2025/12/17

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2025年12月15日に発生した東京・赤坂の高級個室サウナ「SAUNATIGER(サウナタイガー)」での火災死亡事故。その後の警視庁の捜査により、運営側の重大な過失が次々と明らかになっています。
最も衝撃的な事実が17日、明らかになりました。
店の男性オーナーが警視庁の取り調べに対し、「非常ボタンの受信盤の電源が入っていなかった。今までに入れたこともない」「触ったこともない」と供述していることが判明しました。
つまり、2022年8月のオープン以来、約2年間にわたり、命を守るはずの非常設備が一度も機能していなかったことになります。
店には複数のサウナ室があり、それぞれに非常ボタンが設置されていました。ボタンを押すと1階事務室にある受信盤のブザーが鳴る仕組みでしたが、受信盤の電源が切れていたため、全室で非常ボタンが作動しない状態だったとみられています。

現場検証の結果、松田夫妻が利用していたサウナ室内の非常ボタンには、押された形跡がありました。プラスチック製のカバーが割れ、本体も壊れていたといいます。
警視庁捜査1課は、2人が繰り返し強く押したとみています。
しかし、受信盤の電源が切れていたため、ブザーは鳴らず、当時店内にいたオーナーを含む3人のスタッフは誰も気づきませんでした。
17日、警視庁は司法解剖の結果を発表しました。
死因:不詳
ただし、高温の中に長時間いたことによる熱中症、あるいは焼死の可能性が高いとみられています。
2人の体には軽度のやけどの跡がありましたが、命に関わるほどのものではありませんでした。気密性の高いサウナ室から出られなくなり、異常な高温環境で熱中症を発症したか、火災発生後に一酸化炭素中毒になった可能性が指摘されています。

基本情報
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経歴とエピソード
松田政也さんは、美容業界に革命をもたらした人物でした。彼が開発した「脱白髪染めハイライト®」は、白髪をネガティブに隠すのではなく、ポジティブに活かす技術として注目を集め、日本で唯一の商標登録技術となりました。
この技術により、40代〜50代の白髪に悩む女性たちに新しい選択肢を提供。約10,000名以上の顧客を獲得し、平均客単価は23,000円という高単価サロンを実現していました。
オンラインサロンには150名以上の美容師が参加し、全国にディプロマ美容師を12人育成。7つのメーカーの全国セミナーやCM出演など、業界での影響力は絶大でした。
知人が語る人柄
松田さんの知人は涙ながらに語ります。
「人柄がいい。知らない美容師さんはいない。素晴らしい人。美容に対する熱心さ、誰にも負けない」
「かなり勉強熱心っていうのと、素直だし、いろんな人と交流していろいろ取り入れて、どんどん良くしていこうというふうに動いていた。美容師としてもお客さまにも支持されていましたし、同業の美容師からも頼りにされている」
「どんな方でも目線を落として話してくれる方で。損得なく接してくれた愛のあふれる人でした」
松田さんは、サウナ愛好家としても知られていました。日頃から様々な場所のサウナ施設を利用し、時には商談もサウナで行っていたといいます。
知人によると、「サウナ結構好きなんで、いろんなところには行っていたと思います。会員制のところもちょこちょこ行っていたかなとは。思考の整理をしたりとか、あと同業の経営者の方と行くときにコミュニケーションとったりとか、お話が長くゆっくりできるんで、そういう面で行っていた」
サウナは松田さんにとって、リラックスの場であると同時に、ビジネスアイデアを練る場所、人脈を広げる場所でもあったのです。

基本情報
陽子さんは、ネイリストとして活躍する傍ら、夫・政也さんの美容事業を陰で支える良きパートナーでした。政也さんのInstagramには時折、夫婦でサウナを訪れる様子が投稿されており、仲睦まじい関係がうかがえます。
知人によると、陽子さんは「優しくて前向き」な性格で、夫の成功を心から喜び、共にビジネスを成長させていく姿勢が印象的だったといいます。

