2025/6/13
【令和7年6月定例会:一般質問①】
〜いわきFC新スタジアムについて〜
先日行いました一般質問についてご報告させていただきます。
質問と答弁についてまとめたものになります。
今回は質問の1つ目
「いわきFC新スタジアムについて」
🏟️ いわきFC新スタジアムについて
🎤 一般質問と答弁まとめ(2025年6月議会)
🟧【背景】
2025年、いわきFCは設立10周年を迎え、J2所属クラブとして地域に根ざした存在感を確立しつつあります。3月末には新スタジアム構想の概要が発表され、整備候補地として小名浜地区が示されたことで、市民の期待が高まる一方、市の関与や計画の具体性に対して不透明さを指摘する声も聞かれています。今後は、「民間・地域・行政の三位一体の連携」が、実現に向けた重要な鍵となります。
🟦【質問1】モデルとする先行事例について
▶ 質問: スタジアム整備にあたり、本市が参考にする自治体・クラブの事例は何か伺います。
▶ 答弁:
長崎スタジアムシティ(長崎市)とアシックス里山スタジアム(今治市)を参考事例として挙げ、試合以外での賑わい創出、防災機能の活用、官民連携の仕組みなど、多様な工夫がなされている点を評価しています。本市においても、これらの知見を今後の検討に活かしてまいりたいとの意向が示されました。
🟦【質問2】吹田サッカースタジアムの整備手法について
▶ 質問: 建設費全額寄附+無償運営の吹田モデルをどのように評価されているか伺います。
▶ 答弁:
ガンバ大阪が中心となり、建設費を寄附と助成で調達したうえで、完成後は吹田市に無償譲渡されたという官民連携の先進事例であるとの見解が示されました。土地賃借・維持管理・修繕費も民間が担う点を踏まえ、「やや特殊ながらも、公共と民間の新たな関係性を示すモデルとして参考になる」との認識を持っているとのことです。
🟦【質問3】財政負担の考え方について
▶ 質問: 行政としての財政的関与の考え方、およびふるさと納税の活用方針について伺います。
▶ 答弁:
新スタジアム整備については、いわきスポーツクラブが「民設民営」を基本方針として、様々な角度から検討を進めているところであると説明がありました。
一方で、市内経済4団体からの要望や「スポーツによる人・まちづくり協議会」における総会決議を踏まえ、市としては「民間主導・行政支援」の立場のもと、市民の理解と合意を得ながら官民連携で進めていく必要があるとの認識が示されました。
こうした要望を重く受け止め、企業版ふるさと納税の活用による財政支援を行う方針を明らかにしたほか、今後実施する可能性調査のなかで、防災・交通対策など自治体が担うべき公共的役割についても、しっかりと検討していく考えが示されました。
▶ 答弁に対して:
ただいまのご答弁を通じて、財政負担のあり方について、市としても慎重かつ柔軟に検討を進めていく姿勢が確認できました。
全国には民間主導によるスタジアム整備の先行事例が数多くありますが、先ほどの吹田市に加え、**愛媛県今治市の「アシックス里山スタジアム(今治里山スタジアム)」**も非常に注目すべきモデルだと考えております。
このスタジアムは、J2のFC今治が約40億円の建設費のうち半分を地元金融機関からの融資、残りを企業等からの出資で調達し、市からは約6ヘクタールの土地を30年間無償貸与される形で整備されました。
地域と密接に連携しながら、「365日の賑わい」をコンセプトに、カフェや福祉施設、ドッグランなども併設され、地域の日常とつながる拠点として機能しています。さらに、VIPルームの年間契約や貸会議室の運用、命名権の販売などを通じて、持続的な収益確保の取り組みも進められております。
本市においても、スタジアム整備に関する今後の支援のあり方を検討するにあたっては、こうした先進事例に学びつつ、いかに民間の活力と地域の創造力を引き出すかという視点を大切にしていただきたいと考えております。
🟦【質問4】スタジアム計画の情報公表について
▶ 質問: 市民理解を深めるために、計画内容の開示が必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
▶ 答弁:
現時点では、Jリーグライセンス申請に関わる内容であるため非公表とのことですが、市民の関心の高さや本市の将来に与える影響を重く受け止めておられます。そのうえで、今後はクラブと協議を重ねながら、公表の範囲や時期について市としても積極的に検討していきたいとの意向が示されました。
▶ 答弁に対して:
スタジアムは地域の未来に関わる重要なインフラであり、多くの市民が関心を寄せています。民間主体の構想であっても、市の関与や全体像についての情報は、段階的にでも丁寧に示していくことが、市民の理解と協力につながるものと考えます。
今後の進捗に応じて、市としても積極的な情報発信をお願いいたします。
🔚【総括】
いわきFCという、常に挑戦を続けるクラブが存在することは、本市にとって何よりの財産であります。その価値を最大限に生かし、市民が一丸となって応援できる環境を整えるためにも、自治体として力強い後押しをお願いしました。
#いわき市議会
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