2024/4/13
金井たかしの「江戸川区情報」(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)江戸川区議会議員・弁護士
今年2024年の桜の見頃も終わりに近づいています。桜というと私は和菓子が好きなので桜餅を連想してしまいます。自宅近所の和菓子屋である船堀二丁目の伊勢屋さんや能登屋さんによく和菓子を購入しに行っていて、この季節には桜餅が販売されていますので、よく購入しています。そこで、今回は、この桜餅について書いておきたいと思います。


(上の写真が「長命寺」桜餅で、下の写真が「道明寺」桜餅です)
桜餅の種類については地域により異なります。関東や東北では「長命寺(ちょうめいじ)」の桜餅と「道明寺(どうみょうじ)」の桜餅とが併存で、関西では「道明寺」の桜餅が主流となっています。
全国的に見ると、日本あんこ協会が行った全国調査では、「道明寺」を桜餅と答えた人が69.2%、「長命寺」が30.8%と、約7割の人が桜餅は「道明寺」という結果になっています。
桜餅の歴史ですが、「桜餅」として先に誕生したのは、江戸川区のお隣の区である墨田区向島にある「長命寺」です。享保2年(西暦1717年)に、山本やの山本新六という人が土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして桜もちというものを考案し、長命寺の門前にて売り始めたものです。
他方、「道明寺」は、もともと関西で食べられていた椿餅の椿の葉を桜の葉に変えて作られたものです。
大阪府藤井寺市にある道明寺というお寺で桜餅が作られたことが始まりです。そして「道明寺」には道明寺粉が使用されていますが、これは、道明寺の尼僧が、もち米を蒸した後に天日干しして乾燥させた「糒(ほしいい)」と呼ばれる保存食から生まれたものなのです。
このように「道明寺」は、関西の大阪府藤井寺市の道明寺が発祥となっているのです。
上で紹介した全国における「長命寺」と「道明寺」の普及のデータは、あくまで一つの調査結果であり、地域や個々の好みにより異なることもあると思います。
どちらの桜餅もそれぞれ独特の風味と魅力があります。スーパーマーケットでは、両方をまとめて販売しているときもありますので、両方の歴史を考えながら、両方を同時に食べてみるのもよいかもしれません。(筆者金井たかし(高志)のプロフィールを見る)
金井たかし(高志) 江戸川区議会議員・弁護士・武蔵野大学法学研究所客員研究員(元 武蔵野大学法学部・大学院教授 元LINE(株)監査役)
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