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深作 祐衣 ブログ

【R7年度みどり環境局決算審査】公園プールの暑さ対策と維持、市民の森の整備、インクルーシブ公園

2025/10/30

横浜市会議員・都筑区選出の深作ゆいです。 

令和6年度決算第一特別委員会 局別審査(10月16日実施)において、みどり環境局に対する質疑を行いました。
公園プールについては、実際に小学生から声をいただいた声を議会に届けます。夏の貴重な遊び場をどうにか守りたいと思っています。

今後、方面別に展開が始まるインクルーシブ公園については、作って終わりではなく、地域の多様な主体と連携をして取り組み、支え合いの関係が広がる地域づくりの起点となるような取り組みを求めました。

1 公園プールの維持管理

 

まず、公園プールの維持管理について伺います。

 今年の夏も大変暑く、子どもたちが外で遊ぶ機会が本当に減少していることを子育て中の親として実感しています。子どもたちの発育にとって、体を動かしたり、自然に触れ合ったりする機会があることはとても大切であり、本市においては屋外の公園プールの重要性が高まっていると感じます。公園プールは、身近で安心できる“夏の避難所”としての役割も担っています。

そこで、

(1) 屋外公園プールの利用状況について、伺います。

【答弁】

屋外公園プールは26か所あり、7月中旬からオープンし、9月初旬まで営業しています。期間中の総利用者数は、天候の影響などによる変動はありますが、例年30万人前後となっています。

また、営業期間は学校の夏休みと時期がほぼ重なることもあり、夏に外で遊ぶことができる公共施設として、多くの市民の皆様にご利用いただいています。

本当に多くの市民に利用されていることがわかります。だからこそ、利用者の視点にたった管理運営も求められると考えます。
私は今年、地元都筑区の山崎公園プールにいきました。スライドです。

 

このように暑さ対策の工夫も一部見られましたが、山崎公園プールの場合、プールに入っている際には日陰がなく、休憩のためにプールから出ても日陰となる逃げ場の確保に苦戦し、さらなる取り組みの必要性を感じました。

 そこで、

(2) 屋外公園プールにおける夏の暑さへの対策について伺います。

【答弁】

今年の夏は、各公園プールの状況に応じて、テント等の日除けの設置、プールサイドへの遮熱シートの設置を行うとともに、散水やミストの噴出など、様々な工夫を行いました。

現在、公園プールによっては、施設の構造上、日陰がない場合もありますが、夏の暑さの中でも安心してご利用いただけるよう、今後、仮設テント等の設置を指定管理者とさらに検討するとともに、施設改修にあわせた日除けの設置などの対策を進めていきます。

 

 続いて、公園プールのトイレについてです。

 

スライドは山崎公園プールですが、このように市内の公園プールにはまだまだ和式トイレが残っていることに気づきました。ただでさえ慣れない水着、濡れている体です。この令和の時代、子どもも大人も和式トイレに慣れておらず、スムーズに利用できない親子を多くみました。

そこで、

(3) 公園プールのトイレの洋式化の状況について、伺います。

【答弁】

市内には、26の公園プールがあり、トイレは合計で145基あります。このうち、85基が和式トイレです。

公園トイレの洋式化について、令和6年度から加速化して順次進めており、公園プールについても、10年度までに全て完了する予定です。

 

次のスライドです。

引き続き山崎公園プールの写真ですが、この夏、地元の小学生から「トイレとシャワー室の床が繋がっていて、水が流れてくるから気持ちが悪い」と相談を受けました。確かに私自身も感じましたし、上部も繋がっているので匂いも感じました。

今後の改修等の際には、地元や利用する子供たちの声を聞いて、こういったところも、合わせて対策や見直しをしていただけると幸いです。

 

冒頭も申し上げましたが、公園プールは、本市の子どもたちが外で水遊びができる貴重な場であり、ぜひ継続してほしいと思っています。

しかしながら、他都市では、老朽化した屋外プールが、閉鎖される事例もあると聞いています。

 

そこで、

(4) 将来的な公園プールのあり方について、局長に伺います。

 【答弁】

昨今の暑さの状況も踏まえれば、公園プールは市民の皆様にとって大切な施設であると考えています。
引き続き、老朽化した設備の改修など、適切に維持管理を進めるとともに、市民の皆様がより快適にご利用いただけるよう、利用環境の改善にも、しっかりと取り組んでいきます。

 

公園プールの多くは設置から約60年経っていますが、「子育てしたいまち」として、今ある公園プールを維持していただくことを強く要望し、次の質問に移ります。

3 市民の森の整備 

次に、市民の森の整備について伺います。

先の常任委員会で、横浜みどりアップ計画の推進に関し2024年度の実績報告があり、緑地保全制度による樹林地の保全が進んでいるとのことでした。計画では、保全した樹林地を、市民が自然に親しみ憩える場として活用できるよう、市民の森として整備を行うとなっています。

