2026/7/28
令和8年7月27日、世田谷区独自の教科である教科「日本語」について視察しました。
世田谷区には区立幼稚園8園、小学校61校、中学校30校があり、教科「日本語」は、すべての区立小・中学校で実施されています。
教科「日本語」は、すべての子どもが、日本語を通して考える力、表現する力、他者と関わる力を身につけるための教科です。
導入の背景として、平成15年の国際学力調査PISAにおいて、日本の子どもたちの読解力や、自分の考えを文章で表す力に課題が示され、
同時の世田谷区長が、語彙や読解だけでなく、学力や社会性を支える「ことばの力」を育てる必要があると考え、国に先駆けて教科化を進めました。
平成16年12月には「日本語教育特区」の認定を受け、平成19年度から全区立小・中学校で実施、現在は教育課程特例校制度を活用しています。
教科「日本語」の導入と継続には、国への申請、授業時数の確保、独自教材の作成、教員研修、学校現場との調整など、多くの準備が必要だったと思いますし、教育委員会と学校現場による地道な取り組みがあったのだろうなと感じます。
約20年にわたり継続することができていること自体が素晴らしいです。
小学校一年生の教科「日本語」では、まだ習わない漢字が使われた漢文や古文が載せられていました。子どもたちは何回も音読するうちにリズムで覚えてしまうそうです。
幼い頃から美しい日本語の響きに触れることは、語彙や表現力だけでなく、日本語に対する感覚を育てる上でも大切であると感じました。
教育委員会の方から、「国際理解や多文化共生を進める上でも、まず自国のことばや文化を知ることが重要であると捉えている」という言葉が出たときには感動しました。
松戸市においても、外国語やICTの活用だけでなく、すべての学びの基礎となる日本語の力を、どのように育てていくのかを考える必要があると感じます。
政治が教育の方向性を示し、行政が専門性をもって制度をつくり、学校現場が実践を積み重ねるという連携の大切さも学びましたし、
子どもたちが松戸や日本の歴史、文化、伝統を学び、自分のことばで次の世代や外国の方々に伝えられる教育について、行政に提案していきたいと思います。
教科日本語以外にも、世田谷区の教育や学び舎について詳しく説明をしていただきました。
世田谷区では、学区選択制を導入しておらず、中学校を中心に保育園や幼稚園、小学校を一つの「学び舎」として捉えた考え方を持ち、
それぞれの園や学校が別々に教育を行うのではなく、地域全体でどのような子どもを育てていくのかという目標を共有し、教職員が会議や研修を重ねているそうです。
就学前から中学校までの縦のつながりを大切にし、子どもの育ちと学びを継続して支える仕組みも印象に残りました。
とても有意義な視察でした。
終わりに、同じ参政党で世田谷区議会議員の岡川大記区議
岡川 大記
と控室で意見交換しました。
話に夢中で写真を撮り忘れてしまいました😭
世田谷区議会事務局、教育委員会のみなさま、ありがとうございました。
手続きしていただいた事務局にも感謝です。
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教科日本語



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