2026/5/20
江東区には、子育て世帯の悩み相談や一時預かりなどを行う子ども家庭支援センター「みずべ」という施設がある。今回初めて現地を訪れ、現状や課題を取材した。
みずべには、子育て世帯の悩み相談を受けるほか、1日3時間以内で子どもを預かる「リフレッシュひととき保育」(1時間500円)などの機能がある。
区内のみずべは8カ所あるが、まず訪れたのは「東陽みずべ」。1階の入り口近くに二重扉があり、その奥に子どもの預かり施設があった。場所によって預かれる人数は異なるが、東陽では1日最大16人を預かれるという。区の委託職員のほか、有償ボランティアが1対1に近い割合で子どもを見てくれるため安心だ。
別の階には、区内の保育園や幼稚園の口コミなどの情報が書かれた掲示板があった。同じ子育て世代が情報を書くコーナーもあり、中には自宅で簡単に作れるレシピ情報を共有する内容もあった。単なる行政情報だけでない魅力が垣間見えた。
次に訪れた「住吉みずべ」は施設完成が4年前と新しい。館内には小中学生らがバスケや卓球などをして遊べるスポーツ施設などもあるが、特に充実しているのが絵本だ。数万冊用意されていて、絵本の読み語りも行われていた。
区の担当課によると、みずべには8カ所それぞれの特徴と良さがあるという。住んでいる地域に限らず利用できるため施設を見てお気に入りの施設を見つけるのもいいかもしれない。
区は、みずべの機能強化にも取り組んでいる。これまで子どものおむつは保護者の持ち帰りだったが、昨年から各施設におむつを圧縮する機械を導入することで、施設で処理ができるようになった。
一方で、一時預かりの人気が高く、需要に答えられていない課題もある。区によると、年間応募件数が約2万3000件に対し、利用件数は約1万7000件にとどまる。今後は、富岡地区と潮見地区に新たなみずべを増やす方針という。特に湾岸地域のニーズは高く、今後の課題になりそうだ。

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イカワ リョウタロウ/35歳/男
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