2025/9/5
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
世の中には数多の認定制度がありますが、病院の外国人患者の受け入れにも認証制度があります。
それが JMIP と JIH です。
■ 違い
JMIP:Japan Medical Service Accreditation for International Patients
「外国人に安心な病院です」と保証する第三者認証マーク
参照:外国人患者受入れ医療機関認証制度 | 日本医療教育財団
JIH:Japan International Hospitals
「日本が世界に誇る病院です」と政府が選定した国際病院リスト
参照:JIH┃一般社団法人Medical Excellence JAPAN

すごく分かりやすくまとめている解説ページはこちら。
参照:JMIPとは 制度概要や取得する3つのメリットを解説!
■ お値段
だいたいこういった認証制度にはお金がかかるものですが……たっか!

ちなみに登録しても診療報酬の加算などはなく、直接的な経済効果はないのですが、
・宣伝効果
・実務上の体制づくり
これらがメリットです。特に「基準があることで体制づくりがやりやすい」というのは、わかる気がしますよね。
■ 補助金を受けとりやすい?
認証を受けた病院は体制も整っており、厚労省の補助金事業にもアクセスしやすい状況です。
実際、医療通訳者の配置支援などを獲得しているのは、ほとんどがJMIP認証病院でした。

■ 川西市総合医療センターは取るべきか
私は「取るべき」だと思います。
理由は、
市立病院でも取得例がありますので、私立や大学病院だけのものでもありません。

拠点病院としての体制整備も進めやすいでしょう。
厚労省の調査でも、認証の有無で差が出ています。

■ 自由診療だからこそ、しっかり取るべき
日本の保険診療は「1点=10円」と定められていますが、保険に加入していない外国人患者は自由診療となります。
その場合、必ず10円換算で請求する必要はありません。
翻訳機や多言語対応に投資している分、診療報酬を高めに設定してもよいのです。実際、JMIPやJIH認証病院の多くは「高めに設定した点数」で請求しています。これは正当な運用です。

さらに 医療通訳費も治療費とは別に請求が可能です。

国の「外国人患者受入れマニュアル」にも明記されていますので、違法ではありません。
「日本人患者から回収する」のではなく、「外国人から正当に徴収する」という発想が必要です。
■ JIHは?
JIHを取得すると、海外の公式情報サイトに掲載されるため、宣伝効果が大きいです。
川西市は伊丹空港に近いですが、残念ながら国際便はありません。ただし、関空から伊丹行きのバスもあり、梅田からのアクセスはむしろ良好。
したがって、外向けにはJIH、内部整備にはJMIP、コストが許せば二段構えもありですね。

外国人が増える前にしっかり対策しておくことは重要です。
結果として、日本人患者と医療従事者の双方にとってプラスになります。それが日本人ファースト。
川西市総合医療センターも、認定取得を視野に入れつつ「外国人からは適正にコストを回収する」仕組みを構築することが重要だと考えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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