2025/12/13
遅ればせながら「国宝」を観てきました。
賛否両論あるかもですが。
韓国にルーツを持つ監督さん、朝日新聞出版ということでしたが、
作品には反日のような要素は感じられず。
血統主義の歌舞伎の世界に外から入ってきた喜久雄の葛藤や苦しみに、在日三世である監督が共感できる感覚があることが、韓国の記事に載っていました。
だからと言って、それを対立分断のように描くのではなく、むしろ現実はもっと嫉妬や憎悪が醜くうずまき酷かったのではないかと想像するけれど、
美しく描かれた作品でした。
それがなお、私には心を打つものがありました。
私自身、本当に庶民の中でも底辺で生きてきて、何の血統も権威もない身分に生まれ、
現実は世襲や血統や家柄や親の仕事や権力なんかがモノを言う日本社会で、
大人になったらやりたいことを自分の力でやろうと思って生きたけれど、
芸事の世界も仕事や人間関係も、そして政治の世界なんてその最たる世界の中で
今まさに生きていて
監督の思いと作品にリンクし、そんなどうしようもできない境遇の悲しみに、深く共感し切なくなりました。
外国にルーツを持つ方も、日本が大好きな人はたくさんいるだろう。
むしろ日本人より詳しい人もたくさんいるだろう。
私が取り組んでいるトランスジェンダー問題もそう。
女性の権利を奪おう、脅かそうなどと思わず静かに生きている人もたくさんいるだろう。
すごく簡単な言葉で言うと、仲良くできたらいいと思う。
(それが一番難しい)
昨夜は兄貴塾で、ナチュラルヒストリー倶楽部の笠井雅人さんを講師に招いて、甲府の江戸文化について学び、
今夜は古事記の学習会。
庶民中の庶民の私だけど、日本の伝統、文化、古きよきものを、大切に守っていきたいです。

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