2022/8/31
江戸川区「学童保育」空き待ちゼロ(金井たかしの「江戸川区情報」)(筆者金井たかしのプロフィール)
2022年8月29日付の「日経新聞」で「『学童保育』空き待ち15%増 共働きの親 就業に壁」という見出しの記事がありました。ここでは、共働き家庭などの小学生を放課後に預かる学童保育を希望しても利用できない「待機学童」が2022年春に東京23区で2600人あまりいることが報道されています。この記事で江戸川区の状況について記載がありましたので、紹介をします。
日経新聞の調査では、東京23区での22年春の待機学童の状況は2609人(集計中の港区を除く)に達していたとのことです。そして、22区のうち14区が、待機者がいたと回答し、このなかの10区で21年春よりも増加しているとのことで、また、8区が待機者はいないと回答しているとのことです。
江戸川区は待機者がいないという回答をしており、ただ、江戸川区は厚労省の指針で定める定員を超えて受け入れている状況ですが待機者ゼロの達成がなされています。
現在、江戸川区では、厚労省の指針で定められている定員を超えて受け入れをしている状況という点がいわれていますが、江戸川区の「すくすくスクール」はうまく運営されているのであると思います。
子どもの小学校入学後、夕方や夜まで預ける場所がなくなり、親が仕事をあきらめることは「小1の壁」と呼ばれることがあります。このような「小1の壁」を発生させないように、学童保育の需要の増えた地域などを検討し、江戸川区の行政には、待機者ゼロの状態を維持できるよう今後も現在の施策の維持をお願いしたいと思います。(筆者金井たかしのプロフィール)
「金井たかし 江戸川区の政策研究(金井たかし公式HP)」 (東京都江戸川区)
弁護士 金井高志(金井たかし)
(江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学[江東区]法学部・大学院教授)
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