金井 たかし ブログ

江戸川区「興宮町」の地名の由来

2022/5/30

江戸川区「興宮町(おきのみやちょう)」の地名の由来(金井たかしの「江戸川区情報」)

江戸川区に長年住んでいるのですが、私が江戸川区の地名で最も由緒がありそうだと感じている地名が「興宮町(おきのみやちょう)」です。この興宮町は江戸川区北部の地名で、環七通りと千葉街道、新中川に囲まれた一部を指します。この「興宮」という地名の由来について調べてみることにします。

インターネットで検索すると、いくつかのサイトで地名の由来が記載されてはいるのですが文献の記載がありませんでしたので、公式の文献で記載がないかどうかを確認してみましたら、『江戸川区史 通史編(第1巻)』と『区内歴史散歩』の中に少しですが、説明がありました。

まず、『区内歴史散歩』では「興宮は、正保(注:1644年から1648年)年中の『武蔵田園簿』では奥ノ宮とあり、文政(注:1818年から1830年)年間の『新編武蔵風土記稿』と明治5年の『東京府志料』では奥野宮となっているが、その間にも興ノ宮、奥之宮など色々に使われている。」(『区内歴史散歩』1096頁)と書かれています。

そして、『江戸川区史 通史編(第1巻)』では、「興宮村 明治3年の『報恩社法録』には奥之宮村とある。沖の宮から出ていると思われる。」(『江戸川区史 通史編(第1巻)』921頁)との説明がなされています。

ウィキペディアの説明では、参考文献は記載されていないのですが、興宮町の地名については、「興宮神社に由来した旧来の『興宮村』に由来。神社が海に面しており、『沖の宮』と呼ばれたことが由来とされる。」と記載されています。

以上から、現在の「興之宮神社」が海に面していたことから、「沖の宮」と呼ばれ、それが「興ノ宮」となり(文献を見るとこの名称については様々な漢字が当てられていたことになります)、興之宮神社の名称となったと考えられ、その興之宮神社の名称から、その地域について「興宮村」となったと考えることができると思われます。

江戸川区の地名の由来を調べていますが、神社の名称に由来する地名は珍しいものと思います。私は神社の参拝を趣味にしていますが、このように神社の名称に由来する伝統ある名称は今後も残していってもらいたいと思います。(筆者金井たかしのプロフィール

 「金井たかし 江戸川区の政策研究(金井たかし公式HP)」 (東京都江戸川区)

弁護士 金井高志(金井たかし)

(江戸川区在住 弁護士 武蔵野大学[江東区]法学部・大学院教授)

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著者

金井 たかし

金井 たかし

肩書 江戸川区議会議員 弁護士・行政書士 元 武蔵野大学・大学院教授 元 LINE監査役
党派・会派 自由民主党

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