捜査関係者への取材と現場検証の結果から、事故当日の状況を時系列で推理します。
松田夫妻が「SAUNATIGER」に到着。予約していたのは定員2名の個室(Room2またはRoom4、料金19,000円)。
鍵を開けて個室に入室。室内にはリクライニングチェアーが置かれたリビングスペースがあり、その奥にガラスで仕切られたサウナエリア(右:水風呂、中央:シャワー、左:サウナ室)。
2.5畳ほどのサウナ室でセルフロウリュを楽しみながら、夫婦でリラックスした時間を過ごしていたと思われます。
【推理1:タオル着火説】 木製ベンチの上には燃えたタオルが残されていました。捜査関係者によると、熱せられたサウナストーンにタオルが触れたことで出火したとみられています。
考えられるシナリオ:
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火災に気づいた2人は、慌ててサウナ室のドアを開けようとしました。
しかし、内側も外側もドアノブが外れて、床に落ちていたのです。
木製の回転式ドアノブは、高温多湿の環境で劣化していたか、固定部分が緩んでいたと考えられます。押しても引いても開かないドア。パニックに陥る2人。
サウナ室の出入り口付近に重なるように倒れていたことから、2人はドアに向かって必死に脱出を試みたことがわかります。
非常ボタンを見つけた2人は、繰り返し強く押し続けました。プラスチック製のカバーが割れ、本体も壊れるほど強く。
しかし、受信盤の電源は切れていました。
ブザーは鳴りませんでした。
1階事務室にいたオーナーと2人のスタッフは、何も気づきませんでした。
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高温と煙の中、酸素が薄くなるサウナ室。2人は次第に意識を失っていったと思われます。
熱中症、または一酸化炭素中毒により、出入り口付近で折り重なるように倒れました。
3階の個室外の煙感知器が反応。ようやく異変に気づいたスタッフが消防に通報。
しかし、すでに手遅れでした。
同じく個室サウナを運営する「ロウリューランド川崎」の三枝祥栄店長は、今回の事故を受けて安全対策の重要性を強調しました。
ドアの構造について:
「外側からは、このようにお客さまがつかみやすいようになっていますけど、裏側からみると特に取っ手とかはなくて、押して開けられるようになっています。体調が悪い時には、絶対(ドアに)もたれかかると思うので、勝手に開くようにはしています」
つまり、内側からは取っ手なしで押せば開く構造。緊急時に意識が朦朧としていても、体重をかけるだけでドアが開く安全設計です。
非常設備について:
「万が一の火災に備えてサウナ室内には全室火災報知器を設置。すぐ手が届く場所にある非常ボタンを押すと、事務所で音が鳴り分かるようになっている」
当然のことながら、非常ボタンの受信盤は常に電源オンの状態で運用されています。

千葉県船橋市でプライベートサウナを運営する「Re:PRIVATE SAUNA」の大根正規支配人も、個室サウナならではの安全対策について語りました。
「サウナの中は完全な防音空間となっているため、お客様の安全を確保するための設備には特に気を配っています。非常ボタンは必ず機能する状態に保ち、定期的な点検を欠かしません」
また、「個室サウナは人目がない分、プライバシーが守られるメリットがありますが、その分、緊急時の対応が遅れるリスクもあります。私たちは定期的に各個室を巡回し、異常がないか確認しています」
警視庁捜査1課は、業務上過失致死容疑も視野に、店側の管理態勢を調べています。
SNS上では「これは事故ではなく人災では?」「月額39万円も取っておいて、この安全管理は許されない」といった厳しい声が相次いでいます。

サウナタイガーは「入室から退室まで人目を気にすることなく」「完全個室でプライベート空間を満喫」をコンセプトにしていました。
常連客のコメント:
「このお店の良さだと思うが、利用中に店員さんがどこにいるかも分からないから、他のお客さんと会うことも一切ないんですよ」
「プライベート空間を重視するあまり不安に感じることも?」という質問に対し、「それがこのお店のよさだったと思うのですが…」
皮肉なことに、この「究極のプライベート空間」というコンセプトが、緊急時の対応を遅らせる要因となってしまいました。
事故後、サウナタイガーの公式ホームページからは、監修者として名を連ねていたパンツェッタ・ジローラモ氏の名前が削除されました。
ジローラモ氏は2022年のオープン時に「ゼネラルマネージャー」として施設を監修し、自身のInstagramでも来店を積極的にアピール。雑誌『LEON』でも店舗が「会員制の隠れ家」として掲載されていました。
現時点で、ジローラモ氏本人からのコメントは出ていません。

警視庁は今後、以下の点を重点的に捜査する見通しです。

今回の事故を受けて、個室サウナ業界全体で安全基準の見直しが進むことが予想されます。
検討されるべき対策:
美容業界で成功を収め、多くの人々から慕われていた松田政也さん。その妻・陽子さん。2人がサウナで過ごすはずだった休日のひとときは、まさかの悲劇へと変わりました。
非常ボタンは押されていました。
でも、誰にも届きませんでした。
2年間、電源が入っていなかったから。
「触ったこともない」とオーナーは語りました。
この言葉の重さを、私たちは忘れてはいけません。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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