2025/8/1
【文化的価値の意識醸成が、米子市の未来に繋がる。】
28日に米子市の「日野橋在り方検討委員会」が開かれ、私も傍聴しました。
委員会では、「日野橋の存廃を急いで決めるべきではない」として、5つの提案がありました。
(詳細は新聞記事をご覧ください)
もともと「壊す方向」だったところから検討委員会が発足したことを考えると、一歩前進といえるでしょう。
これが、新たな議論のスタートだと捉えています。
米子市は、歴史や文化的価値よりも、商業・経済を優先してきた背景があります(米子城や公会堂の事例あり)。
私は「市民が国文化財であることに気づかず、壊す方向で進んでいるのか?」、
「住民に、もっと文化や文化財に関心を持ってほしい」
という思いから、2月の県議会で質問し、4月から5月にかけて10,000部の議会だよりを配布し、日野川沿岸地域を歩きました。
地元の住民からは、
「文化財だとは知らなかった」「費用がかかる」という意見もありましたし
「子どもが使っている」「この景観が心のよりどころ」「残してほしい」という声が大半でした。
「壊すべき」というのはごく一部です。
人口減少と「スマートシュリンク」が進む中で、
米子市・鳥取県では、4500億円を超える高規格道路の計画や、山陰新幹線の声もあります。
しかし、生活道路として使われる国文化財の橋さえ守れないようなまちで、本当に高速道路や新幹線を通して、維持できるのでしょうか。
文化的価値を大切にしないまちには魅力がなく、観光も経済も進まないでしょう。
また、「歩いて楽しいまち」を目指す米子市では、郊外こそ、そのまちづくりが重要です。
文化的価値や景観が地域にとって重要であり、これが観光や経済にも好循環で繋がると、私は考えています。
「国登録文化財の橋」など文化的価値を大切にし、地域の人々が美しい景観を愛し守る文化があれば、移住者や観光客にも感動を与えます。
これまで、国文化財の橋が壊された前例はないと聞いています。米子市がその第一号にならないことを願い、日野橋に限らず、若い世代を含めて、文化や教育・教養の価値を、もっと広めていきたいです。
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