2023/7/21
広報スタッフの野村美並です。あきらさんの周りにいる方々から、本人からは聞き出せない「木村あきら」を見つけ出すインタビュー企画。2本目となる今回は、あきらさんと5年来の仲である研究者・野村実先生にお話を伺いました。地域交通を専門にされている野村先生から、交通課題に取り組むあきらさんの一面を探ります。
野村実(のむらみのる)先生プロフィール

1990年生まれ。大谷大学社会学部講師。地域社会における住民の移動手段(モビリティ)の確保策を主な研究テーマとしている。特に高齢者等の「移動困難」な状況に置かれている人々の課題解決方法について住民や地方自治体、NPOなどと連携をして対話を重ね、現場に提言を行う。あきらさんに出会ってから5年間で10回以上陸前高田に訪れている。

2人の仲の良さが伺える。歳も近い
・あきらさんとの出会いを教えてください。
2018年に私が大学院を修了し、助教1年目となった時に、大学院時代の知人の方から紹介して頂きました。木村さんが大学院で京都市の町づくりを研究するために京都に来ていて、飲みに行ったのが最初ですね。木村さんは公私共に交流があり、私にとって友達のような存在です。
・あきらさんと一緒に活動されたことはありますか?
木村さんが地域交通に問題意識があり、私もモビリティを専門に研究しているのでお互いの地域を行き来するフィールドワークを行っています。私は陸前高田市の「支え合い交通」の方にヒアリングしたり、関西では私のフィールドに木村さんをお連れしたりしています。


岩手県一戸町を共に視察した時(上)と、野村先生のフィールドである京丹後市丹後町を訪れたあきらさん(下)
先進事例だったり課題がある地域を視察し、木村さんは政治家として私は学者としてお互いどう思うかを意見交換しています。木村さんはいつも政策を第一に考え、自分の町にどう活かせるかを考えていますね。
・あきらさんの存在や活動は、野村先生にとってどのような意味を持つのでしょうか?
私の研究にも大いに刺激になることがあります。木村さんは「研究」よりも「実践」の視点が強いので、大学院時代からもっと早い段階で出会えていたら良かったなと思います。地域の中で実践したり、地域政治の人の経験談は、学生にも当事者意識を持って貰えるので、私の講義にお呼びすることもありますね。関西の学生の1人が興味を持って、実際に陸前高田に行ったケースもありました。

あきらさんが大学の授業にオンラインで講義する様子
・それはすごいですね。他にも何か一緒に活動されていますか?
地域課題の調査も一緒に行っています。高齢者の移動事情を木村さんと研究し、2020年には広田町にて全世帯にアンケートしたこともありました。地域で調整してくださる方がいるのは貴重な存在なので、研究者としてもありがたいです。木村さんがアンケートを基に、バスの乗車体験会を開催していました。課題意識を醸成して、「乗ったことのない高齢者の方も含めバスはやっぱり必要だ」という意識を出す企画を行ったんですね。私たち研究者は先進事例といった「既にあるもの」を見に行くことが多いですが、一緒に「事例を作る」ことが出来るのはとても新鮮です。
政治色が出ちゃうので政治家の人と活動することはあまりないのですが、彼の場合はフラットなので地域のために頑張っている人として感じています。

町の方から直接ヒアリングし、課題を実践していくあきらさんに野村先生も同行されている

アンケート調査の様子をイラストにしたもの
・なるほど。あきらさんはどんな人柄だと感じていらっしゃいますか?
木村さんは裏表がないですよね。市民に対しても友達にも率直に向き合っていらっしゃる方なのかなと。また、課題解決という目的を持って、本を読んだり勉強したりしている印象がありますね。
・地域交通の課題について、今お2人で悩んでいる課題はありますか?
若い仲間ができるとより一層パワーアップするのかなと思いますね。木村さんも議会では唯一の20代ですし、地域交通をどっぷりつかって研究する若者は少ない。過疎地域において現役世代は自分の車もありますし、なかなか当事者意識をもってくれる人がいないので、そこに対する課題感はまだあります。

復旧前の陸前高田市市役所前にて (前市議三井さん、野村先生、大学院生時代のあきらさん)
・ありがとうございます。最後に今後あきらさんに期待する部分はありますか?
陸前高田市はBRT(JR運営のバス高速輸送システム)も、道の駅にはグリーンスローモビリティ(小型の電気自動車)もあります。交通の資源は揃っている印象がありますね。それをどう最適化して、整備していくか。市民がどうアクセスしていくのか仕掛けるか、そこは政治の力だと思うので、全体像を描くことを木村さんに期待しています。
次の1期もまた4年後を目指した期間になるので、次は市長になるのかどんなビジョンがあるのか気になりますし、次の若手を育てることもミッションなのかなと思います。

事業者にとっての利益をどう維持するか(兵庫県養父市の事例調査)
<あきらさんよりコメント>
議員になって1年目。地域交通を改善したい思いで頑張っていましたが、事業者さん、地元の方、市役所との関係の中でどうすればいいか八方塞がりになっていた時に、野村先生が調査をしたいという話を提案してくれました。
結果として、調査する過程で相談できる地元の方も増えましたし、調査結果は市が実施した市全体のものよりも、広田町に特化した深いデータが得られ、それを元に議論を進めることができました。研究から実践が動いた。と実感しました。これからも陸前高田に関わっていただけたらと思っています。
インタビュアー
野村美並(のむらみなみ)
学生時代、広田町にて町おこしプログラムに参加する。
地元神奈川に暮らしながら、現在は木村あきらの広報サポートを行っている。
<木村あきら公式SNS>
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ホーム>政党・政治家>木村 あきら (キムラ アキラ)>「『私から見た木村あきら』②より良い地域交通を共に創る研究者、野村実先生編」