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【東京都議会議員候補 後藤なみ】この4年間を振り返る②~高齢者施策を中心に~

2021/7/3

こんにちは。東京都議会議員候補 後藤なみ(都民ファーストの会公認候補)です。

前回は、公約の達成率や子育て施策についてお伝えをさせていただきました。引き続きこれまでの議員活動の振り返りとして、高齢者施策を中心に振り返りをさせてください。

 

■介護福祉政策は私のライフワーク

私の政治の原点は介護福祉の世界にあります。これまで1000を超える介護福祉の現場を歩いて見る中で感じた違和感を政治の世界で解決するために、政治塾に通い2017年当選させていただきました。都議就任後、約3年間介護福祉政策議論の中心となる厚生委員会に所属し、毎定例会ごとに介護政策について問題提起を行ってきました。

☝地域でも認知症の人と地域をつなぐイベントを企画するなど活動をしてきました!
 

■介護業界の代弁者が政治の世界には少ない

超高齢化社会を迎えるこの日本において、高齢者福祉を政策に掲げない政治家はいません。

しかし、それが介護現場の声や実態を反映しているかといわれると疑問を感じることが多くあります。例えば、高齢者施設について。多くの政治家は選挙の時になると、特別養護老人ホームをもっと新規開設して安心して老後を暮らせるような社会を創ります!といったことを掲げるのですが、都内の多くの高齢者施設は老人ホームを開設しても、介護士を採用することができず一部のフロアは閉めたまま、なんてことが多くあります。ハードよりも、介護士の処遇改善や働き方改革を先に進めなければ高齢者の生活を支えることはできないのです。また、都内の特養の平均入居料は月約15万円。老後の収入が減る中、都内で特養に入居するのはすでにハードルの高いものとなっています。まず行っていかなければいけないのは、経済的に不安を抱える高齢者や医療的ケアの依存度の高い高齢者の受け皿をもっと緊急的に整備をすることだと思います。

 

■ヤングケアラーやダブルケアなどの問題に取り組んできました

また、昨今はケアの担い手の多様化についても着目していかなければいけません。

東京都は全国で最も晩産化が進んでおり、子育てと介護が同時に訪れるいわゆる「ダブルケア」をしている人たちが最も多い地域です。また子どもたちが親や兄弟の介護を行うことで学びや育ちに大きな影響を及ぼしている「ヤングケアラー」などの問題もあります。いずれも、新たな社会課題であり、当事者たちは苦しんでいるものの、問題が顕在化していないという課題があります。この4年間私は当事者の皆さんの声を聴き、議会でも提案をしてきました。ヤングケアラーも問題については、東京都でも実態調査を始める事となり問題の解決に向けて歩みを進めています。

高齢者施策に関しては、多世代共生の街づくりや介護予防の推進、認知症フレンドリーな社会実現など進めたい政策は挙げたらキリがありません。ぜひ次の4年間でも都政における数少ない介護福祉政策のプロとしてお声をお寄せいただければ嬉しいです。

 

 

#足立区 #東京都議会議員選挙 #都議選

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