2025/7/25
早朝、導かれるように吉野の金峯山寺蔵王堂にいます。朝の勤行では、大太鼓と大きな3本の法螺貝、男女の僧侶のお経が一体となり、高く広い蔵王堂に響き合います。
金峯山寺蔵王堂は東大寺大仏殿に次ぐ規模の木造建築で、自然木のままの柱が68本。松、杉、檜、梨など様々な種類の柱が混在しています。かつて、亡き父と訪れた時のことを懐かしく思い出しました。
僧侶の方の「どんな困難や苦難の時でも諦めることなく、こうして平和を唱え続けること。それが私たち一人ひとりができる確かなこと」という言葉が心に残りました。
7世紀後半、修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が、世の中の荒廃を憂い、人々を救うための強い仏の出現を求めて吉野・金峯山で千日間の厳しい修行を行ったそうです。すると、釈迦如来(過去)、千手観音(現在)、弥勒菩薩(未来)が、過去・現在・未来にわたる人々の救済のために姿を変えて現れたそうです。
蔵王権現様は、衆生の苦姿で現れるとされ、金峯山寺における信仰の核となっているとのこと。遥か昔から「苦難に打ち勝ち、世の平和と人々の救済を願う」という修験道の精神は脈々と受け継がれ、今もこうして私たちに問いかけています。
多くのことを教わった吉野の朝でした。
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