依田 翼 ブログ
元町ウェルネスの住民監査請求は特殊な監査方法に
2026/6/28

文京区はこのたび、6月5日付けで受理していた住民監査請求について、区として初めて個別外部監査契約による監査を実施することを決めました。通常は訴えられた事案を監査事務局が調査するのですが、外部の弁護士と契約し監査を委託します。1人と契約するのですが補助者を使うことはできるので一定規模のチームによる監査になる可能性があります。
なぜこうなったかと言うと、今回の事案(元町ウェルネスパーク区有地貸付問題)が不動産取引実務や行政財産管理などの専門的な分野に及んでおり、定期監査などもある監査事務局では対応が難しいからだそうです。最終決定権は監査委員にあるのですが、専門家が上げてきた調査結果を最大限尊重することになるのではないかと思います。監査の結果が出るまでの期間は通常の60日以内から90日以内に延びます。
なお3人いる監査委員は6月定例会最終日であった6月25日の本会議決議により2人が交代となりました。新任のうちの1人は今回の事案に区職員として関与しているので、公平性のため住民監査請求の最終決定には関わることができない除斥となる見込みです。議員選出の委員は立憲民主党所属の浅田やすお委員になりました。
個別外部監査契約を結ぶことは監査事務局から区長に要請があり、区長は議会の承認を得るために7月24日に臨時の議会を開催することを決めました。当日までには誰を選ぶのか、契約はいつからいつまでなのかといった詳細も明らかになる予定です。
とてもマニアックな話ですが備忘録として。個別外部監査契約って他の自治体ではどのくらい事例があるんでしょうね。