2026/6/29
立派な経歴を持つ某大学教員が、ある事件について、「議会で議論されている前提事実は虚偽であり、真相は、ある月刊誌の記事に書かれている通りである」旨の投稿をしていた。
その教員の主張は明らかに誤りなのだが、それよりも驚いたのは、いやしくも客観的見地から科学的根拠に基づいて真実を解明すべき立場にある研究者が、根拠不明で政治的目的と恣意的意図に基づくだけの薄っぺらい月刊誌記事を真に受けて、それを自ら検証することなく、そのまま真実として吹聴していたことだった。
私は、自ら科学的検証をしないその姿勢に対し、その学者は一切信用できないと思ったし、その程度のレベルの研究者を登用する大学の研究機関としての信用性は低いと評価せざるを得なくなった。
世の中には、学者の肩書に値しないエセ研究者や学者の名を借りた活動家がゴロゴロいる。肩書や経歴、身分にとらわれず、客観的証拠を尊重する謙虚さと、社会的風潮から一歩引いた立場で冷静に事実を検証する姿勢こそが、科学的真実を追求する研究者に求められるべき素養なのだとあらためて感じている。

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