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山本ジョージさんの『獄窓記』から考える、福祉と刑罰のあいだ

2025/7/18

10年ほど前のことですが、私の政治の師である大沢ゆたかさんから、「読んでみるといい」と勧められて手に取った一冊があります。
それが、現在参議院選挙・東京選挙区に立候補している山本ジョージさんの『獄窓記』でした。

 


山本さんはかつて、立川を含む地域で衆議院議員を務めていた方です。私自身は直接の接点はありませんでしたが、この本を通して、その人柄や社会に対するまなざしを強く感じました。
「でも、汚職で逮捕された人でしょ?」
そう思われる方もいるかもしれません。たしかに彼は逮捕・収監されました。そして『獄窓記』では、その事件の経緯や当時の心境が率直に綴られています。しかし、読み進めるうちに、彼が私利私欲にまみれた人物ではなかったことが見えてきます。
それ以上に、私が心を動かされたのは、彼が収監中に見つけた「社会の片隅で取り残されている人たち」の姿でした。
刑務所には、心身に障害のある人、軽度の知的・発達特性を抱えた人が数多くいます。
本来であれば罰ではなく、支援の対象であるべき人たちが、行き場をなくし、支援にもつながれず、結果として犯罪に至るという現実。
これは、私がNPOの活動や市議として日々直面している課題とも重なります。
何度も逮捕され、生活もままならない方々の背景には、ほぼ例外なく「福祉の空白」があります。
就労も住まいも人間関係も支援もなく、あるのは孤立と困難だけ。
その末に、警察や刑罰が「対応の最後の窓口」になってしまっている。
『獄窓記』を通じて山本ジョージさんは、この現実を直視し、問題提起し、そして政治の課題として社会に届けようとしています。
その姿勢には、私は敬意を抱かざるをえませんでした。
この国の政治に、必要な視点があるとすれば、こうした現場からの声に耳を澄ませ、再出発を恐れず語る人ではないかと思います。
山本ジョージさんは、過去の過ちを隠すことなく語り、そこから見出した社会課題に向き合ってきた。
そうした姿勢が、国政の場でもきっと生かされると、私は信じています。
おくむらまさよしさんと同じく、「政治を変える希望になりうる一人」として、改めてご紹介させていただきます。
#山本ジョージ

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著者

山本 ようすけ

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肩書 立川市議会議員(現職最年少、厚生産業委員会 委員長)、NPO法人さんきゅうハウス理事
党派・会派 緑の党グリーンズジャパン
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