2021/3/19
【議会報告3】
一般質問3つめは、防災がテーマです。
【ため池防災】
まず質問の背景の説明です。
市内には、人家、あるいは事業所より高い位置にあり、堤防決壊など災害時には市民の生命・財産に影響が及ぶ可能性のある「防災重点ため池」が542箇所あります。その個所数、貯水量ともに、約4割は地元児島地区に集中し、児島地区では生活場所のすぐ隣に池があるといっても過言ではありません。
平成30年7月豪雨では、広島県を中心に32箇所のため池が決壊。福山市では幼い子どもの命が奪われました。年々水害リスクが高まる中、地区によってはため池防災は重要な課題です。
今年度の予算でも、ため池防災・減災事業として、改修や廃止の工事のほか、水位計設置、ハザードマップ作製に約1億4千万円予算が計上されています。そこで次の通りの質問やりとりをしました。
⏩ Q6.水位計設置と防災ハザードマップ作成の対象となる基準はなに?
A6.ため池ハザードマップは貯水量や位置、周辺の人家の状況などから、災害時に重大な影響が予想されるものから順次作成中。
水位計はそのハザードマップを作成した池から計画的に設置する予定(まだ一か所のみの設置)。(文化産業局参与 以下全ての回答も同様)
⏩ Q7.その他の防災対策の種類と該当数は?
A7.堤などの改修、水位を下げたままにする低水管理、廃止など。
池の状態は職員が定期的に目視点検している他、現地土木委員からも随時異常があれば連絡を貰う。受益農地の状況や費用対効果など考慮し、改修か廃止か決める。こうして1~2箇所/年の池を改修していたが、平成30年7月豪雨以降2~3箇所/年に増やした。廃止も2~3箇所/年程度継続する予定。
⏩ Q8.県と市の工事分担と、事業に要する期間は?
A8.県が担当するのは、農業振興地域内に5ha以上の受益農地があるなど一定の要件を満たすもの。県営で耐震性を含めて安全性がまだ確認されていないため池は約60箇所。工事には約6~7年かかるが、市単独で改修するものは、3~4年程度でできる。
⏩ Q9.近所にある池が危険か、周囲に危険な池がないか知る方法は? 危険な池を知ることは住民の注意喚起の上でも重要のはず。
A9.市のホームページ等にある防災ハザードマップをまず最初に見て欲しい。その他、岡山県が防災重点ため池の浸水想定図を作成中。出来次第県ホームページなどで公開される予定。
【所感】
防災重点ため池の安全性は、これまでも拘ってきたものです。
過去のブログから
防災重点ため池について(2020年4月3日)
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/6088655.html
防災重点ため池について(2)(2020年6月2日)
https://livedoor.blogcms.jp/blog/ash_ashida1185/article/edit?id=6551233
ため池は同じ市内でも地区によっては全くないので、関心がある人にばらつきがあるかもしれません。
何より改修対象の池がどこかを事前に知らしめ、遅滞なく工事が完了させるのが市の務めだと考えます。毎年職員が巡回して目視検査をしてるのはありがたいですが、担当部署との事前打ち合わせによると確認できるのは漏水の有無などで、耐震強度などはわからないとのこと。
なお、防災重点ため池ハザードマップは下のリンクのページ一番下から地区別に確認できます。(地図が重くダウンロードに時間がかかります。担当部局に改善を申し入れます。)
👉 https://www.city.kurashiki.okayama.jp/33226.htm
地区別の内訳のページの例です。
👉 https://www.city.kurashiki.okayama.jp/34143.htm(児島版)
どんなマップかは添付の写真をご覧ください。👇 私の自宅が浸水エリアになる「上の町大池」のハザードマップを載せます。
ハザードマップには、浸水範囲と水深、水が到達するまでの時間、避難所ー当然浸水範囲外にありますーなどが書かれています。
改修が必要で今後工事に着手する予定の池は開示できないと事前に聞かされました。今後開示できないか執行部と打ち合わせていくつもりです。
つづく



この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>あしだ 泰宏 (アシダ ヤスヒロ)>【議会報告3】一般質問3つめは、防災がテーマです。