2025/9/17
「原爆の図」が問いかける平和/丸木美術館
JTSU議員懇談会の研修会。丸木美術館を訪れる機会を得ました。2025年9月28日をもって長期休館に入るため、歴史ある建物のたたずまいをそのままに拝観できる、貴重な機会となりました。
美術館の代名詞とも言える「原爆の図」は、画家である丸木位里と丸木俊夫妻が共同制作した、圧倒的な迫力を持つ連作です。
原爆投下直後の広島の惨状が、生々しく描かれており、画面から伝わる人々の苦しみ、そして怒りや悲しみに、私はただただ言葉を失いました。
しかし、これらの絵は単に惨禍を告発するだけでなく、原爆を経験した人々の魂の叫びを静かに、そして力強く訴えかけているように感じました。そこには、絶望の淵からかすかな光を見出そうとする、人間の根源的な力強さが描かれているようにも思えます。
鑑賞後、敷地内にある木造の茶室で、それぞれの自治体での平和への取り組みについて意見交換を行いました。この場所で、一人ひとりが平和について語り合ったことは、単なる研修の枠を超えた、特別な意味を持つ時間だったように感じます。
「原爆の図」は、私たちに過去の出来事を忘れず、平和とは何かを常に問い続けています。
丸木夫妻が命を削って描いたこの作品が、これからも多くの人々の心に響き、平和を希求する思いを育んでいくことを願っています。




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