2026/1/7
もうえ絵文字・・・。

日本が世界に誇る絵文字文化が10代の若者の中で消えようとしているという。一昔前はメッセージのやり取りに絵文字が入っていないと「機嫌が悪いのかな」とか「怒っているのかな」などと詮索されたものだ。今の中学生の間では「泣」や「(T_T)」、「笑」や「(*^^*) 」などの文字や顔文字は使うものの絵文字は全く使用しないらしい。中学生の親の世代は40代が多いのだろうが大きな世代間ギャップが生まれている。10代の若者を相手に絵文字を使うとおじさんやおばさん扱いされる。おじさんやおばさんなのだから別に構わないかとスルーしてしまうと若者とのコミュニケーションが円滑にいかなくなる。もともとコミュニケーションを円滑に進めるためのツールとして生まれた絵文字であるのに、その絵文字が世代間のコミュニケーションの邪魔をするとは因果なものだ。令和世代の若者にっとって絵文字の利用は親世代とのおつきあいツールに過ぎなくなっている。
では、若者たちはテキストとしてどのようなコミュニケーションの取り方をするのか。まず、句読点を使わない。、や。が見当たらない。さらに、構文を崩して短縮する。「了解しました」は「りょ」、「お疲れ様です」は「おつ」、「わかりました」は「うい」だとかがそれである。なんとなく、若者の発信は文章でのやりとりというより言葉の投げ合いみたいな感覚なのだろう。
親世代が絵文字を文章に織り交ぜることで込められた心情を表現してきたのだが若者たちは感情が乗っかった文章としてのやりとりをLineやメールのセンテンスに必要としていない。若者たちはテンポの良い会話を重視し、数回に区切って細かくメッセージを送りあう場として利用する。味気ないといえばその通りだが、そもそもメッセージに感情を込める必要は必ずしもないという気もしないでもない。ちなみに若者たちの間ではLineでスタンプも使わなくなってきているそうだ。いつの時代も若者は流行発信の震源地であるから絵文字に代わる何か創造的なものを生み出してくれないか期待して待とう。
絵文字に纏わるこのような状況を受けてNTTドコモは2025年6月に長年提供してきたドコモの絵文字の提供を終了した。海外では依然として絵文字は積極的に利用されていることからGoogleやSamsungは継続してグローバル版の絵文字の提供を続けている。
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ホーム>政党・政治家>坂本 雅彦 (サカモト マサヒコ)>絵文字はもう古いという10代との世代間ギャップ