2025/3/12
たまたま絶対高さ規制のことをXに書き込んだばかりなので、こちらも順不同で関連の質問を掲載します。正直言って答弁はよくわからない感じでした。東大本部も困惑していると思います。
【依田】
東京大学本郷キャンパスの再開発についてお聞きします。この質問は唯一、昨年の私の一般質問から継続しているものです。そのためこれまでの経緯の説明は省略します。
さて東京大学本郷キャンパスは容積率が未消化であるにも関わらず、区が定めた22メートルの絶対高さ制限により、研究の発展に必要な新たな大型ビルの建築に支障が出ています。大学側は都市計画の変更、具体的には本郷キャンパス全域を対象とした地区計画の策定を求めて様々な提案をしていますが、いまだ区は受け入れておりません。東大は我が区のみならず日本国にとって極めて重要な知の拠点であることは論を待たず、区としてはできる限りその活動を支援すべきだと考えます。大学が高さ制限の緩和を求めているのはキャンパスの南端のエリアであり、周囲への日照の問題はほとんどありません。また大学は低層の歴史的建造物の保存や、広場空間の保持も地区計画に盛り込みたい意向であり、決して開発一辺倒ではありません。
それでもなお、区側が速やかに地区計画策定の手続きに入らないのはなぜでしょうか。区内にはほかにも多数の大学がありますが、他大学との均衡への配慮でしょうか。区は東大に対して様々な地域貢献を求めています。そしてそれが地区計画を「認めてあげる」ための条件になっているようにも聞きます。しかし東大ではすでに多くの地域住民が散歩したり遊んだりしています。区の公園で原則禁止されている犬の散歩もできますし、同様に公園ではすることができない自転車の練習をしている子供すらいます。区は東大に対してこれ以上何を求めているのか、どのような条件を満たせば都市計画の変更に向けて前進するのでしょうか。具体的にお答えください。
最初に申し上げたように、東大は我が国の発展にとって極めて重要な機関であり、文京区だけの内輪の論理で無理難題を押し付けるべきものではありません。区はこの件を着実に前進させる義務を負っていると自覚していただくとともに、誠実な答弁を求めます。
【区長】
これまで東京大学では、「場をつくる」という基本理念、そして「キャンパス内の活動を地域に展開していく」「地域住民の活動をキャンパス内に取り込む」という方向性に基づき、大学周辺地域の住民との意見交換会を複数回行っております。
意見交換会の実施によって、大学の取り組みについて地域住民の理解が深まるとともに、大学側は地域からの要望を受け、住民の声を受け止める窓口の設置等の具体的な取り組みについて検討を進めており、より幅広い住民を対象とした勉強会等の実施も予定していると聞いております。
そのほか、歴史的建造物や緑地などの資源保全、避難場所としての広場や通路の確保、限られたキャンパス空間を有効利用するための建物高さに関する考え方の導入など、本郷キャンパスにふさわしい地区計画となるよう検討が進められており、地域住民と大学側の相互理解が深まることで、地区計画策定に向けて前進していくものと認識しております。
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