2026/4/16
3月25日の野洲市議会本会議で「野洲市水道事業給水条例の一部を改正する条例」が採決に付され、賛成多数(私、東郷も賛成。下段にその理由を記します)で可決しました。来年(R9年4月)から、上水道単体で見ると49%、実際の請求では合算されている下水道料金との合計では23%の値上げとなります。
↓は、関連議案の賛否一覧です。
| 件 名 | 結 果 | 未来共創 | 清明会 | 公明党 | 共産党 | 民 | ネ | 創 政 会 | |||||||||||
| 東郷 | 田中陽 | 橋 | 山岡 | 岩井 | 益川 | 津村 | 木下 | 野並 | 工藤 | 山本 | 田中遼 | 荒川 | 奥山 | 石川 | 遠藤 | 稲垣 | 永島 | ||
| 水道事業給水条例改正(執行部原案) | 可決 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | ● | ● | 〇 | 〇 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 水道事業給水条例改正継続審査の動議 | 否決 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ー | ● | ● | ● | ● | ● | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 水道布設替えはインフラ整備。国の財源支援を求める意見書 | 可決 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
*件名は分かりやすい表記に変えています。〇は賛成、●は反対。*議長は採決に加わりません。
水道管路の利用限度は約60年。その後は破裂、漏水等のリスクが高まる。野洲市の水道管路は昭和60年以降集中的に整備された。


南海トラフ地震等の大規模地震に備え、耐震性構築が急務。
前回料金改定から9年経過。県内で5番目に安く、近年は赤字。
①赤字の解消、②管路の更新の財源、③近い将来急増する管路更新に備えた積み立て。①と②で約36%、③で約13%の値上げとなる。
議会の最も重要かつ基本的な責任は、市長(執行部)の提案に対し「是か非か」を判断することです。
これを先延ばしする「継続審査」を提案するならば、その責任(是非の判断)を現段階で果たせない理由や先延ばして審査することで明らかにしようとする内容を具体的に示すことが重要です。
しかし、これらのことは継続審査の動議提案理由にも、質疑への答弁でも説明されませんでした。
ぜひ↓のQRから議会の録画中継にてご自身でご確認ください。

■継続審査の提出理由(動議提出時の説明文と質疑への答弁から(要旨))
次の議会まで
年間利用水量40㎥で年額約14700円の値上げで負担大。財政調整基金やふるさと納税を充当、一般会計からの繰り入れ拡充等により段階的に上げる等、対策が必要。
具体的な比較検討の審査が十分でない。
次議会までの審議延長を提案しているが、その間に何を明らかにするか等について議案質疑で会派の同僚、田中陽介議員が問うたが明確な答弁がなく不明。
この情勢が本市の上下水道事業にどのような影響を与えるのか不明で、「漠とした不安」。一方、膨大な管路更新への負担は、目に見える「備えるべき危機」。
年間で約14700円(年40㎥使用)の増は小さくないが、平均的な4人家族世帯の使用量は年25㎥(AI調べ)であり、この場合負担額は低くなる。
今回の値上げは、将来激増する更新負担を①更新の前倒し実施、②更新資金の積み立ての二つで出来るだけ緩和しようとする策。それを「激変」と先送りすれば比較にならない影響が近い将来及ぶ。
物価高騰は生活全般に及ぶ。生活困窮されている方への支援は重要だが、水道代のみでなく、総合的に実施すべき。水道料金値上げ(9年4月)までの間で、誰に、どんな支援を実施すべきか検討すべき。
田中議員の質疑に答え、提案者は「総合的支援も水道料金の激変緩和策も並行して実施すべき」と発言してます。
水道料金は、多くの水を利用する人やわずかな量にとどめてる人、あるいは値上げが困窮につながる方にもあまり影響を受けない方にも等しく適用されます。
「激変緩和」の名目で、様々異なる事情を持つ市民全体を対象に一般財源から繰り出しを行い、さらに並行して困窮された方への支援を行うのは、明らかな二重投資で許されないと考えます。
このような策を行えば、その「時」は「市民の負担軽減」となりますが、いずれ無駄な二重投資の”つけ”は市民に回ってきます。
厳しく見定めていただきたいと思います。
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ホーム>政党・政治家>東郷 かつみ (トウゴウ カツミ)>野洲市の水道料金値上げ(R9.4~)は是か非か⁉