2022/6/9
【可愛い子には旅をさせよ】
中3になった息子は相変わらずの不登校で、自転車で柏市の不登校支援施設「学習相談室」に毎日通っています。
通い始めた頃は、ただ行って学習して帰ってくるだけだったのですが、今ではそこにいる子達や指導員の皆さんとのコミュニケーションもちゃんと取れているようで、すごく落ち着いています。
学習にも前向きに取り組んでいるようです。
世の中では「受験生」と言われる歳になり、その自覚も少なからずあるみたい。
息子のおかげで私の中にあった「不登校」の固定概念もなくなりました。
不登校の子もその親も、学校に行けないことに苦しんでいるイメージがありましたが、息子の場合は「ただ学校には行ってないだけ」で、規則正しく健康的に明るく生活してて、他の子と何にも変わらない。
むしろ、行きたくないと分かっている学校に惰性で通わせていた時より、今の方が遥かに平和な毎日です。
たぶんいろんなパターンがあると思うのだけど、少なくても「学校に行けない」「学校に行かない」ことに罪悪感は持たなくていい。
今の日本の学校教育が肌に合わない子どもがいたって、それは子どものせいではない。
柏市だけでそーゆー子が500人以上いるのに、未だ学校教育に選択肢がないことが問題であり、教育の課題です。
学習相談室に通い始めて半年くらい経ってから、息子は帰りに少し回り道をしてくるようになりました。
別に目的がある訳ではなく、探検みたいなもので、行ったことない道を通り、頭の中で地元の地図を拡げていっているようです。
そして、春休みに知人の息子さん(同学年)が自転車で撮り鉄の旅をした話をしたら、自分も遠くに行ってみたいと言い出しました。
「道」に興味があるようで、地元柏市を通る国道6号線の端っこまで行ってみたいとのこと。
北の端っこは東北地方まで続いているので、とりあえず南の端っこの東京日本橋辺りを目指したいと。
そんなに行ってみたいならゴールデンウィークにやってみようか?ということになりました。
でも、不安だったんです。
私が。
まだスマホ持たせてないのでGPSもないし、必要な時に連絡を取れない息子が、ちょっとやそっとじゃ迎えに行けない場所に保護者なしで1人で行く。
初めてかも。
公衆電話を使う練習も兼ねて、ちょいちょい家に連絡することを約束してくれました。
その日はよく晴れた休日。
ちょうど私と夫は体調を崩していたので、1歩も外には出ずに家で録り溜めたドラマを消化しながら、息子からの連絡を待ちました。
「川越えたよ」
「今、スカイツリーの真下」
「さっきお昼ごはん食べた」
「東京駅に着いた」
「そろそろ引き返すね」
「松戸市に入った」
ドキドキしたけれど、思ったよりずっと早く、息子は東京に行き、家に帰ってきました。
あの日を境に、やはり息子は少し変わった気がします。
やり遂げた達成感とか自信が生まれたのかな。
話していて前にはなかった余裕みたいなものを感じる時があります。
そして、私も変わりました。
息子を前よりずっと信頼するようになりました。
気がつくと以前より少しだけ大人扱いしている気がします。
子どもは親の持ち物ではありません。
一人一人個性があって、人格があって、親とは違う考えを持ちます。
導くのも大切だけど、きっと任せる、気持ちを尊重する、離れて見守るということでしか成長できない部分がある。
これくらいの歳になれば、親とはある程度距離を取った方がいいし、プライバシーを侵さないことも大事です。
頭ではそーゆーのちゃんと分かってたつもりなんだけど、息子にいつまでもお子ちゃまであってほしい、保護下にいてほしい気持ちが私の中にもあったみたい。
それを今回少し手放すことができたのだと思います。
たぶん親離れより子離れの方が難しいんだわ。(^_^;)
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