2025/3/17
【依田】
竹早公園と小石川図書館の一体再整備計画について伺います。昨年1月に中間のまとめが公表されて以降、紆余曲折がありました。テニスコートの規模が維持される結果、図書館や公園としての機能が割を食っているのではないかという懸念が多くの区民に広がり、計画の見直しを求める動きとなりました。区もそれを受け入れて構想を練り直す方針となったことは評価できます。
とはいえ区としては改めて議論すると言いつつも大枠としての考えかたを変えるつもりはないように感じます。すなわち図書館と公園の敷地を一体化し、その前提で様々な規制に適合するように3つの機能のバランスを図るということです。それ自体を丸ごと否定する気はありませんが、抜け落ちている点もあると思います。
1つ目は、竹早公園は運動公園ではなく街区公園だということです。運動公園は運動を目的とする公園で、目白台運動公園のような例がありますが規模はかなり大きいのが通例です。竹早公園の場合、現状は全体の4割強がテニスコートになっていますが、これは過去の経緯から結果的にそうなっているということであって、ゼロベースで考えるならちょっといびつです。運動スペースがあってもいいのですが、テニスコートが区内のこの場所になければいけないという理屈もありません。
都市計画的には竹早公園一帯は第一種文教地区であり、都条例によって比較的厳しい騒音規制もかかっています。この点への配慮も改めての検討というなら必要かと思います。図書館の機能拡充の必要性については言うまでもありません。単に本を借りられればいいというのではなく、滞在し様々な気付きを得たり学んだりできる広い空間が必要です。私自身小学生の頃はこの公園で相当遊んだ記憶があります。園庭のない保育園が多い現状では、未就学児が安心して遊べるスペースも昔以上に求められています。区は必ずしも現状を前提とせずに真に規制や都市計画の理念に適合する公園や図書館を構想するべきだと考えますが、そのおつもりはありますか。方針を教えてください。
竹早テニスコートの需要動向についてもお聞きします。昨年夏より本人確認が個人個人に徹底されるようになりました。元から利用者は区内に在住・在勤・在学の方に限られていましたが、団体が利用する場合にはそのメンバーまで詳細に本人確認をしていませんでした。そのため従来は資格のない利用者が一定数紛れ込んでいたと考えられます。実際、最近テニスコートをみていると、利用者がいない時間帯も見受けられるようになりました。本人確認の徹底は利用状況にどのように影響を与えているのか、最新の数値を基に教えてください。
理想を言えば、テニスコートから区内在住・在勤・在学者以外を完全に締め出すのは望ましいことではないと思います。将来的には例えば在住・在勤・在学に当てはまらない方には料金設定を高くする代わりに利用を認めるといった案はいかがでしょうか。利用者の属性や料金設定について区が考えていることがあれば教えてください。
竹早公園の再整備に当たり、テニスコートの効率的な利用を前提に需要を見極めるというのは大事なことだと思います。その観点から疑問に思うのはコートの利用が1コマ2時間、夜間は1コマ3時間と長いことです。実際には1時間の利用で十分と考える利用者も多いと思います。もっと時間を区切って利用できるようにすれば多くの人が利用できるようになると思いますが、この点を変更する考えはありませんか。区の見解を教えてください。
【区長】
まず、竹早公園・小石川図書館の一体的整備についてのお尋ねですが、昨年1月に基本計画の中間のまとめを公表して以来、多くのご意見をいただき、10月より区民ミーティングを行ってまいりました。これまでに様々な立場の皆様からいただいたご意見・ぎご要望、課題の中には、さらに十分な調査や検証を行った上で、丁寧な説明が必要なものがあると認識しております。そのため来月に予定していた区民ミーティングについては一旦見送ることとし、課題等について改めて整理してまいりたいと考えております。
次に、竹早テニスコートの本人確認実施後の利用状況についてのお尋ねですが、昨年10月までは月利用平均者数が約3600人で、稼働率が95.4%であるのに対し、より厳格な本人確認実施後の11月以降は訳3360人、93.5%となっており、今のところ大きな変化は見受けられません。引き続き利用状況等について注視してまいります。
次にテニスコートの料金設定等についてのお尋ねですが、現時点で利用者の属性に応じた利用料金の設定や、利用時間を細分化する考えはございませんげ、今後も利用者のニーズ把握等に努めてまいります。
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