2026/6/18
今朝のNACK5「エコノモーニング」で、武蔵大学社会学部メディア社会学科の庄司昌彦先生が、デジタル教科書についてタイムリーにお話しされていました。
ネット上では、日本のデジタル教科書について「周回遅れだ」といった指摘を見かけることもありますが、現状は少し違うようです。
スウェーデンでは、デジタル教科書の活用を見直し、紙の教科書や読書時間を重視する動きがあります。一方で、若者を中心にオーディオブックも非常に普及し、「本は聞くもの」という文化も広がっているそうです。
冬が長く、日照時間が短いことや、雪や寒さで移動に時間がかかることなども背景に、室内で過ごす時間や移動中に「耳で読書」をする文化が根付いているのかもしれません。
ただ、その中で子どもたちの読解力の低下も課題となっており、長文を読み、深く理解し、考える力を育てるには、紙の教科書や紙の本が適している場面がある、という考え方が背景にあるのだと思います。
つまり、単純に「デジタルを進めればよい」「紙に戻せばよい」という話ではありません。
読み上げや拡大、個別最適な学び、読字障害などへの支援には、デジタル教科書が有効な場面があります。一方で、長文をじっくり読み、考える力を育てるには、紙の良さも大切にする必要があります。
そして、紙の本に出会い、静かに読み、調べ、考える場として、学校図書室や地域の図書館の文化も大切にしていきたいところです。
紙かデジタルかの二者択一ではなく、子どもたち一人ひとりの特性や学習内容に応じて、どう使い分けていくのか。
まさに本日の和光市議会一般質問でも、デジタル教科書やAIドリルの活用、ICTを活用した教育支援について取り上げます。
子どもたちの学びが、より豊かで確かなものになるよう、教育現場での活用のあり方をしっかり確認してまいります。
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