2026/6/13
お元気ですか?荒川区議の大月です。

【前回】
トヨタかホンダかと、どちらかが正しいということではありません。
組織は、改善を積み重ねる文化がなければ成長できません。一方で挑戦する文化がなければ新しい価値は生まれません。組織にとって重要なのは、自分たちの強みと弱みを理解し、そのバランスを取り続けることだと思います。
私自身、政治の世界に入る前に一般企業を何社か経験しました。その経験を振り返ると、企業にはそれぞれ明確な個性があることを実感します。
最初に勤めた西武百貨店は、創業者である堤清二氏の思想が色濃い会社でした。西武グループは元々は鉄道事業を中心とする企業グループでしたが、西武百貨店初めてとするセゾングループはその中から独立し、新しい文化やライフスタイルを提案することを重視していました。既存の常識にとらわれず、新しい価値を提案することが歓迎される雰囲気がありました。今振り返ると、ある意味では小売業界におけるホンダのような存在だったのかもしれません。
次に勤務した東芝では、また異なる企業文化を感じました。私が所属していたシステムソリューション事業部では、与えられた仕事を確実に遂行し、品質を保ちながら着実に成果を積み上げることが求められていました。新しいことを次々と提案するというよりも、まずは目の前の仕事を確実にこなすことが重視される環境だったと記憶しています。もっとも、東芝は半導体をはじめ世界市場で戦う先端事業も抱えています。事業部によってはホンダに近い挑戦的な文化を持っていたかもしれません。一つの企業を単純に分類することはできず、それぞれの組織には多様な文化が共存しているのだと思います。これらの経験を活かして、コンビニでシステムユーザー部門としてキャリアを積みました。その後、私は政治の世界に入りました。
【続く】
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ホーム>政党・政治家>大月 たけひろ (オオツキ タケヒロ)>【新聞CK:日経②】組織の個性とリーダーシップを考える~トヨタとホンダ、セゾン・東芝そして自治体~