 

そこで、

(1)市民の森の整備状況について伺います。

 【答弁】

令和6年度から整備を進めてきた、金沢区の「富岡東市民の森」が、ちょうど本日開園を迎えます。

また、保土ケ谷区の「上菅田町市民の森」は今年度末の開園を、金沢区の「(仮称)御伊勢山・権現山市民の森」は、8年度中の開園を予定しています。

さらに、青葉区と港南区においても、市民の森の開園に向けた基本計画や設計を進めており、10年度までに、あわせて5か所の市民の森の開園を計画しています。

 

 私は子どもの頃に「寺家ふるさとの森」を訪れていたことを記憶しており愛着をもっているのですが、その愛着感は森の名前が影響しているようにも感じます。

スライドです。

現在、多くの市内にある市民の森は「地域の名前プラス市民の森」、という形が多くもう少し名前を工夫したり、子どもたちの利用をイメージした整備をしてもいいのではないかと思います。

また、市民の森に愛着を感じてもらい森を守る取り組みを知ってもらうためには、子どもから大人まで多くの人に利用してもらえるよう工夫することも重要と考えます。

 

そこで、

(2)「今後開園する市民の森の整備において、誰もが利用しやすいような工夫を検討すべき」と考えますが見解を伺います。

 【答弁】

現在整備を進めている、上菅田町市民の森では、近隣の特別支援学校のご意見を反映し、障害の有る方も無い方も、森を散策できるような工夫を取り入れ、園路等の整備を進めています。

今後、市民の森の整備では、計画段階から、近隣の方々に加え、子どもたちや若い世代など、より幅広い方々の意見を取り入れ、整備に反映させることで、多くの方が利用しやすく、開園後も末永く関心や関わりを持ってもらえるよう、取り組んでいきます。

子どもをはじめとして多くの方の意見を取り入れ、親しみを持って訪れていただけるような「市民の森」となるよう整備を進めてもらうことを期待して、次の質問に移ります。

 

 3 インクルーシブな公園づくり

最後に、インクルーシブな公園づくりについて伺います。

本市で初めてインクルーシブな遊具が整備された小柴自然公園は、利用開始から2年が経ちました。私自身も強い関心を持ち、他都市の事例視察を重ねてきましたが、整備後の管理・運営には様々な課題があると、各地でお聞きしています。

 

そこで、

(1)小柴自然公園のインクルーシブ遊具広場の利用状況から見える課題について伺います。

[答弁]

開園以来、家族連れや保育園の園児、放課後等デイサービスの利用者など、多様な方々に親しまれています。

また、利用状況調査を行い、誰もが安心して遊べる遊具やクッション性の高い舗装等について、評価いただいていることがわかりました。

一方で、混雑時の対応や暑さ対策、利用者同士の交流の在り方などが課題として見えてきました。 

 

日本の子どもたちは、学齢期以降、健常の子どもと障がいのある子どもとで、学ぶ場や生活の場が分かれる傾向にあります。

インクルーシブ公園は、いろいろな子どもが一緒にいることで、子どもたちが自然と「いろんな子がいるんだな」と理解でき、自ずとインクルーシブな社会を体現する意識が育っていく、貴重な空間であると思います。さらには公園が起点となり、地域に暮らす多様な人たちが繋がりあうことで、地域全体に支え合いの関係が広がっていく。インクルーシブ公園とは、まさにそのような地域社会を実現するための起点になり得ると考えています。

公園づくりのハード面はこれまでみどり環境局が担ってきたと思います。しかし、今後はそれに加えて、局を超えて連携し、さまざまな子どもたちが共に遊び、共に育つ取り組みや、地域の人々をつなぐ工夫が必要だと考えます。

そこで、

(2)今後のインクルーシブ公園の展開は、子どもや地域に関わる関係機関など多様な主体と連携して取り組む必要があると考えますが、副市長の見解を伺います。

[答弁]

これからの公園づくりにおいては、インクルーシブな視点がますます重要になってきます。施設を整備して完了とするだけでなく、利用状況を踏まえながら、整備した空間を、より良いものに、効果的に生かしていくことが必要だと考えています。

そのためには、公園整備を担当するみどり環境局だけでなく、庁内でも関係する部局が連携し進めることが必要だと考えています。

あわせて、近隣にお住まいの方々をはじめ、福祉・教育関係機関、NPOなど、多様な主体との連携が不可欠だと考えています。

今後も、関係機関との連携を一層強化しながら、誰にとっても安心して利用できる、インクルーシブな公園づくりを推進していきます。

みどり環境局の所管する、公園や緑地は、市民にとって最も身近な公共空間であり、誰もが安心して訪れ、自然に親しめる場として整備・維持していくことが、横浜の魅力と子育てしやすいまちづくりの基盤になると感じていますので、引き続きの取り組みをお願いし、終わります。

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