こんばんは。東京都議会議員 足立区選出の後藤なみです。いよいよ今週末の２７日は衆議院選挙の投票日です。

私の住む足立区では、東京13区と29区が衆議院選挙の選挙区となっています。

後藤さんはどこを応援するの！？と聞かれることが多いのですが、都民ファーストの会として国政政党を目指す「ファーストの会」では今回友党である「国民民主党」を応援しています。一方、多くの足立区民の皆さまからは全ての候補者を見ていないので誰に投票したら良いか分からない、という声もお聞きします。ここでは、東京29区における衆議院候補の情報についてできるだけフラットにお伝えします。既に期日前投票も行われておりますので、ぜひ投票の参考にしていただければ幸いです。

【候補者の人柄や訴えている個別の政策を知りたいあなたへ】

■候補者①

岡本みつなり（HPリンク）

所属政党公明党(自民党推薦)佐賀県出身の59歳、 米国ケロッグ経営大学院修了。シティバンク、ゴールドマンサックス証券のパートナー(役員)など華麗な経歴から政界に転身。2021年、4期目の選挙から足立区を含む12区(現在区割り変更にて29区に)から立候補、当選を果たしています。国政においては外務大臣政務官、財務副大臣など要職を歴任。現在公明党の政策責任者となる政務調査会長に就任するなど、公明党のエースとして名高い岡本さん。これまでも、足立区の災害対策として荒川第二・第三調節池の早期整備、子育て支援として児童手当の拡充などの政策を実現してきました。現職ということもあり、地域のイベントなどでお会いすることも多いのですが、どの政党の議員にもオープンでフレンドリーに接している姿が印象的です。

政策的には、政治資金を毎年チェックする第三者機関の設置、木密地域の解消や無電柱化促進、5年以内に最低賃金1500円の実現、区内全小学校で英検三級合格レベルを目指した英語教育の推進などを掲げています。

■候補者②

木村たけつか（HPリンク）

所属政党 立憲民主党、神奈川県出身の53歳、住み込みで新聞配達・牛乳配達をしながら大学浪人生活を送り、奨学金貸与で日本大学経済学部入学した苦労人でもあります。大学在学中に西川太一郎元衆議院議員（現荒川区長）秘書となり、その後墨田区議会議員に。2期区議会議員を務めた後に、東京14区から衆議院議員選挙に立候補し、当選。その後の総選挙では惜敗し、現在29区で活動されています。一見強面に見える木村さんですが、お会いするととてもソフトな印象の方です。

政策的には、中小企業の社会保険料負担の軽減、最低賃金1500円の実現、教育費無償化の実現や地域公共交通の支援などを掲げています。

■候補者③

たるい良和（HPリンク）

所属政党 国民民主党、岡山県生まれの57歳、同志社大学経済学部在学中に会社起業。ゲームソフト会社やたこ焼き屋さんなどを無一文から立ち上げた辣腕の持ち主です。2003年、 衆議院議員秘書を経て、衆議院選挙に初当選。その後2012年参議院議員に当選し、2017年希望の党から立候補するも惜敗。現在に至ります。私自身は表現の自由を守る活動においてご一緒させて頂く機会がありましたが、バイタリティと熱量にあふれた情熱家という印象で、人を巻き込む力も強い方です。
政策的には、選挙期間中繰り返し「手取りを増やす経済政策」を訴えています。具体的には、社会保険料の負担軽減、消費税減税、年収の壁対策、給付型奨学金の拡充、年少扶養控除の復活などに加えて、エンタメ業界の活性化、ペット殺傷ゼロなどを掲げています。

■候補者④

えびさわ由紀（HPリンク）

所属政党 日本維新の会 1974年生まれの49歳、短大卒業後にプロスノーボード選手となり、スノーボードクロス日本チャンピオンも持っています。プロ選手引退後、広告代理店の設立に携わり、秘書などを経て主婦となる。離婚の経験があり、再婚後ステップファミリーとして4児を育てておられます。維新の創成期からのメンバーであることも有名で、2012年維新政治塾１期生から衆議院議員選挙に挑戦、大阪市議会議員を経て、2022年には参議院選挙の東京都選挙区で立候補し、惜敗されています。

政策的には防衛費の増額や労働市場の流動化、持続可能な医療保険制度改革や教育や出産の無償化などを掲げています。

■候補者⑤

鈴木けんいち（HPリンク）

所属政党 日本共産党 1961年生まれの63歳、東京経済大学経済学部卒業後、荒川区の機械メーカーに勤務されています。1993年より日本共産党荒川地区勤務、現在同地区委員長をされています。
政策的には政策的には最低賃金の1500円引き上げ、労働時間を1日7時間、週35時間を目指す、大企業や高所得者の優遇を見直し社会保障制度の拡充、憲法9条の堅持、平和外交の推進などを掲げています。

29区の候補者はどの方も経歴が多様ですね…！

【どの政党に投票するか迷っているあなたへ】

昨今「ボートマッチ」というサイトから、簡単に自分の考え方に近い政党を選ぶことができることをご存じでしょうか。数問のアンケートに答えると、自動で一致度の高い政党を知ることができます。

■政策の一致度を比較したい

政策テーマを選んでアンケートに答えることで、候補者との考え方の一致度を数値で知ることができます。「東京29区」を選んで進んでください。

リンクはこちら：NHK衆議院選挙2024 ボートマッチ

■選挙の争点から政策を比較したい

　「政治とカネ」の問題や物価高対策など今回の衆院選で争点にあげられる20問への賛否であなたの考えに近い政党を測定できます。

リンクはこちら：選挙ドットコム 第50回衆議院議員総選挙 投票マッチング

■公開討論会（必見です！）

　https://www.youtube.com/live/0JDtslllsn4?si=nlkd9bjPgHE8uSPO

今回立候補している5候補者の政策を見ることができます。是非多くの方に見て頂きたい内容です。こちらを見て頂くとそれぞれの候補者の政策の違いがよく理解できるかと思います。

以上が東京29区の衆議院議員候補となります。なるべく候補者の魅力や政策を中心に、かつ公正に綴らせていただいたつもりです。

とにかく今回立候補された皆さん、若くて有望な方ばかりで一人を選ぶのが本当に悩ましい選挙区です。迷っていらっしゃる方は是非一度公開討論会の動画を見て頂くことをお勧めします！

次の足立を、そして日本を創る大事な選挙、ぜひ皆さんの候補者選びの参考になれば幸いです。

後藤なみ

#衆議院選挙 #東京29区 #東京都議会議員 #都議会