2026/6/15
本市スポーツ中核施設である
伊丹スポーツセンターを大規模改修。
改修内容はコチラ↓
人工芝のイメージ
整備方針(案)の特徴
陸上競技場フィールド、野球場外野、
テニスコートに「人工芝を使用する」。
その理由
利用制限が無く稼働率が上がる。
凸凹が無く、均一性を保持。
天然芝より維持費が安い。
2月に報告を受けた時、
なんとなく「モヤっ」とした。
この整備方針を受けて
今から実施設計に入るという。
「モヤっ」を調べてみると、
懸念点がどんどん出てきた。
公共が今から整備する施設には
天然芝を使うことが当然では、
と思うようになった。
主な理由は2つ
❶コストの問題
❷マイクロプラスチック問題
以下、整理してみる。
❶コストの問題
天然芝は維持管理が大変なので、
圧倒的に人工芝の方が低コストと
思い込んでいたが、間違いだった。
2023年12月、東京都町田市議会、
人工芝と天然芝のコスト比較を
質問された都市整備担当部長は、
市内人工芝公園グラウンドと、
市内天然芝スタジアムを、
面積約5,000平米に換算して、
次のように答弁している。
人工芝が約3億1,400万円、
天然芝が約2億3,000万円となり、
天然芝のほうが安価になる。
長期的視点でみると、
人工芝は一定期間で張り替えるため、
これを何回か繰り返すことになる。
なお、この計算は、
同額で張り替えした場合。
❷マイクロプラスチック問題
↑
人工芝からマイクロプラスチックが
環境中に放出されることを防ぐには、
人工芝を適切に管理することが重要です。
側溝や集水桝の中に金網やメッシュの
フィルター設置で流出抑制を図る。
これらの方法で
どれほど流出抑制が出来るのか。
■テニスコート砂入り人工芝におけるマイクロプラスチック流出抑制対策ガイドライン(東京都多摩市)
多摩市は「ガイドライン」作成にあたり、
人工芝製造企業3社と共同で、
マイクロプラスチック流出抑制を
調べる実証実験を行った。
(ガイドラインP13―19)
人工芝の設置後5年経過した
人工芝コート4面の推計損耗量、
いわゆる消耗量は年間42kg、
テニスコート1面で10.5㎏。
一方、排水溝・集水桝等に
各種フィルターを設置し、
適切な維持管理をした結果、
最も補足量が多かった値は、
コート2面、約4ヵ月で約304g。
テニスコート1面で456g。
マイクロプラスチック10.5kg発生、
そのうち流出を防いだ量は456g。
補足率は5%にも満たない。
乖離が発生する要因として、
(ガイドラインP20)
越流水とともに流出、
テニスコート内に滞留、
側溝以外から流出している
などの可能性と分析している。
この実証実験から分かること、
流出抑制ガイドライン策では、
その多くを防ぐことは不可能
という事実。
海や川で見つかるマイクロプラスチック
最大の流出源は人工芝と指摘されている。
★海洋流出させてはならない
★流出策では防げない
そうなると
これ以上、人工芝を使わない、
これ一択になるのではないか。
近年、マイクロプラスチックは
大気から多量に見つかっており、
人体への影響も懸念されている。
それでも人工芝を使う理由は?
市の見解を聞いてみた。
〔質問2-2〕につづく
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