2026/4/14
お元気ですか?荒川区議の大月です。

■「DXは現場から、そして爆速で」――予算特別委員会で見えた荒川区の本気
今回の総括質疑では、荒川区行政におけるDX推進の「進め方」そのものに焦点を当てました。
DXは魔法の杖ではありません。現場で使われなければ意味がない。この極めて実務的で重要な観点からの質疑です。
■現場ニーズなきDXは、使われない
DX推進は、業務の要件定義が終わればDX推進の開発部門で進めればよい――一見もっともらしく聞こえます。
しかし実際には、「何が課題なのか」「どの業務を変えるべきか」を現場が腹落ちしていなければ、高額なシステムも宝の持ち腐れになります。
「立派なシステムを導入したのに、現場では全く使われていない……」。 そんな悲劇を、私はかつて民間企業のDXユーザー部門として、かの中国のコンビニの現場で目の当たりにしました。当時、現場の混乱を救ったのは、最新技術ではなく「現場の使い勝手に合わせた改善」でした。
問題は技術ではなく、現場が使い慣れた業務の文脈を無視していたことでした。
行政DXも同じです。だからこそ今回、現場職員の声をどう拾っているのかを問いました。
■管理部長答弁:日常改善から土壌づくりへ
管理部長からは、
・日常の小さな業務改善の積み重ね
・庁内広報を使ったDX推進部門の「顔が見える化」
・部署の垣根を越えた意見交換の促進
といった、地道ながらも本質的な取り組みが紹介されました。
■サイレントマジョリティの声はどうする?
一方で、声を上げやすい職員だけではない。
いわゆる“サイレントマジョリティ”の存在はどの組織にもあります。
この点については、
・DX推進部門が現場に直接足を運ぶ必要性
・生成AI研修を通じた部署横断のワークグループが、新たな気づきを生んだこと
・今後予定されている業務フロー改善
など、「参加できない職員も含めていく」姿勢が示されました。
■DXは「慣れ」と「評価」が鍵
DX推進において、モチベーションと評価は避けて通れません。
管理部長からは、
・ICT資格取得補助
・成功事例の共有
・区長による職員表彰制度
などが紹介され、「やりがい」と「正当な評価」の重要性が強調されました。
【続く】
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