2026/7/12
県土整備常任委員会で、木更津港の海上清掃や小糸川から流出する竹木・流木対策について質問しました。
まず、木更津港湾事務所管内(小糸川河口も含む)で海上清掃を行っている清掃船「きよみ」について、30年以上運用している事を事前に調査していたので、現在の運用状況と今後の更新方針を確認しました。
県からは、清掃船は現在も週3回程度、港湾区域内の海上清掃を実施しており、大きな支障なく稼働しているものの、船体の老朽化が進んでいることから、令和8年度に更新に向けた設計を行う方向で検討しているとの答弁がありました。
私はこれに対し、木更津港には世界有数の鉄鋼関連企業が立地しており、流木などが港内に流れ込むことで出荷作業に影響が出ているとの声を紹介しました。そして、更新するのであれば単に新しい船に替えるだけではなく、より処理能力の高い清掃船を導入すべきと要望しました。
続いて、小糸川の竹木対策について質問しました。
工業用水を取水する人見堰には、流れてきた竹木や流木を回収するスクリーンや除塵機、浮遊物誘導フェンスなどの設備が設置されているのか確認したところ、県からは「人見取水堰にはそのような設備は設置されていない」との答弁がありました。一方で、河川内の竹木については、緊急浚渫推進事業債を活用し、計画的に伐採・搬出を進めているとの説明でした。
私は、日本製鉄の全天候型バースでは、小糸川から流れ込んだ竹木や流木の影響で船舶が出航できない日があり、出航が1日遅れるだけでも多額の経済的損失が発生するとの話を紹介しました。
その上で、「日本製鉄が今後さらなる設備投資を検討する際、港が安定して利用できないことは大きなマイナス要因になる。10億円、20億円の設備投資が必要であっても、竹木や流木が港へ流れ出ない仕組みを整備した方が、長期的には地域経済にとって大きなプラスになる」と強く要望しました。
君津市の鉄鋼関連企業は日本の粗鋼生産を支えています。海外企業に負けないためにも行政側もしっかりとサポートするべきだと思います。
今後も現場の声を県政に届け、地域経済を支える港湾機能や治水対策の充実に向けて取り組んでまいります。
↓大雨の時、川を流れ下る流木

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