2022/9/14
江戸川区の誕生から90年(金井たかしの「江戸川区情報」)(筆者金井たかし(高志)のプロフィール)
2022年9月6日の都政新報は「11区が区制90周年 各区が記念事業を実施 消費喚起事業や地域活動活性化など」の見出しで、23区のうち、足立区や豊島区など11区が今年10月に区制施行90周年の節目を迎えることを報道しています。具体的に1932年の誕生から90周年を迎えるのは、目黒、渋谷、中野、世田谷、杉並、豊島、荒川、板橋、足立、葛飾、江戸川の11区になります。江戸川区も1932年の誕生から90年を迎えることになるのです。そこで、江戸川区の90周年のことについて解説します。
東京23区の歴史ですが、1878年に郡区町村編制法により現在の23区の原型となる15区が設置されました。その後、1932年10月、都市計画区域内の5群(82町村)を吸収合併して新たに20区ができましたが、その際に江戸川区は誕生しました。そして、従来の15区と合わせて35区からなる大東京市を形成することになり、1947年に現在の23区となったものです。
1932年(昭和7年)10月1日に小松川町、松江町、小岩町、葛西村、瑞江村、篠崎村、鹿本村の7町村が合併して、江戸川区が生まれたのです。当時の人口は約10万であり、現在約69万人の人口であることと比較すると、約7分の1の規模であったことになります。
江戸川区としては、区政90周年事業として、それほど大きな事業を予定していないようですが、「江戸川区誕生90周年特別企画」「#昭和レトロな『えどがわ写真館』」の企画が予定されています。令和4年10月1日に区制90周年を迎えることから、区民らから寄せられた昭和時代の江戸川区の街並みなどの貴重な写真を広報誌などで紹介し、区制90周年を区民とともに盛り上げようとし、江戸川区が誕生してから現在までの90年の歩みを振り返るものとしています。この写真館での写真は今後実施する区制90周年に関連するイベントでも活用する予定ということです。
現在実施されている「2022年(令和4年)7月22日 タワーホール船堀展望塔BAR「VIEW LOUNGE THF」期間限定オープン」というのも、区政90周年事業の一環です。今後江戸川区でいくつかのイベントが予定されていると思います。そしてまた90周年の後、これらから100周年に向けて江戸川区がますます発展することを期待したいものです(筆者金井たかし(高志)のプロフィール)
「金井たかし 江戸川区の政策研究(金井たかし公式サイト)」 (東京都江戸川区)
弁護士 金井たかし(金井高志)
(江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学[江東区]法学部・大学院教授)
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