2026/5/19
【葛飾区】「知らなかった…」では済まされない?自転車ルール講座で学んだ大切なこと
5/18葛飾警察署の皆様を講師にお招きし、自転車の安全利用について学ぶ講座が開催されました。
会場には約110名もの応募があり、自転車ルールへの関心の高さを実感しました。
この会の主催は「特定非営利活動法人 葛飾アクティブ・COM」です。
通称として「KAC(ケーエーシー)」とも「カック」とも呼ばれています。
主に、シニア世代の地域活動・健康づくり・IT講座・交流活動などを行っている団体で、「シニアを元気に」をコンセプトに活動していただいています。
今回の講座開催に関しては、
特に今年4月から始まった「自転車の青切符制度」により、
* 「歩道は走っていいの?」
* 「イヤホンは?」
* 「高齢者は?」
* 「踏切も止まるの?」
など、多くの不安や疑問の声が寄せられていました。
今回は、その講座内容を分かりやすくまとめます。
🔷自転車は「車の仲間」
講座で何度も強調されていたのは、
「自転車は車両」
という点です。
つまり、
* 原則は車道通行
* 左側通行
* 信号を守る
* 一時停止する
* 危険運転をしない
というルールが基本になります。
はじめに20分ほどのDVDを視聴、
「自転車だから軽い事故で済む」という油断が、重大事故につながるケースが2つ紹介されました。
実際に、自転車事故で9000万円など高額な損害賠償が発生した事例もあり、決して他人事ではありません。
🔷高齢者は歩道を走っていいの?
質問が非常に多かったのがこちら。
法律上、
* 70歳以上
* 13歳未満
* 身体の不自由な方
などは、例外として歩道通行が認められています。
ただし、
「歩道を自由に走っていい」
という意味ではありません。
歩道では、
* 歩行者優先
* 車道寄りを徐行
* 歩行者の妨げになる時は止まる
というルールがあります。
🔷「車道が怖い」という現実
「車道が狭い」
「トラックが怖い」
「停車車両を避けると危険」
という声は、本当にその通りだと思います。
私自身も、道路整備が追いついていない現状は大きな課題だと感じています。
警察からも、
「道路状況によっては、やむを得ず歩道を走る場合もある」
という説明がありました。
ただし、その場合でも歩行者優先は絶対です。
🔷イヤホン・骨伝導は大丈夫?
これも非常に質問が多かったテーマです。
結論から言うと、
「周囲の音が聞こえるか」が重要
とのこと。
つまり、
* 骨伝導だからOK
* 片耳だからOK
とは限りません。
サイレンや周囲の声が聞こえない状態で運転していれば危険です。
さらに、事故時には相手から警察や保険会社への指摘により、過失割合にも影響する可能性があるとの説明がありました。
骨伝導や片耳イヤホンもやめた方が良いと思いました。
🔷踏切も一時停止が必要
意外と知られていなかったのがこれ。
自転車も車両なので、
踏切では一時停止義務があります。
特に京成線沿線では、危険な横断が問題になっているそうです。
私がよく目にするのは、新宿4丁目の単線の踏切で減速すらしない自転車。電車が来ないとわかっていても、自動車と同様に一時停止がルールです。
🔷一方通行「自転車を除く」は?
葛飾区内にも多い、
「一方通行(自転車を除く)」
の標識。
これは、自転車は逆方向から入れます。
ただし、その場合でも、
左側通行
が原則です。
また、
もしも「自転車を除く」の表記がない場合は自転車も進入禁止ですので、
こちらはアウト。気をつけましょう。
🔷雨の日の傘差し運転は危険
講座では、
「4月以降、傘差し運転がかなり減った」
という話もありました。
やはり制度開始により、意識が変わった部分もあるようです。
傘差し運転は、
* 前が見えにくい
* 片手運転になる
* バランスを崩しやすい
など、非常に危険です。
私は45年前ですが、これにより交通事故に遭いました。
雨の日はレインコートが基本になります。
🔷ヘルメットと保険は本当に大切
葛飾区役所交通安全対策課長からは、
「2つの帽子(ぼうし)」
という話がありました。
1つ目は、
頭を守るヘルメット(帽子)
2つ目は、
自転車盗難を防ぐ鍵(防止)
です。
特にヘルメットは、命を守ります。
また東京都では、自転車保険加入が義務化されています。
火災保険や自動車保険の特約でカバーされている場合もあるので、一度確認してみることをおすすめします。
🔷一番大切なのは「思いやり」
今回の講座を通して感じたのは、
「自転車=気軽な乗り物」
だからこそ、
ルールとマナーが本当に大切だということです。
歩行者から見れば、
自転車は時に“怖い存在”にもなります。
一方で、自転車利用者から見れば、
狭い車道や危険な道路環境への不安もあります。
だからこそ、
* 道路整備
* マナー向上
* ルール周知
* 安全教育
を同時に進めていく必要があります。
🔶安全教育も、ルールの周知も、子ども達には学校現場からの呼びかけができるものの、
シニア層には届きにくいと感じています。そこで、葛飾区議会の予算審査委員会で提案したところ、葛飾区内の小中学校で採用しているスタントマンが交通事故や実演するスケアードストレイト方式の交通安全教室を、葛飾教育の日に実施することで、保護者や地域の人にもみてもらえる機会を増やすという回答を得ています。実施に向けてこれからも調整を続けます。
これからも、葛飾区の道路環境や交通安全対策について、引き続き現場の声を大切に取り組んでまいります。





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