2026/5/21
【5/13 昭島市議会総務委員会行政視察③ 北海道・室蘭市】
「公共施設マネジメントと義務教育学校の取り組み」について学ばせていただきました。
室蘭市は現在、人口約7万3000人。かつては鉄鋼業の隆盛に伴い、昭和40年代のピーク時には18万人を超える人口を擁していました。しかし、産業の構造変化などにより人口は半分以下に減少。かつて33校あった小中学校を18年間で16校へと再編するなど、公共施設マネジメントの「課題先進地」として大胆な改革を進めているまちです。
実際に訪れて感じたのは、施設の効率化を進める一方で、住民や現場の声を徹底的に聞き、合意形成を図る対話のプロセスの重要性でした。
今回は、中学校の廃校跡地を活用した公共複合施設「きらん」の現場を拝見したほか、小中一貫の義務教育学校「白蘭学園」の開校に向けた取り組みについて資料等で学ばせていただきました。
複合施設「きらん」では、充実した図書館機能に加え、雪や雨の日でも子どもたちが安心して身体を動かせる屋内施設を整備。子育て環境の充実に大きく寄与していました。
また施設内では、地域の皆さんが陶芸や絵画、料理、ダンス、カラオケなどを楽しみながら交流されており、「市民の居場所」として自然に多世代が集まる仕組みが見事でした。
昭島市でも、天候に関わらず親子で安心して過ごせる屋内スペースを求める声は多く、今後の施設整備に大変参考になる先進事例です。
また、義務教育学校「白蘭学園」の開校にいたるまでのプロセスからは、行政主導に陥らない丁寧な合意形成の手法を強く学びました。
地域や保護者との協議会を重ねるだけでなく、校章や制服のデザインまで児童生徒へのアンケートを実施。さらに実際の施設改修(予算額約1億3,800万円)では、現場の教員が中心となって内容を検討し、職員室の拡張や中学生の体格に合わせた家庭科室のテーブル高さ調整など、実際に使う人への細やかな配慮が施されていました。
「学校を統廃合する」という形だけを整えるのではなく、時間をかけて関係者と信頼関係を築き、現場の声に血を通わせていく姿勢こそが、これからの時代に求められる公共施設マネジメントのあり方だと確信いたしました。
一方、昭島市でも今後、公共施設のあり方や屋内プール整備など、街の未来を左右する大きな議論を控えています。
人口減少のスピードや街の背景がすべて同じではなくとも、「地域の声を徹底的に聞き、時間をかけて対話を重ねて進める姿勢」は、これからの昭島市にとっても絶対に欠かせない指針となります。
資料も多く、まとめるのに時間がかかりましたが、それだけ学びの多い有意義な視察となりました。今回持ち帰った多くの知見を単なる報告に終わらせず、市民の皆様の声を反映した、より質の高い政策提言へと結びつけていきたいと思います。
帰り便飛行機✈️欠航トラブルがありましたが、なんとか振替ができ当日昭島市に帰ることができました、、
#昭島市
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