2026/8/5
松戸市の交通空白地域課題と「持続可能な移動の足」を考える〜猛暑下の通院と移動の壁
松戸市議会議員の岡本ゆうこです。
連日、強い日差しが照りつける厳しい暑さが続いています。今週は私も通院が数回重なっているのですが、体調面や精神面でのご負担を感じている方も多いのではないでしょうか。
地域のご高齢の方から「日常の移動」に関する切実なお話を伺いました。本当はタクシーで松戸駅まで向かいたいものの、家計への負担が大きく、諦めざるを得ないとのこと。さらに「一番近いバス停には屋根がなく、猛暑のなか日差しを遮る場所がない。そのため、歩くのは大変だが、屋根のある一つ先のバス停まで頑張って歩いている」とおっしゃっていました。
松戸市では「松戸市地域公共交通計画」に基づき、駅から一定距離以上離れた地域やバス路線の少ない地域を「公共交通空白・不便地域」に指定し、コミュニティバスや乗合いタクシーの導入支援を進めています。しかし、単に路線網やルートを整備するだけでなく、今回のご相談のように「待合環境(屋根やベンチの設置)」や「自宅から停留所までのアクセス性」といった細やかな視点も極めて重要です。
特に近年の酷暑において、屋根のない停留所でバスを待つことは熱中症のリスクに直結します。公共交通の充実は、移動手段の確保にとどまらず、市民の命と健康を守るインフラ整備でもあります。
高齢化が進む中、誰もが安心して外出できるまちづくりは喫緊の課題です。地域の皆様の声に耳を傾け、ハード(停留所環境の改善)とソフト(デマンド型交通やコミュニティバスの活用)の両面から、実用的な「地域の移動の足」の確保に向けて全力を尽くしてまいります。
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