2023/4/15
カジノIRを国土交通大臣(斉藤 鉄夫)が正式認定しました。
カジノIRに賛成の方の多くは、MICEと呼ばれる企業等の会議で集客できるという点やカジノや劇場やショッピングモールの複合施設での集客に幻想をいだいている方が多いと思います。
日本国内には世界最大級のMICE施設であるパシフィコ横浜があり、日本政府観光局(JNTO)2014年国際会議統計では、国際会議開催件数、参加者総数、外国人参加者総数ともにパシフィコ横浜が第1位となり、国際会議開催件数は12年連続、来場者総数は13年連続でのトップ記録の更新となっています。
東のパシフィコ、西の夢洲と呼ばれるくらいになれば、大したもです!
順番に比べていきたいと思います。
実は、パシフィコ横浜も埋め立てによってできています。
きっと埋め立てによってできているということは、地盤沈下のリスクを伴っていると思いますが…
・パシフィコ横浜を有するみなとみらい21中央地区の埋め立てには、地震災害や地盤沈下を防ぐために液状化しにくい粒子の大きさが異なる土砂を使用しているとのこと!→リンク
埋め立てに使用した土砂をはじめから地盤沈下に強いものを使用していたのなら安心!と思いきや…
3.11の地震では沈下していた部分があったそうです。→はまれぽ
・夢洲の埋め立てには、淀川に堆積した砂や泥などの土砂に加えて、廃棄物や建設残土などが使われています。現在は「大阪湾フェニックス計画」と呼ばれ、近畿2府4県から廃棄物などを受け入れたゴミを使用しており、土壌汚染や液状化のリスクなど問題が山積している土壌なのです。→リンク
もし、南海トラフ地震がくれば、夢洲をはじめ、舞洲・咲洲もどれほどの被害が出るかは不明です。
はじめからパシフィコ横浜のように、都市計画の用途を決めて埋め立てていたわけではなく、廃棄物処理場として埋め立てた土地に都市計画をつくるという恐ろしく無謀な計画がこのIRカジノ計画なのです。
とはいえ、(後先考えない首長の)大阪府と市が一体となり、(国民のことを考えない)政府が承認したことで、私は突き進むのを見守ることしかできません。
東のパシフィコ、西の夢洲となる規模なのか⁉
次回からさらに検証していきます!
著書「日本経済の取扱説明書」
・はじめに
・第一章 お金とGDPについ
・第二章 銀行について
・第三章 国債と税金について
こうした方がいい!ここがわからない!はこちらまで!→zaki0814@outlook.jp
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