2023/2/11
先日、新型コロナウイルス感染症の重点医療機関として第1波からコロナ患者を多く受け入れてきた埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科の岡秀昭教授の文章を読んで思う所があったので述べさせていただきます。
以前から述べられているが、岡先生によると社会全体は「ウィズコロナ」を掲げる一方で医療機関はいまだに「ゼロコロナ」を強いられている。オミクロン株の感染力は非常に強い。これだけ市中で感染が蔓延してしまえば、「医療機関に持ち込まない」というのは「無理ゲー」と言って良いだろう。
その証拠に、全国各地の医療機関で今もクラスターが頻発している。一度クラスターが発生すれば、感染は広がり、職員の欠勤にもつながる。結果としてさまざまな診療科が機能を停止し、通常医療の提供に支障を来しているのが現状だ。また、「コロナ対応を行った結果として発生した医療機関内のクラスターは悪ではない」と行政や政府に断言してもらうしかないのではないか、とのこと。
医療崩壊の原因はウイルスによる直接の被害ではなく、職員の濃厚接触による欠勤からの人手不足。および「感染したら一大事(いちだいじ)」の制度は変わっていないため、診る医師や医療機関が限定されている、ということではないのか。また、高齢者と若者や子どもが同じ対策ルールのままでいいのか?と常々感じる。
引用元:医療維新 | m3.com
最近、私が普段行っているカウンセリングで以下のような話を伺った。それは、がんを患っている父親が、先週までは普通に話していたのに院内感染でコロナになり、その後転送先が半日見つからずに亡くなったという。これは正に上記の縮図・具体例であり、医療崩壊している現実を突き付けられた形だ。
5類への移行や規制ルールの緩和は結構なのだが、「支持率という顔色を伺いながらの政治」や「経済界や関連業界に配慮」が中心で本来の「医学や科学に基づく判断」や「命や生活や人権を守る」という意識が政治に乏しいために、何か現場にしわ寄せがいっていたり、不公平だったり、無駄が多かったり、一方で大事な対策がなされていないなどが目立つ。
私は今後の品川区の医療政策を良いものにしたいと考えているが、専門的なことは皆の意見を聞いて決める前に、皆に正しい知識を伝えて考えてもらってから皆の意見を聞くという順序を大切にしたいと改めて強く思った。「個人の判断にお任せ」と政府は言うが、情報が無いのでは感情に基づいた判断しか出来ないではないか。
私のブログでは引き続き科学的・医学的知識に基づいた情報を発信し、個々人が納得できるコロナ対策及び感染症対策を品川区を起点に提案していきたいと思います。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>まつざか 寛之 (マツザカ ヒロユキ)>コロナの収束はいつ来るのか? ーその答えー