2025/6/9
先月、大阪・関西万博を視察させて頂きました。
開催前や開幕直後には、準備の遅れや会場設備への不安など、万博に対するネガティブ報道や意見が多くでておりましたが、実際に万博会場を訪れると、東京ドーム33個分の広さと大屋根リングの大きさに圧倒され、各パビリオンの外観やコンセプト等、未来社会のデザインをワクワクしながら、十分に感じる事ができました。
万博推進局が発表している開催期間中の想定来場者数は、国内2,470万人、海外350万人との事で、会場内を歩くと、子どもから高齢者まで幅広い年代層の地元府民や国内観光客、そして外国人観光客が訪れている事が分かります。開催から一か月の時点での外国人観光客割合は約13%との事であり、想定通りで推移しているとの事でした。
地元自治体である大阪市としては、インバウンド増加の背景や万博開催に向けて、民泊を含む市内宿泊施設の増加対策に取り組んでおり、平成27年度と昨年度を比較すると約11.5倍、客室数は新法民泊を除き約2倍に増加している事との説明を受けました。オーバーツーリズムが国内一部の地域で起きている状況がある中、大阪市においては、宿泊施設や交通アクセスが、観光客に追い付いていなければ、とにかくドンドン整備を進めるという、とても積極的な姿勢を感じます。
今後、夏休み期間の7月下旬~8月や、開催終了の10月に向けて、駆け込み需要での来場者増加が見込まれており、未だ課題として残る、パーク&ライドの利用が低い点や、トイレや喫煙所の整備、また報道に出ているユスリカの大量飛来や、レジオネラ属菌の発生など、改善に向けて努力を進めてほしいと思います。
そして、開催終了後の夢洲地区の活用方法に関して、現在様々な事業者の提案を受け、検討が進んでいるとの事ですが、都心部にはない海に囲まれた立地条件や広大な土地を最大限に活かし、日本を代表する国際観光拠点となる事を期待しています。
#大阪万博 #大阪関西万博
#expo2025 #ミャクミャク
#文京区 #文京区議会議員
#自民党 #松平雄一郎
ymatsudaira.com
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>松平 雄一郎 (マツダイラ ユウイチロウ)>先月、大阪・関西万博を視察させて頂きました。