2026/5/12
【視察報告】市民会館・市役所の複合化(R8/5/11 埼玉県秩父市)
公共施設建設整備検討特別委員会で埼玉県秩父市を視察させていただきました。
現在、足利市では市民会館と市役所の複合施設を競馬場跡地に整備するため、複合施設の基本計画策定にむけ検討を進めています。その参考にするため複合化先進事例を視察することが決まりました。同市は人口約 54,000人、面積は577k㎡と広大ですがその87%森林が占めています。
◾️時代に合わせた設計
まずは延床面積ですが、庁舎、市民会館を合わせ約 9,926㎡で、従前の施設に比べ1,297㎡の縮減に成功しています。市民が利用する市民会館はできるだけ減らさず、庁舎を削減されたとのことです。持続可能な公共施設マネジメントを確立する上で、その象徴たる施設で断行されたことは今後に向けた重要な布石だと感じました。
■事業費と財源
総事業費は65億3000万円で、昨今の物価高騰の時代に入る直前(H26年竣工)であったため、抑えられている印象ですが、応札がなく事業費を増額した経緯があります。財源については合併特例債32.2億円、基金22.4億円が当てられています。
■コンパクトな庁舎と洗練されたホール
眺望を意識した設計で、武甲山が望める窓が多く配置されていました。執務室はコンパクトに設計され、委員会室なども可動壁でセパレートできるようになっていました。
市民会館のホールは1007 席でこちらも従前の1100席から微減させています。舞台までの距離が近く、椅子の間隔は余裕を感じ、居心地の良い空間だと感じました。小ホール的役割のけやきフォーラムは平土間で、こちらも可動壁があります。シンボルであった欅を囲むように作られたガラス張りのスペースもがあり開放的でした。
■新市役所・市民会館への反映
ホール機能と庁舎機能の合築イメージを掴むことができました。利用者の動線や庁舎スペースの縮減についても利点や課題も見えてきました。施設の稼働率を上げ、さらにコストを削減するために、会議室、楽屋などの重ねづかいもできると更に効果的と感じました。今回の知見を今後の議論に生かしてまいります。






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