画も含めご覧いただけます。
今回の一般質問の一部抜粋・・
①地場産(国産)食材の使用促進で子どもも農業も元気に!
農地面積の少ない一宮市でも、子どもたちの健康と地域の農業振興のためにも、地場産食材の使用を増やすことが重要だと考え質問しました。
Q学校給食の食材納入に関する産地やロット管理、規格の基準?
→全ての食材は、同一製造日、同一ロットで納品できるものとしております。また、3場ある共同調理場では、同じ献立を異なる日にちに提供しておりますが、食材の発注は3場分まとめて実施しております。なお、入札金額が同じ場合は、市内業者へ発注しております。
Q共同調理場3場分の食材をまとめて発注しているようですが、その理由は?
→個別で購入するよりも安く購入することができるためです。
佐々要望1:納入規模の影響で地元農家が市場に供給しづらくなっている可能性はないでしょうか?地産地消の促進を考えた場合、規模の小さい地元農家でも納入できるような仕組みを整える必要があるのではないかと考えます。
要望2:米粉パンの回数を少しずつでも増やしていただけたらと思います。
Q学校給食における愛知県産食品数の割合?
→2023年度は32.1%、2024年度は28.6%。
要望3:他自治体では、地場産食材を活用した給食の日を毎月実施している例もあります。回数を増やすことをぜひ検討いただけたらと思います。
Q恵那市の地場産物のを納入した方への助成助成金を支給しています。そうした支援で新たに学校給食のために農作物を作ろうというご検討は難しいか?
→現在、当市においては、栽培されている野菜の多くは、既に決まった販路が出来上がっているのが実情でございます。
ご提案につきましては、農家の皆さんの声に耳を傾け、研究してまいりたいと考えております。
要望4:有機給食を実現している常陸大宮では、JAと随意契約にて有機農家さんがJAの集荷場に一括納入したり、慣行農家が有機栽培に移行を呼びかけるために学校給食への市の買取としてお米をJA概算金のキロあたりプラス1万円を上乗せするなどされてます。
ぜひ前向きにご検討を。
②学校給食におけるアレルギー除去食の品目・対応拡大
来年度からアレルギーの申請方法が変わることや、東浅井給食センターが稼働してからの状況。卵アレルギーの息子を持つ母としても気になる質問を。
Qアレルゲン物質の納入基準を教えてください。
また、過去の事例から食品偽装や異物混入のリスクが指摘の中国産食品や、
甲殻類アレルギーなどのリスクも考えられる昆虫食を成分に含むものの取扱いについて、
どのように対応しているのか教えてください。
→アレルゲン物質の落花生・そばを含むもの及び中国産や昆虫食を成分に含むものは、使用しておりません。
要望5:私が議員になった直後にも昆虫食の懸念が寄せられ、納入基準についてお伺いし「使用しない」とご回答いただき、安心したことを覚えています、継続していただき感謝します。今後とも、・・納入基準に明確に示していただくことをお願い申し上げます。
Q2025年度から学校給食のアレルギー対応方針が変更されるとのことで、これまで行っていた個別対応を廃止し、学校給食を提供するかしないかの二者択一とする理由は?
→学校における食物アレルギー事故防止を徹底するため
要望6:私が前に一般質問で提案した「対面給食」も徐々に実施していただき、対面で食事をとることで常に顔がみえ、アレルギーの事故防止にもつながると思っております。
Q東浅井給食センターの対象となる学校数と、アレルギー対応食を利用している児童生徒数
→小学校11校、中学校6校の計17校でございます。また、アレルギー対応食の提供を受けている児童生徒は、2025年2月1日現在、卵は31人、乳は22人
Q今後対象アレルゲンを増やしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
→相談しながら、順次、除去するアレルゲンを増やしていきたいと考えております。
要望7:アレルギーの中でも、小麦は対象者が多く、給食の使用頻度も高いと伺っています。・・対象者の多いアレルゲンから優先的に対応を進めていただきたいと思います。
③環境にも健康にも、より良い”給食の質”の向上
私は学校給食は子どもたちの健康と成長に大きく影響を与えるため、その質の向上が重要だと考えてます。
しいては、環境にも影響します。
Q学校給食で使用されるカット野菜、冷凍カット野菜、冷凍食品の具体的な品目と使用割合について、お聞かせください。
→カット野菜は、さといも、れんこん、ごぼうなどでございます。
冷凍カット野菜は、ほうれん草、さやいんげん、ブロッコリー、しめじなどでございます。
また、冷凍食品は、コロッケ、ハンバーグ、ミンチカツ、いか短冊、冷凍豆腐などでございます。
使用割合につきましては、献立に使用する食材にもよりますが、それぞれ1週間あたり3回程度使用しております。
Qカット野菜や冷凍食品の使用を減らすことは検討されていますか?
→時間が限られており・・そのため、量の確保や価格、調理時間などを考え、必要に応じてカット野菜や冷凍食品などを活用し、安定した給食の提供を行いたいと考えております。
要望8:「新座市学校給食物資規格書」に国産を使用、加工品を基本的に使用しない、地産地消推進として市内野菜を積極的使用と基準も設けております。ぜひ一宮市でも!
Q出汁について、どのように取られているのか、また、どれくらいの頻度で使用
→カツオ節や煮干しなどを不織布に入れ、出汁を・・毎月、「だしを味わう日」を1日設けまして出汁をとって調理しております。
要望9:出汁を味わえる”和食の日”を増やしていただけたらと思います。
要望10:子どもたちの健康のためにも、より自然に近い塩の活用をお願いしたいと考えます。
Q調味料の添加物を極力少なくし、自然由来のものを積極的に活用することを検討いただけないでしょうか?
→人工添加物が含まれているものは控えております。今後も、引き続き控えるようにしていきたいと考えております。
要望11:給食の無償化が全国的に進む中、この物価高騰により、無償化をすると限度額が見えてきてしまい、時代の情勢によっては質の低下が懸念されると考えます。
全国では、質の向上の行政補助を行っているところが32%もあり特別栽培米や有機米への補助や慣行栽培との差額の補助、地産地消食材への補助など、ぜひ一宮市でも。
要望12:農地を守るという目線で、今、一宮市では「登録農薬の適正使用で「安全、安心な農産物づくり」をしていただいております。全国では農薬の使用を条例などで制限をし、環境にやさしい農業や食の取り組みをされている自治体もありますのでぜひご検討頂きたいです。
今回は私が運営メンバーとしても活動しております「日本の食と子供を守る給食プロジェクト」の全国調査結果もいくつか活用させていただきました。
その結果の詳細はこちらになります。
https://sanseito.jp/kyushoku_project/survey/
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