2020/11/26
【君が袖振る /日々徒然】
11/26 地元の図書館で、CD「犬養孝の万葉百首➀」を偶然見つけ、家で聴いている。
昔「歴史学習とハイキング」を組み合わせた「ラジオウォーク」というのがあった。犬養孝先生も、関大の網干善教先生も講師をされていた。犬養先生は、独特の節回しで万葉歌を詠まれ、関心を抱いた。
「あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」(額田王)
「紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我恋ひめやも」(大海人皇子)
額田王は大海人皇子と結婚し、二人の間には子どもがいた。この歌が詠まれたときには、二人はすでに別れ、額田王は天智天皇(=中大兄皇子。大海人皇子のお兄さん)と恋仲にあった。
CDの中で、犬養先生は、薬草採り後の懇親会のざれ歌(宴会での座興の歌)説があるが、これを否定。座興にしても、昔のご夫婦がこんなやり取り、すごいですね。
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オカモト ノブジ/65歳/男
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