2024/10/11
令和6年10月10日、決算第二特別委員会の教育委員会審査において、教育に関する質問を行いました。以下に、質問項目ごとに課題、質問、そして得られた答弁をまとめましたので報告します。ご一読いただけますと幸いです。
調理員・用務員の学校防災計画上の位置づけ
学校用務員の熱中症対策
危険な遊具や防犯上支障のある施設の撤去
通級指導教室の充実
通級での指導を日頃の指導に生かす取り組み
学校図書館の蔵書廃棄と更新
学校図書館の果たすべき役割
学校図書館におけるバリアフリーの取り組み
市立図書館におけるバリアフリーの取り組み
校務DXの取り組み
校務DXの今後の方向性
中学校給食の温かいおかずの提供
中学校給食の残食を減らす取り組み

課題
学校給食調理員や学校用務員は発災時の貴重な戦力でありながら、防災計画上の役割が不明確で不安を抱えている現状があります。
二井質問
学校防災計画上で調理員や用務員の位置づけはどうなっているか。
学校防災訓練への調理員や用務員の参加状況はどうか。
当局答弁
学校防災計画では、学校給食調理員や学校用務員も含め、全教職員の役割分担を策定しています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。防災訓練には調理員や用務員も参加し、実践的な訓練を行っています。
課題
暑い環境下で業務を行う学校用務員の健康を守るため、個別の暑さ対策が必要です。
二井質問
学校用務員の熱中症対策をどのように進めているのか。
当局答弁
作業前の健康状態確認や暑さ指数を踏まえた作業割り振りを実施。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。夏場にフレックスタイム制度を活用して涼しい時間帯に業務を行う職員もいますが利用率は低い現状です。引き続き予防の取り組みや制度活用の周知を行います。
課題
使用されていない遊具や防犯上問題のある設備が撤去されず、危険性が長期間放置されています。
二井質問
危険な遊具や防犯上支障のある施設の撤去を進めるべきではないか。
当局答弁
学校からの申請を受け、修繕や撤去を適切に対応しています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。撤去のための申請方法の周知を学校で徹底し、迅速な対応を行います。
課題
通級指導教室を必要とする生徒が増えており、指導環境の改善が求められています。
二井質問
通級指導教室の環境改善に向けた取り組みはどのように進められているのか。
当局答弁
第4期横浜市教育振興基本計画に基づき、小学校1校・中学校1校で教室を増設予定です。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。指導回数の増加や教室改修を検討しています。
課題
通級で学んだ内容が通常学級で十分に共有されていない現状があります。
二井質問
通級指導を通常指導に生かすための具体的な取り組みは何か。
当局答弁
在籍校の教員が通級指導の様子を見学する「指導参観」等を実施。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。通級指導の理解を深めるための教員研修を開始しています。
課題
学校図書館において、古い蔵書の廃棄や新たな蔵書の購入が進まず現場の課題となっています。
二井質問
学校図書館の蔵書更新や古い蔵書の廃棄について、どのように対応しているのか。
当局答弁
学校長が教育委員会と連携し、予算の範囲内で計画的に蔵書を更新しています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。古い蔵書については、劣化状況や学習への活用度をもとに廃棄を進めてまいります。
課題
児童生徒の読書活動や学習支援において、学校図書館の役割をより果たしていくべきと考えます。
二井質問
学校図書館の機能強化に向けた取り組みはどのように進められているのか。
当局答弁
学校司書の配置拡充を検討しており、教職員と連携した図書館運営を進めています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。読書活動推進計画に基づき、児童生徒が利用しやすい図書館環境の整備を進めています。
課題
障がいを持つ児童生徒が学校図書館を利用する際に、物理的・情報的なバリアが存在しています。
二井質問
学校図書館のバリアフリー化をどのように進めているのか。
当局答弁
点字図書や音声資料の整備を進めるとともに、車椅子利用者向けの設備を増設しています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。バリアフリー対応の図書館設計を新設校で標準化しています。
課題
市立図書館においても、障がい者や高齢者が利用しやすい環境整備が求められています。
二井質問
市立図書館のバリアフリー化をどのように進めているのか。
当局答弁
エレベーター設置やスロープの増設など物理的バリアの解消を進めています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。音声案内や拡大鏡の導入を通じ、視覚障がい者への対応を強化しています。
課題
教職員の負担軽減や業務効率化を図るため、校務DXの推進が必要です。
二井質問
校務DXを進めるためにどのような施策が取られているのか。
当局答弁
電子黒板やタブレット端末を活用した業務効率化を進めています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。校務支援システムの導入により、教職員が指導に専念できる環境を整備しています。
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システムの連携ができておらず複雑。教職員の負担軽減のためにも校務DXの推進は今後重要な取り組みです。
課題
校務DXをさらに推進し、教職員の業務負担軽減や教育の質向上を図ることが求められています。
二井質問
校務DXの今後の展望について伺います。
当局答弁
クラウド型校務支援システムの全面導入を検討しています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。教職員のITリテラシー向上を目的とした研修を充実させ、DX推進を加速します。
課題
中学校給食において、温かいおかずが提供されず、アンケート結果を見ても児童生徒の満足度が低いのではないかと懸念しています。
二井質問
中学校給食に温かいおかずを提供できない理由はなぜか。
当局答弁
給食を衛生的に提供するためには、菌の繁殖が増える20度から60度、この温度帯を避けて管理する必要があります。特にハンバーグやコロッケなどの固形のおかずは温度を保つのが難しく、60度以上を4時間維持するのは困難です。
一方で、汁物は保温性食缶を用いることで温度を保ち、菌検査でも問題がないことが確認されています。今後も安全・安心を最優先に、温かく、より良い給食を提供する方法を検討してまいります。

何よりも子ども達にとって満足できる給食にしていくことが肝要です!
課題
中学校給食において、残食率が高く、食品ロスの問題が指摘されています。
二井質問
中学校給食の残食を減らすための具体的な取り組みは何か。
当局答弁
生徒の嗜好調査を実施し、献立改善を進めています。 また、より具体的な対応策についても引き続き検討を進めてまいります。食育活動を通じて、食べ残しの削減を呼びかけています。
今回の質疑を通じて、教育環境のさらなる改善や児童生徒への支援拡充に向け、多くの課題を深く掘り下げることができました。これからも市民の皆さまの声を反映しつつ、実効性のある施策に取り組んでまいります。
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