2026/5/13
こんにちは。長崎市議会議員の森きょうへいです。
先日、出島表門橋で行われた「はしふき」に参加してきました。今回なんと200回目この活動は、長崎市江戸町と史跡出島をつなぐ「出島表門橋」を、みんなで雑巾掛けする約30分ほどのイベントです。

出島表門橋の架橋後、橋の設計に関わった方々を中心に「DEJIMA BASE(出島ベース)」が立ち上がり、この活動が始まりました。今では、橋や出島、長崎の風景を好きな人たちが、ゆるやかに集まる場になっています。
毎月、第2第4月曜日18時ごろ。ぼちぼち集まり、橋を拭いて、写真を撮って、少し喋って、解散する。書いてしまうと本当にそれだけなのですが、気づけば200回。
今では関係者だけでなく、学生や会社員、子ども連れの方など、いろんな人たちが自然と集まる場になっています。今回は東京や岡崎市など、遠方から参加されている方がいました。


この「はしふき」の魅力は、何より“余白”があることだと思います。
来たい時に来ればいい
拭きたい人が拭けばいい
話だけして帰ってもいい
その空気感がとてもいいなと思っています。
地域活動というと、「役割」や「責任」が前に出てしまうことがあります。でも、人が自然と集まる場所には、少し曖昧な余白が必要なのではないかと思うのです。
なんとなく顔を出したい。
久しぶりにあの人に会いたい。
少し話したい。
橋拭きには、そういう理由で参加できる空気があります。
私も議員になる前から、まちづくりや市民活動、アートプロジェクトなどに関わってきましたが、長く続いている活動には共通点がある気がしています。
頑張りすぎないこと。無理に大きくしようとしないこと。でも、閉じないこと。
はしふきは、まさにそれを体現した活動です。

出島表門橋は、2017年に架け直された橋です。
江戸時代、出島には「表門橋」があり、長崎のまちと出島をつなぐ唯一の入口でした。しかし近代化の中で橋は失われ、長い年月を経て現代の技術で再び架橋されました。この橋は、景観を壊さないよう橋脚を使わない特殊な構造になっていて、建築や土木の分野でも高く評価されています。

ただ、この橋の面白さは「完成した後」にある気がしています。
普通、橋は完成するとインフラになり管理されるだけです。でも、この橋は違いました。
完成後も、人が集まり、橋を拭き、関わり続けている。橋を起点に様々な出来事につながっている。
それがすごく良いなと思うのです。道をつなぎ、人をつなぎ、歴史と文化をつなぐ。

橋を拭いていると、海からの風や橋の素材感、光の反射など、普段気づかないものが見えてきます。
拭いていとこんなことしたいな、とかこうなったらいいなということが見えてきます。
公共空間って、本来こういう距離感でアプローチできるものなんです。
「誰かが管理する場所」ではなく、「みんなで少しずつ関わる場所」。
今回は200回記念として、「はしふき200」と刻印された出島型の木製ピンバッジをいただきました。
裏面には、今年亡くなられた出島表門橋の設計者・渡邉竜一さんの言葉が刻まれていました。

200回という数字は、本当にすごいことだと思います。しかも、無理をしながら続けている感じがない。自然に続いている。その空気が、この活動の魅力なのだと思います。こういうゆるやかな場が、長崎にいくつかあるといいなと思っています。
これからも、無理のない範囲で参加したいと思っています。
もしタイミングが合えば、ぜひ一度のぞいてみてください。橋を拭きながら見る長崎の景色も、なかなか良いものです。
改めておめでとうございます。そしてまた風景の一部になりに私もまた拭きにいきます



1988年長崎市生/38歳/2児の父/都市計画・まちづくりの活動と研究を10年以上行う。戸町小中・海星高校・佐賀大学・早稲田大学大学院(修士号取得)商店街振興や国家議員秘書を経験し、長崎へU ターン、地元会社員を経て2023年5月現職
専門:まちづくり、教育、文化政策。若さと政策力で新しい長崎を目指します!無所属・新人として挑んだ「2023年長崎市議会議員選挙」にて6000票を賜りトップ当選。
趣味:アート、まちあるき、サッカー応援
新会派:「新政ミライ」(無所属・9名)に所属。
R8年 総務委員会 委員/まちなか整備にぎわい創出特別委員会 委員長
SNSの発信やプロフィールなどこちらよりご覧ください。
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